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夜のピクニック
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夜のピクニックの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全421件 81~100 5/22ページ
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| 恩田 陸さんの本始めて読みました。 人物描写が上手くかつ、しっかりしているので読み進めていくなかでもぶれることがない。主役じゃない人物が発する言葉も、この人ならこの場面でこの言葉を使うなぁというのがしっくりくる。 懐かしい青春の記憶を呼び起こしながら読んでいた。特段何かが起こるわけではないから、本を読む息継ぎの時間にはいろいろなことを考えていた。 そのひとつが、この本を読んだ誰もが感じる、高校時代の異性に対する心持ちや友情の共感があると思うのだが、さてその感情の記憶は本当に自分の中に存在しているのだろうか? 高校生という成長のステージでの感覚は失われていない。だって、この小説の世界に見事に反応しているのだから。ただ、リアリティがないのもそれ以上に感じている。この青春という感情の記憶は脳の神経ネットワークのあちこちに散りばめられて格納されていて、今この小説を読むことによって瞬時に反応し、寄せ集められている。 青春時代を過ぎ、もう将来にわたってこの場に訪れることがないと判断した脳の記憶担当は、それを最大限に利用できるカタチ、サイズに分解してあちこちのポジションに配置し格納する。 例えばこんな具合だ、部活での厳しい練習に耐えた記憶は社会での理不尽さに耐え、支える記憶として格納され、友人との喧嘩という重い記憶は、それまでに積み重ねられてきた自己主張という括りの中で、‘誠実さ’と‘生き残り戦略’というラベルを貼られて格納されていたりする。 私には経験のない‘夜のピクニック’というイベントに参加し、太陽の傾き、見過ごしてきた星の数、街の風景、に心躍らせながら見つめる未知の世界が輝きを放たないわけがない。初めは傍観者として参加した夜間歩行なのにいつのまにか、この小説のストーリーと並行して流れる自分の物語を歩いていた。そして役割を終えたと思って散りばめられた感情の記憶が磁石に引きつけられる砂鉄のように高校生の私をこの夜間歩行のゴールに立たせていた。 人間の記憶、いや脳という存在は素敵すぎる。 貴子のかけも、杏奈のおまじないも、恩田陸の想像物だけど、それをフックに感情の記憶によって独自の世界を作るのは読む者の脳の無自覚な試行錯誤によるところなのだ。 | ||||
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| 全校生徒が 24 時間かけて 80 キロを歩く高校の伝統行事「歩行祭」。高校生活を共に過ごした三年間を、振り返りながら過ごすこの特別な夜の話は、青春が凝縮されてて、切ない。自分の高校時代、親友達と過ごした素敵でホロ苦い時間を思い出さずにはいられなかった。ただ歩くだけの話なんだけど、青春を終えた大人達の心にキュンキュン刺激して懐かしい気持ちでいっぱいにしてくれる!もう取り戻せない時間がここにつまってると思った。 | ||||
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| 設定tが非常に面白い。この様なイベントが実際にあるのか? もし自分が高校生の時に参加していたらどの様に楽しめたであろうか。 展開は比較的ゆっくりでストーリーを予測しながら読めて面白い。 恩田睦さんの作品がもっと知りたくなった本でした。 | ||||
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| 恩田陸は歩くことが好きなのである。最近、恩田のアイルランド紀行を 読んだが、ただひたすら丘を歩くためにアイルランドに来たと書いている。 しかも歩いている道の傍らにはいくつもの人物が登場し(幻視)、物語の 片鱗を担いでいる。そのかけらをかき集めると、ひとつの長い小説ができ あがるらしい。 だから恩田にとって、小説を書くという行為は、創造でもなく、妄想でも なく、(縄文時代に私たちが狩猟採取生活をしていたように)ひたすら みちばたに落ちていることばのかけらを拾い集め繋ぎ合わせる作業なのである。 なーんてことをこの本を読みながら考えた。鍛錬歩行祭(ただひたすら 24時間歩き続ける)というじみな環境設定のもとで、高校生たちのこころの ゆらぎ(葛藤)がごく自然に描かれる。そしてその葛藤が歩いていくうちに ゆっくりとほぐれて溶けていく。歩行祭はこどもがおとなに脱皮する ときの通過儀礼のようだ。 ・・昼と夜だけではなく、たった今、いろいろなものの境界線に いるような気がした。大人と子供、日常と非日常、現実と虚構。 歩行祭は、そういう境界線の上を落ちないように歩く行事だ。・・ 個人的には、脇役の脇役である、内堀亮子(自分勝手なこどものような女)と 高見浩一郎(お調子もののすごく性格のいいやつ)が面白いと思った。 恩田はこのふたりをどこで拾ったんだろう。 | ||||
