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幻の翼
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幻の翼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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★★★☆☆ | ||||
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前作『百舌の叫ぶ夜』がなかなか楽しかったので、その続編である本作を読んでみましたが、残念ながら前作の面白さには届きません。 本作も中盤あたりまでは、前作同様面白く楽しめます。 大杉警部補の明星美希に対する「あのツッパリ女が男に惚れたという。なんともかわいいじゃないですか。私はそれを大事にしてやりたいいです」との意見にもホンワカしてしまいます。 そして、巨悪に絡む事件の裏事情を把握する警視正の津城俊輔の存在感が大きくなっています。 大杉警部補も津城の影のアシスタントとして左遷も受け入れています。 それだけに、ラストの展開にガックリきます。 津城警視、そりゃないでしょう! と思わず突っ込みたくなりました。 これじゃあ、もうドタバタ喜劇です。 B級テイスト満載の強引な急展開に物語の納得性や満足感はありません。 百舌の活躍をもっと描けなかったものかと、なんだか残念な感じもします。 前作は古さを感じさせませんでしたが、本作からは、昭和の作品という感じがしてしまいました。 | ||||
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スペインのイメージが強い作者が、日本の物語を書いていた。 法務大臣、警察官僚、公安 そして KCIAの絡みが なんともいえない雰囲気をかもし出している。 津城警部正 なる正体不明の人間が 策略をめぐらしながら 法務省のしていることを 暴こうとする。 最近聞かなかった ロボトミー手術などが ひとつの物語の中で 展開している。 最後に代官さまよろしく 森原法務大臣が登場してくるのに 少し残念な気がしている。 しかし、そこに出てくる3名のコンビは絶妙な配置でもある。 | ||||
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前作も大概ご都合主義だったが、本作は良くも悪くも「開き直った」娯楽作。極端な設定の場末の精神病院に、超VIPのラスボスが自ら乗り込むあたりは正にハリウッド。ただ本場に売り込むにはヒーロー・ヒロインのアクションが不足気味か。WOWOWは未視聴だが果たして・・・。 | ||||
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ちょっと強引すぎるような・・・。当時は、そうだったかもしれませんが。。。 | ||||
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無理やりつなげた印象がありましたが、百舌の叫ぶ夜よりも、緊張感が緩みました | ||||
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なんやろなこのかっこよさ。 骨太で男気のある芯の強いストーリー。 続いていく負のスパイラル。 面白いです。 | ||||
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え?こんなストーリーあり?と、予想外の結末なんですが、あまりにも悲しいラストじゃないでしょうか?! | ||||
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ドラマを見て、原作を読んでみようと3冊購入。 『百舌の叫ぶ夜』は古さを感じながらも楽しめた。 『幻の翼』は不満もあったけれど、一気に読了。 『砕かれた鍵』は途中で読む気が失せた… 女性の描写が、私には合わない。魅力を感じない。 作者の文体なのか…倉木や大杉などの男性は魅力的なのに。 濡れ場も不要。 | ||||
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本書が刊行されたのは1988年で、学生時代にそれこそ一晩で一気に読んだことを思い出し、久しぶりにKindle版で読み返してみたが、こちらも相応の年齢を重ねたせいか、無駄な濡れ場が鼻につく。『百舌の叫ぶ夜』の時にはかなり抑え気味だったのが、読者サービスのつもりか、途中で不要な濡れ場が出てくると、緊張感が途切れて、次にストーリーに没頭するのにタイムラグが生じてしまう。そんなシーンがなくても読者を十分に物語の中に引き込む力を持った作品だけに、途中でいちいちCMが入るような感じで、一気に読むという訳にいかなかった。ストーリーそのものは非常に面白く、緊張感のあるシリーズになっているだけに、惜しいと思うのは私だけだろうか。 | ||||
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ドラマ化されるというので、「百舌の叫ぶ夜」に続き読みました。 前作で魅力的だった主要人物(倉木、美希、大杉、津城)が生臭くなり 私の中では魅力が薄れました。(大杉さんはよかったけど) 不正を暴くため、正義のためとはいえそこまでやるのかと。 読みやすいし、スリリングな展開はさすがですが、 倉木、美希の危機が辛くて早く先が知りたくて頁をめくった感がありました。 ハードボイルドだからそういうものなのかもしれないけど 汗臭さ、泥臭さ、血の匂い、ときに汚物の臭いまで漂ってきます。 (言い過ぎですみません) 百舌の容赦ない殺しが爽やかに思えました。 私はそんな感想ですが、ラストまで飽きさせないし おおそうだったかっていう驚きもあるので 読んで損はありません。 | ||||
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稜徳会病院で発生した殺人事件の黒幕 森原法務大臣 を追い詰めるべく、倉木警視はマスコミに事件の真相を新聞社にリークしようとする。それを契機に、事件の関係者 倉木、大杉、明星の周りで不穏な動きがみられるようになるのだった ・・・ 公安警察シリーズ第3弾。大傑作『百舌の叫ぶ夜』の続編。 前作が良かっただけに、本作には正直、がっかり。百舌の復活がとってつけたような感じでいただけない。、『百舌・・・』の後日談として決着をつけるのであれば、あえて、百舌を登場させる必要はないのではないかな。北朝鮮の工作員として現れる"新"百舌の正体を、そうそうに登場人物たちが見破ってしまうのも不思議。一応、ひねってはあるんだけど、インパクトがない。 なにより、倉木、大杉、明星らのキャラクターに、湿り気が混じって、前作のクールな雰囲気がダウンしてしまった。 なんとなく読み続けてしまいそうなシリーズではあるのだが。 | ||||
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