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夜のピクニック



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【この小説が収録されている参考書籍】
夜のピクニック
夜のピクニック (新潮文庫)

夜のピクニックの評価: 3.97/5点 レビュー 573件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.97pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全421件 221~240 12/22ページ
No.201:
(5pt)

似たような

似たような行事を中学校時代経験しました。(たったの)20kmを日中に歩くだけですが・・・。当時感じた疲労感、終盤の不思議な高揚感、連帯感が本作品からも伝わってきました。それだけ本物なんだろうと思います。理屈っぽい(よく練り上げられている?)恩田作品が多い中、珍しくストレートに共感できる作品でした。
夜のピクニック (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜のピクニック (新潮文庫)より
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No.200:
(5pt)

多分年をとったからだと思う

他の人のレビューを見て思ったのだけど、年をとったから、だからこそこの本に共感できるんだと思う。
今しかない。
今は今しか経験できない。
だから、背伸びして大人にならないで良い。
どっぷり、今につかっていて良い。
子供時代は子供の時にしかできないってことに、結局大人になってから気づく。
この本がファンタジーであるとすれば、子どもたちが「今しかない」ってことに子供の時に気づいちゃうっていう、そのあり得なさではあるのだけど。
大人のノスタルジーとしては、ありだなあ、と思うのです。
ちゃんと子供をできなかった大人が、大人になってから子供をやり直そうとしてもがくさまを毎日のように目の当たりにするにつけ、子どもの時に斜に構えずにちゃんと子供であればよかったのだろうか、と、ふと思うことがあるからかも知れません。
特に前半が秀逸だと思う。
食わず嫌いをせずにもっと早く読むべきだった。
夜のピクニック (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.199:
(5pt)

蘇る後悔

本作品に出てくる「歩行祭」と同じイベントが、私の母校にもありました。
真夜中に駐車場でワイワイ騒いで、近所のおじさんに怒鳴られたりしたものですよ。
私は、「とにかく早くゴールしたい派」で(本作品にもそういうヤツがいますね)、友達とダベることもなく一目散にゴールを目指していました。
内心は、女子とお喋りしながらちんたら歩いて、楽しそうにゴールする人たちのことを羨ましく思っていましたけど^^;
でも、「俺はそんなキャラクターじゃねぇし」と硬派ぶったりしてね。
素直じゃなかったなぁ・・・。
社会人になって同窓会があった時、既に人妻になっていた高校時代の憧れの女性から、「あの時、一緒に歩こうと思って探したんだよ〜」と衝撃の告白!!
「うわぁぁぁぁ青春し損なったぁぁぁ!!」と激しく後悔しましたよ。
本作品の終盤で、主人公の1人である融が「もっと、ちゃんと高校生やっとくんだったな」と後悔の言葉を漏らします。
が、私から言わせると、「何言ってんの融。ギリギリ間にあったじゃん。贅沢言うなよ」ですよ(笑)
読了後に私が抱いた感想は、こうです。
『青年には青年にしか、中年には中年にしか、お年寄りにはお年寄りにしか生きられない人生がある。前ばかり見て突っ走るのではなく、ゆっくり歩きながら隣にいる誰かと笑いあうことこそが、豊かな人生なんだ。』
青春時代はいささか生き急いだ感がある私ですが、おっさんになった今は、思う存分おっさんを楽しむ所存です^^
夜のピクニック (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜のピクニック (新潮文庫)より
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No.198:
(5pt)

食わず嫌いしないで、早く読めばよかったです

あまりに話題になった本なので、ちょっと敬遠していたのですが・・・
なんせ、「せかちゅう」で笑っちゃうようなどす黒い腹をしているので(笑
読んでみて、びっくり。
すっきり爽やかな読後感。
といっても、よくある、「青春時代の美化」とも違い、
登場人物みんなが、ひねくれていたり、ゆがんでいたり、自己中だったり、
でも、それがまた可愛らしい(笑
食わず嫌いしないで、早く読めばよかったです。
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4101234175
No.197:
(5pt)

