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百舌の叫ぶ夜



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百舌の叫ぶ夜の評価: 4.18/5点 レビュー 116件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.18pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全90件 81~90 5/5ページ
No.10:
(5pt)

やめられませんでした。

すごい!ハードボイルドとはこの事!筆者のあとがきも良かったです。そんなに時間かかったなら、もう一度読んでみようかと思います。最初からぐんぐん話しにのめりこんでしまいますよ!
百舌の叫ぶ夜 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:百舌の叫ぶ夜 (集英社文庫)より
4087496015
No.9:
(5pt)

すごい…

逢坂さんの作品は初めて読みましたが、とても面白かったです。
登場人物のキャラクターも個性的でしたし、ストーリーは現実的では
ないかも知れませんが、最後まで一気に読んでしまう魅力があります。
しかし、とにかく驚いたのは、本文が小さい章に分けられていて、
それは公安側と百舌側の視点が入れ替わるということ以外の効果を
もたらしていて読むと混乱をするのですが、最後までたどり着くと、
『うおーーーそういうことだったのかーーーー!!!』
と、感嘆させられます。一読した後に、その法則に則って読み直すと、
ストーリー自体はこんなにあっさりしたものだったのかと思うくらい
です。それくらい、その効果は絶大でした。
百舌の叫ぶ夜 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:百舌の叫ぶ夜 (集英社文庫)より
4087496015
No.8:
(4pt)

騙りの名作

「百舌」は殺し屋の名前。冒頭で「百舌」の兄が能登半島で殺されるシーンが描かれる。一方、東京で殺し屋「百舌」が係わる事件が描かれる。
しかし、読み進めて行くうちに「百舌」に関する描写に対する違和感が読者を襲う。東京の事件よりも、「百舌」の兄の虐殺に係わる真相と「百舌」自身の正体が興味の焦点となる。明かされる真相は、「シャーロック・ホームズの生還」を思わせる苦しい場面もあるが、語りのテクニックが充分活かされ、読者に心地良い驚きを与えてくれる。
日本ミステリの「騙しの名作」と言うと必ず挙げられる程の騙りの名作。
百舌の叫ぶ夜 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:百舌の叫ぶ夜 (集英社文庫)より
4087496015
No.7:
(5pt)

ラストのおまけ?

国産ハードボイルドの白眉にして、「本格ミステリ」のガイドブックにも紹介される懐の深さを誇る、極上のエンタテイメント。
「公安シリーズ」の第1作でもあります。
新宿で起こった爆弾事件を皮切りに、その犠牲者となった女性の夫である公安刑事・倉木、同じく公安の刑事・明星美希、新宿中央署の刑事・大杉、そして「百舌」らが絡み合い、息もつかせぬストーリーを展開してくれます。
さっき死んだ筈の人物がさらっと再登場したりしますが、これは各章が時系列順に並べられていない所為でして、何気なく読み流してると少々混乱してしまうかも知れません。
但し、それが強烈なグルーヴとミステリを生み、抜群の描写力と相まって読者をぐいぐいと引っ張ってくれる筈。
で。
物語のひとつの核になる謎は、後半に差し掛かったあたりで氷解するんですが、そこから更に怒涛の終盤戦へとギアチェンジしつつ突入。
途中で本を閉じるのが困難な、日本を代表するハードボイルド・ストーリーテラー、入魂の逸品。
是非。
百舌の叫ぶ夜 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:百舌の叫ぶ夜 (集英社文庫)より
4087496015
No.6:
(5pt)

最高峰

国内外を問わずサスペンスとして最高峰。
百舌の叫ぶ夜 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:百舌の叫ぶ夜 (集英社文庫)より
4087496015
No.5:
(5pt)

次が読みたい!!

という気持ちにさせられました。最初はなんとなく、女性向きではないかな?なんて思ったりもしたけど、女の私も楽しく読むことができました。
百舌の叫ぶ夜 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:百舌の叫ぶ夜 (集英社文庫)より
4087496015
No.4:
(5pt)

傑作

サスペンス、ミステリー物としてはズバ抜けた緊張感です。
百舌の叫ぶ夜 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:百舌の叫ぶ夜 (集英社文庫)より
4087496015
No.3:
(5pt)

サスペンスのお手本のような極上エンターテイメント

『修羅の終わり』『烙印』など、貫井徳郎のハードボイルドの作品群に近い印象でしたが、これは単に私がそういう作品を読んだことしかないからでしょう。殺し屋“百舌”と、白昼で主婦を巻き込んで起きた爆弾爆発事件。刑事たちと右翼のメンバー、事件の被害者など、様々な角度から一人称形式で描かれるハードボイルド・サスペンスです。さすがは逢坂剛だけあって、各章ごとに目まぐるしく人称が変わるのにも関わらず、抜群に読みやすく、しかもストーリー、謎ともに面白い!小さな謎が積み重なり、最後には思いも掛けない大きな謎が現れるという、このジャンルの王道を行く構成です。○○○○など、ラストで明かしてもいいようなネタまで中盤で明かすなど、数々の謎が序盤から少しずつ明かされるので、最初からラストまで全く中だるみしないのが凄いです。ハードボイルドやサスペンス好きだけでなく、ミステリマニアにも充分楽しめる傑作です。
百舌の叫ぶ夜 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:百舌の叫ぶ夜 (集英社文庫)より
4087496015
No.2:
(5pt)

色あせることのない迫真のサスペンス

新宿の雑踏の中、爆発事件が起こる。被害者はバックを所持していた極左メンバーの筧と、偶然居合わせた公安部倉木警部の妻珠枝。筧を狙っていたテロリスト百舌だが、事件後記憶を失い、雇い主からも追われることになる。自らの記憶を追う百舌、そして、事件の真相を追う倉木・大杉・明星美希、それぞれが交錯し、やがて警察組織の暗部に踏み込むことになる。この後、「幻の翼」「砕かれた鍵」「よみがえる百舌」「のすりの巣」と5作に及ぶ「百舌シリーズ」の第一弾。数多くの代表作をもつ作者だが、私にとってこの作品に初めてであったときの衝撃は忘れることができない。15年以上たったいまでも、決して色あせることのない、迫真のサスペンスである。本作品は1986年、週刊文春のベスト10で2位にランキングされたほか、同じく文春の「二十世紀傑作ミステリーベスト10」で11位にランキングされた。
百舌の叫ぶ夜 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:百舌の叫ぶ夜 (集英社文庫)より
4087496015
No.1:
(5pt)

ぜひシリーズで!

倉木vs百舌シリーズ?最初の物語です。 この一冊を偶然書店で見つけたのが始まり。最終冊?の‘よみがえる百舌’まで一週間、一気に読破してしまいました。さまざまな事件を通して多くの人物がうごめく様はハードボイルドの一言では片付けられない奥の深さです。春の夜、寝不足覚悟で挑戦してください。
百舌の叫ぶ夜 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:百舌の叫ぶ夜 (集英社文庫)より
4087496015

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