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エンドゲーム 常野物語
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エンドゲーム 常野物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 21~26 2/2ページ
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「光の帝国」に収録されていた「オセロ・ゲーム」の続編です。 “裏がえ”さなければ“裏返される” 正体不明の“あれ”と戦って生きなければならない拝島親子の宿命を描きます。 「オセロ・ゲーム」を読んだ頃から感じていたのですが、 “裏返す”だの“あれ”だの、 今度は“包む”“洗う”なんて言葉まで発生してきて、 正直、イメージのしにくい作品です。 後半の複雑さも、まるで読者が信じて読んできたものが 裏返されるかんじで次々と覆されました。 好き嫌いは個人であると思います。 私の場合は、どちらかというと同じ常野を描いた作品でも、 常野の能力が安らぎを与えてくれるような(たとえば「蒲公英草紙」のような) ふわっとしたお話のほうが好きです。 けど、癒しを与えるようなもの、サスペンス調のもの、 いろんな面があるからこその人気シリーズなのでしょうね。 | ||||
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ストーリーに一応のまとまりと整合性をつけた分、平凡な作品になってしまった。「光の帝国」中での異色作「オセロ・ゲーム」の続編である。前半は「オセロ・ゲーム」の謎をひきずったまま、尋常でない緊迫感をみせる。 後半、ひねりの連続で、もうどうでもよくなってしまった。やたら複雑すぎるトリックの謎解きは、かえってスッキリしない。大きなトリックを精緻なリアリティーで支えてほしかった。「オセロ・ゲーム」の世界観が壊れてしまったようで、とても寂しい。 「光の帝国」は大好きな作品だし、中でも「オセロ・ゲーム」は特に好きだ。読者のわがままに過ぎないが、むしろ、あの短編一編のまま放って置いてほしかった。 | ||||
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『蒲公英草紙』よりはサスペンス風味があって、だいぶ面白かった。常野の人々が混乱した状況がよくあらわされているし、結末もよかった。 しかし、やはりこのシリーズは最初の『光の帝国』が一番面白いと思う。続編はどれも薄味で、期待以上の面白さはなかった。第一作が最高というのは、シリーズ物の宿命か。 | ||||
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ドンドン書ければドンドン出版される。 それはいいんだけど、なぜかドンドンとテンションが下がるというか、作家が「お仕事」をするので熱が低下するような気がしてならない。 本書もそうだ。 続編だし、そこもさらに輪をかけて低下気味。 常野の初編を読んだらそう思うかも知れない。 恩田さんの次回作に期待したい。 | ||||
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娘・時子と母・暎子の視点で交互に話が進みます。 あっと言う間に読み進めます。 最後らへんで、予想を裏切る展開もあります。 そして、ラストは、またもや月の裏側のような展開。 ワクワクハラハラしてたのに、またがっかりさせられました。 でも、これが恩田さん流なんでしょうけど。 装丁はある意味ネタバレですね。 | ||||
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「あれ」とは何か。そんなことってあるのか。 そんなことは気せず、上下左右分からなくなってしまうような独特の雰囲気の文章に浸って、とにかく読む。 前作までの常野物語の話はうっすらとしか覚えていなかったけれど十分楽しめました。 | ||||
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