忘れかけた青春

青春を小説で描く事は非常に難しいと思う。例えば青春ドラマのように嘘っぽく熱いシナリオを書く事は簡単かもしれないけれど、多くの人にとって青春とは振り返ってみて「あんなこともあったなぁ」と懐かしく思えるほんの日常的なことの中にあるものだと思う。青春と思えることって、野球ならホームランのように派手なものではなく内野安打的出来事の積み重ねの中にあるものだと思う。その意味で本書は高校時代の歩行祭というたった一日の行事の中から青春と呼べるエッセンスを上手く取り出して描いていると思える。読み終わって、なんとなく懐かしく、嬉しく、寂しく感じるのは、それだけ著者が上手く青春を描いているからだと思った。
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No.196:
(4pt)

今を生きる者へのエール

 この作品は、読者誰もが持つ青春時代への郷愁、憧憬、
そして後悔などを否応もなく思い出させてくれる。
 彼・彼女らは、融となり貴子となり、忍となり美和子と
なり、複雑な感情を抱えたまま、青春時代をやり過ごそう
する二人に共感し、心配して、二人の邂逅に心からの祝福
を贈る。
 しかし、多くの者にとって、青春はそのように美しいも
のではない。それは青春に限ったことではなく、人は生き
ている限り、人に出会い、別れを積み重ねていく。気持ち
が届かない、理解できないそんな悲しみや後悔を抱えたま
ま、大切な人との別れを経験する者も多いだろう。
 そんな者に、この作品はエールを送っているように、私
には思える。
 人生を送る限り、いつも今この瞬間、目の前にいる大切
な友に仲間にそして家族に、心を開いて気持ちを通わそう。
そうすれば、世界はますます広がり、それまでと違う景色
が見えてくると。
 そんな清々しい希望を感じた。
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No.195:
(4pt)

感情移入は出来なかったけれども…

異母兄弟である甲田貴子と西脇融。
学校行事の歩行祭を通じて起こる二人の運命はいかに?
僕自身はキャラクター達に感情移入できなかったものの、
自分には経験できないことを読書を通して間接的に経験できるというのは
素晴らしいことだなと思わせてくれる作品でした。
本当にストレートな作品で人気があるのも頷けます。
特にキャラクターの心理描写は上手いです。
青臭いけれども戻りたくなる気分にさせてくれますね。
夜のピクニック (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.194:
(5pt)

非日常的な出来事がなぜか臨場感をもって味わえる

高校を卒業したのは遠い昔のこと。
卒業した高校には夜の歩行祭なんて行事はなかった。
ましてクラスの中に異母兄弟がいることもない。
こうして並べてみると非日常的なことだらけの空想物語である。
しかしなぜだか彼らが長い道のりを一歩一歩進むときには、
自分も同じように歩いているようなそんな気分になる。
歩行祭の道のりと同じく文章そのものもとても長い小説だが、
ゴールに近づくにつれ達成感ともになぜか寂しい気持ちになっていくのは
読み手も同じこと。
なんだかせつなくてさわやかな物語だった。
夜のピクニックAmazon書評・レビュー:夜のピクニックより
4103971053
No.193:
(4pt)

甘酸っぱい気分になる一冊

ひたすら歩く。そんな行事の話なのに、引き込まれます。
単調な物語にならないところが凄いですね。
読後感は爽やかです!
自分の高校時代を振り返って、甘く切ない気分になりました。
精神的にも体力的にも疲れていた時期に読んだ本なのですが、癒されました!
現役で学生の方よりも、学生時代を懐かしく思い出す年代の方におススメしたいです。
夜のピクニック (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.192:
(5pt)

最大級の人生賛歌

一晩歩き続ける行事「歩行祭」
貴子を中心として高校生の心の機微をみごとに描ききった修作である.
今,ここを生きる人達にうってつけである.
歩くだけ。
ただそれだけのことが
なぜ特別な感情を抱かせるのか。
それは、
私たちが
日々歩いたり、
走ってみたり、
ちょっとつまずいたりしていることと
実は同じなのだ。
偶有性に満ちた世界の中で、
今、ここを生きていくしかない私達。
それは楽しいことばかりでは無いだろう。
受け入れなくてはならない現実問題に
うんざりすることも多い。
人はそれを大人になるという。
しかし、歩ききったとき、
あるいは途中でバスに拾われたとしても、
最後にはその一回きりの体験に
いとおしさがこみ上げてくるのではないだろうか。
この小説の読後感のように。
この小説は、
最大級の人生賛歌である。
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4101234175
No.191:
(5pt)