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| 昼、夕方、夜、夜明けから朝へと。変化する感情のまま皆んな新たな友情を深めて行く。"ただ歩くだけするだけの行事を'観る'のがこんなに特別なものだとは思わなかった“ 本を読む一番の理由がみんなと喜怒哀楽を共感できるからと言う事を又も思い知らされた。何でも無いような事をここまで活字に麗しく描写して感動を与えてくれる恩田さんは最高です。でも時々描写がクドイ為、星4つ。 | ||||
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| 時間を忘れてつい徹夜して読んでしまう本に会えるのは稀である。 この恩田陸の「夜のピクニック」は、正にその稀な一冊である。 毎年一回、夜を徹して80kmの距離をひたすら歩く行事「歩行祭」がある高校が舞台。 卒業を控えた三年生の二人の男女が主人公。 西脇融と甲田貴子である。 高校生活最後の歩行祭に参加したこの二人を軸に物語が展開してゆく。 ただ主人公たちが友達と一緒に夜通し歩くだけのイベントの話なのに本当に物語に引き込まれてしまい、夜通し本を読んでいる自分と夜通し歩いてる彼らの時間が一致してきたこともあり物語への没入感が半端ではなかった。 作者の人物造形の見事さとストーリーテリングの巧みさが素晴らしい。 主人公の二人だけでなく彼らを囲む友人達も素晴らしく非常に魅力的である。 様々な葛藤を抱えている彼らがそれらに向き合い、そして乗り越える事で人として成長して歩行祭を終えるという正に青春小説の王道ともいえる物語の構成も甘酸っぱくそして清々しく非常に好感が持てた。 | ||||
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| 直木賞の審査員達はこの作品 『夜のピクニック』 を直木賞に決定していれば、その後、才能が徐々に枯渇しての、あんなヘンテコな作品を 【ごり押し】 で直木賞にするという後ろめたいことをしなくても済んだのに・・・・・・。 ◎ 文庫本では出版社が儲からないのでダメなのですか? ◎ この年の直木賞は、新潮社の順番ではなかったのですか? 私は、 ≪恩田さんの作品の中では≫ 1番だと思いますよ。彼女にとっては、これで精いっぱいでしょう。お世辞にも、内容に深みがあるとは言えませんが楽しい小説です。 | ||||
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| 高校生たちが深夜にひたすら歩いていく行事、その間に交わされる会話、物語がどこまでもみずみずしく美しい | ||||
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| 学生時代を彷彿される小説です。甘酸っぱい感じが面白かったです。 | ||||
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| 正直、自分には青春って物を感じた記憶がないのです。 こんな高校最後のイベントがあったなら、きっと一生モノの記憶でしょうね。 青春を感じた人もそうで無い人も読んで損はないと思います。 | ||||
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| 「じゃあ、あたしが歩行祭で、密かに賭けてたことがあったって話は?」 この文を読んで、なんだか妙な達成感がありました。 意図せず真夜中寝ずに読んだのですが、静かな夜に本の世界観に没頭できて良かったです。 読んでて楽しかった。 | ||||
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| おっさんでも、昔の自分に戻れる魔法の物語。久々に読書する充実感を味わえました。 | ||||
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| 賢くてルックスも良い高校生たちが、八十キロに及ぶ歩行をしながら、愛や友情や憎しみや赦しといった感情がごちゃまぜになった時を過ごすというお話。 この年代のコらの感情の著し方が上手い作家さん。仕草や視線で、登場人物たちの戸惑いや沸騰する怒り、深い哀しみが伝わってくる。このイベントを通し、複雑な家庭環境にいる男女二人の関係性を中心として、彼らを取り巻く人々の思いが徐々に明らかになっていく。 感情的な揺れと身体的な疲労の末の、ラストの爽快感は一読に値する。あぁ、若いって素晴らしい!と感嘆。 | ||||
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| 何気なく過ごす人生も、その時その場でしかできないかけがえのない経験の積み重ねであることを、改めて感じました。 自分を客観視することができるようになることが大人になることであっても、泥くさい感情にまみれて、悩みながらもなんとか1日1日を過ごした日々が懐かしくもあり、そのような日々がもう来ないことへの微かな寂しさを感じました。 | ||||
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| 普通のミステリー、推理小説とはまた違う感じでいつの間に読み終えてしまう。 大人の自分では学生モノはチョットと感じていましたが、読んでみたらスラスラ読めました。 | ||||
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| 青春を昭和で迎えた世代には必ずあった学校祭。思い出として残るシーンを一つ一つ綴る文章は巧みである。軽やかに読み進めることができるお勧めの一冊である。 | ||||
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| 10年ほど前、スポーツジムの女性スタッフさんに、「おススメの本はありますか」と尋ねたら、 即答で「恩田陸の『夜のピクニック』です。私も、お母さんに教えてもらいました」と聞いて、 その後、多部未華子主演の「夜のピクニック」(2006年)をDVDで観ました。 本書は、2005年に「第2回 本屋大賞」を受賞されています。 映画の予告編で、「ならんで一緒に歩く。ただ、それだけなのに、どうして、こんなに特別なんだろう」の言葉に、 この物語の魅力が凝縮されている。 北校鍛錬歩行祭は、1年から3年の全校生徒、約1200人が、朝8時から翌朝8時まで、80キロを歩く。 これは、著者の母校の「歩く会」がモデルになっている、 映画で見る以上に、恩田陸の小説は、心理描写と情景描写に素晴らしさを感じる。 17歳の思い、それぞれの夢、家庭環境、社会への問い掛けなど、歩きながら語る。 大好きな人への思い、視線、行動、戸惑い、この1日が、想い出になる。 時空を越えた出逢いは、幻想かも知れないけど、大好きな人と歩きたくなる物語です。 | ||||
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| もんげぇ~。 気になるあの子は、あの人は、俺の、私の、“きょうだい”なんて! 神も悪戯画すぎるじゃないの? 人に好かれたないなら、人を好きになれることだ。 やさしくされたいなら、やさしくしよう。 自分を信じてほしいなら、人を信じよう。 夢にときめけ!明日にきらめけ!(ROOKIES 川藤幸一)。 我々がマネジメントできるのは,過ぎた過去でも、いまだ来ない未来でもなく、今だけであり、今を楽しめない奴は、人生をエンジョイすること能わず、後悔あるのみ。 人生は、恋愛は気愛だぁ~! | ||||
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| 久しぶりに青春ど真ん中の小説を読みましたが、やはりいいものですね。なんとも甘酸っぱいような。何とも自分の心までリセットされたような気持ちです | ||||
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| 蜜蜂と遠雷を読んでから、こちらを読むと、キーマンの少年がダブる。でも、問題なし。ちょっと、難しい問題を変わった催し物で解決するストーリーは、それほど違和感がなく受け入れられ、一気に読めた。久しぶりに2日で読んだということは、面白かったということ。 | ||||
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