青春を思い起こす

高校時代の清々しさを思い起こさせてくれる一冊です。
人物の微妙な心理描写をうまくしていて、
思わず読み進めるうちに自分自身を投影してしまいます。
さまざまな登場人物がいるので、一人は自分に似たキャラクターがいると思います。
青春小説として心に刻まれる一冊です。
夜のピクニック (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜のピクニック (新潮文庫)より
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No.190:
(5pt)

それを魔法と呼ぶのなら

大きく息を吸って、ゆっくり吐く。深呼吸。
そんな風に、頭を空っぽにして読める本です。
頭を抱えてしまうような、困難や現実を抱えながら、
それでもきっと無駄ではないと信じてみたくなります。
読むのが大人の人ならば、甘酸っぱい痛みを感じるかもしれません。
でもきっと、それだけではない、やさしい気持ちになれる本だと思います。
本文で印象的な台詞を引用してみます。
「世の中、本当にタイミングなんだよな。順番といってもいいけど」
そしてこの台詞の前にこんなエピソードがあります。
“ある本を読むタイミングを間違えてしまった。もし間違っていなければ”
「この本は絶対に大事な本になって、今の自分を作るための何かになってたはずなんだ」
これに尽きます。
私はこの本を読んだ時、高校を卒業した後の秋でした。
読んだ時「これを中学生の時に、いや高校生の時に読めていたなら」と、
思わずにいられなかったです。
(とはいえ、現役の中高生では伝わらない部分もあるし、
読むタイミングの難しい本だとも思ったのですが)
中学のやり残しは高校でもできますが、
高校のやり残しは大学ではどうにも出来ません。
だから個人的には、後1年の学生生活を残した高校2年生に送りたい一冊です。
この本を読んで、思い切り眩しい時間を過ごして欲しい。
そんな本です。
夜のピクニック (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.189:
(4pt)

小気味いい直球

恩田陸に関しては、あまりいい印象がなかった。
夜のピクニックの単行本を買う前に、どんな作家なのか知りたくて、「図書室の海」を読み、こんな中途半端なものを出して読者を馬鹿にしているのかと思っていたからだ。
そして、映画化による早すぎる文庫化。
本屋大賞という一点にのみ賭けて、本書を手に取った。
最初は批判的な眼で読んでいたが、途中から自分の高校時代とシンクロし、夢中になっていた。
巧いとは思わなかったが、あまりに球筋のいい直球だっただけに読後感も心地よい。
これなら、単行本を買ってもよかったかなと思っている。
将来に思いを馳せる主人公二人ではないが、今後の恩田作品の取り扱いが難しいなぁ。
以上が以前書いたレビューですが、今もう一度書いてみて、
この本の内容をほとんど覚えていないことにびっくりしている。
夜のピクニック (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.188:
(5pt)

主人公に過去の自分と「思い出」を重ねる

誰にだってある、懐かしい学生時代。
同じ「夜の歩行祭」は経験せずして、いつのまにか自分を登場人物たちに重ねている。
懐かしい、過去のことを思い出して気付けば、ページをめくる指が止まっている。 
この「夜のピクニック」は、たった一夜の話。
だけれど、「何日もかけてこの作品を読む」と、
一章一章終わるごとに、目を閉じて、昔懐かしい思い出に浸って眠りにつける。
本来の作品以上に厚味を増した充実感を、充実した時間を、きっとすごせる。
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4101234175
No.187:
(4pt)

タイトルの通り

今月末に映画が公開されるようなので、試しに読んでみました。
読んでいて自分の高校時代が懐かしくなりました。
この手の題材は、作者がへたくそだと青臭い青春小説になってしまうと思うのですが、本作は登場人物の内面をしっかりとらえた読み応えのある作品だとおもいます。
なんでも歩行祭というのは、作者の母校(水戸一高)で実際にある行事らしいです。
高校時代に読んでいたら歩行祭に参加したくなったでしょう・・・
どうも良いことですが、恩田陸さんって女性の方だったんですね。男性だと思ってましたw
夜のピクニック (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.186:
(4pt)

高校生の皆さん!ぜひ、がんばって読んで欲しいです。

日常生活は、意外に細々としたスケジュールに区切られていて、雑念が入らないようになっている。チャイムが鳴り、移動する。
バスに乗り、降りる。歯を磨く。食事をする。どれも慣れてしまえば、深く考えなくても反射的にできる。
むしろ、長時間連続して思考し続ける機会を、意識的に排除するようになっているのだろう。
そうでないと、己の生活に疑問を感じてしまうし、いったん疑問を感じた人は前に進めない。
だから、時間を細切れにして、さまざまな儀式を詰め込んでおくのだ。
そうすれば、常に意識は小刻みに切り替えられて、無駄な思考の入り込む隙間がなくなる。
なるほどなあ〜と思った作中の文章であります。
夜のピクニック (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.185:
(5pt)

青春小説の傑作

長かった活字離れもこの本でようやく終わりました。
兎に角、電車の中、授業中、休憩時間も、場所時間問わず一目散に読破しました。何度読み返したのでしょう、ここまでボロボロになった本は他にありません。
歩行祭、という修学旅行とはまた違った行事が題材となっていますがこれがまた良い味を出しているのです。修学旅行なんて結局ただの楽しい旅行にすぎませんが、歩行祭は修学旅行にはない過酷さを持ち合わせています。その過酷さから救ってくれるのは誰でしょう、友達であったり、好きな人であったり、兄弟であったり・・これらの人間関係が面白く描かれています。
友達、恋愛、親子関係、様々なテーマの青春小説がありますが、たまには兄弟もどうでしょうか。
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4101234175
No.184:
(4pt)

さわやか

全校生徒が夜を通して80キロ歩きとおす「歩行祭」。
ただ歩きながら、おしゃべりしながら、それぞれがそれぞれの想いを胸に抱えていて……
読みやすかったです。
何度も出てくる杏奈の
「みんなで夜歩く。ただそれだけのことがどうしてこんなに特別なんだろう」
という言葉がずっとページの上で回っていたような気がします。
読んでいて、一緒に足が痛くなった気がしたり、呼吸が苦しくなるような気がしたり、といろいろと疑似体験ができました。
貴子と融の確執を軸にしたストーリー展開も、派手すぎず染みすぎず、すーっと馴染んできました。
さわやかなお話でした。
夜のピクニック (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.183:
(4pt)

決して熱くないけど、青春!って感じ。

目的地まで歩いて、そしてもどってくるという一風変わった卒業行事。
そんな中でいろんな感情が交差していく。
それぞれの思いがかさなっていき、そして距離的にも気持的にもゴールしていく。
いわゆる青春の一こまをとりあげている作品なのですが、
決して熱くなく、まがっているわけでもなく、極端でもなく、
ごくごく普通にたんたんとすぎていきます。(ほんとは秘密のある関係なのですが)
でも、読ませる!最後まで本当にはらはらしながら読み進めました。
自分の学校でそんな行事があったら、どんな気持ちで参加していたのだろう?
上位をめざして作戦をたてるのか(これはないなぁ)、最後だからと、
何とか好きな人と近づきたいと思うのか、
親友と友情を確認して、それを語りながらゴールしたいと思うのか?
18歳。ちょっと痛い感じの気持ちが思いだされて、切なくなりました。
夜のピクニック (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.182:
(4pt)

恐るべしピクニック

タイトルからまさかこんなにヘビーな学校行事の話とは思わなかった。ピクニックではない。競歩会という感じ。歩行祭の描写があまりにもリアルですが、著者はこんな体験を高校生活で送ったのかな?
人物の関係性としては“こんな偶然みたいなことあるのかな?”とも思いましたが、会話などは“私も高校時代はこんなことを話してたのかしら?”と懐かしく思うものでした。
夜のピクニック (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175

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