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三月は深き紅の淵を
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三月は深き紅の淵をの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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最初のページに心臓をわしづかみにされたが、それは名作からの引用。それ以降は退屈きわまりなく、作家としての力量が段違いであることを思い知らされるのみの辛い三百余ページだった。この作者は異母兄弟が「ツボ」なのかね。受賞作「夜ピク」にも使用された設定だそうだが(未読)、ここではそれが筋の中で全く生きていない。 第二章は夜行列車の中での会話が中心だが、あんなに(当人同士では)盛り上がる突っ込んだ会話が、人皆寝静まる夜行列車の中で可能なのか、そこからムカムカした。 まだ二作しか読んでいないが、どちらも「ひどい」としか言いようがなかった。当たりはずれのある作家さんらしいが、相性が悪いらしい。 | ||||
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これは「悪夢」という他はない。 それ以外の言葉は見つからない。 | ||||
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紹介文にひかれて購入しましたが2話目で挫折しました。恩田さんの作品は何作か読んでいますが、私にとっては当たり外れが大きい作者です。 本作の登場人物たちは、ある架空の本についてすごく思い入れや知識があって、それについてひたすら語っていきます。読者としては初めて触れる本なので、登場人物たちと本に対する思い入れや知識に大きなギャップがあるわけですが、それを埋めるパワーが本作にはなく、ついていけませんでした。 | ||||
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え~、本書を読まなくても、「麦の海に沈む果実」&「黄昏の百合の骨」は、十分に愉しめたっす。 | ||||
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ページ数が多すぎる。 内容はいいということはわかるのですが、長すぎる。 読むのが大変だった。 | ||||
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「黄昏の百合の骨」を何の気なしに読んだところ、どうも情報が足りないと思い調べたところ、まずはこの本を読むという書き込みを見つけたので読んだのですが。 第3章まではまだよかったのですが、最後の回転木馬で私の理解の範疇を超えました。 理瀬は出てくるけれど、他の人(たぶん別の小説?)も唐突に出てくるし、伏線と言えばそうなんでしょうけど強引な気がしました。 また、作者が私になったり彼女になったりするのも混乱しました。 こういう作品を理解できないと自分に何が足りないような気にさせられて落ち込みます。 わからないなら商業的な有名な小説でも読んでなさいって言われている気分。 でもせっかくなので、書き込みに書いてあった順番で読み進めていこうと思います。 | ||||
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何が言いたいのか分からない。物語りの中でこの幻の本を誰が書いたのか推理していくのだが。それかもう、誰がこの三月は紅きを書いたのかもどうでもよくなった。表紙と題名に惹かれて買ってみたが、何故かというと以前読んだイマムラアヤ先生の本の表紙と同じイラストだったからだと思う。本当にすばらしい絵である。著者はSF やミステリーに造詣が深い方である。作品の中にも随所に散りばめられていてすごく詳しいんだなと思った。私には難しかった。 | ||||
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ミステリーファンで、とにかくたくさん読んでいます。アマゾンのレビューは大変参考になり、本選びにフル活用させて頂いています。でも自分では一度も書いたことはありませんでした。そんな私が、どうしても書きたくなったのがこの本です。あちこちに稚拙さが目立ち、物語に入り込めませんでした。内容に文句があることはあっても、このようなケースにはあまり遭遇したことがなく、どうしてこの本が高評価なのかさっぱりわかりません。どなたかが書かれておられたようですが、編集者の人は気にならなかったのでしょうか。。。ただ、アイデアはおもしろいと思いました。この方の発想力に文章力・構成力がそなわれば、よかったのに。。。などと。。。えらそうなことを書いてしまい申し訳ありませんが、これが率直な感想です。ご参考まで。 | ||||
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同作者の『ロミオと・・・』は一気読み、『真夜中・・・』はじっくり楽しんだのですが、何故だか読み続けるのが面倒で、3章途中で止めてしまいました。この本と同じタイトルの小説が作中で書かれた由来についての短編集だと思うのですが、1章は「この作者の書いた小説、面白くなさそう!」と思ってしまい、2章は友人の知らなかった一面を見てしまった恐怖感にぞくぞくしましたが、何故か続きへの興味が持てませんでした。ですが、他の作品を面白く読んだ私がつまらないと感じてしまったのも、作者の作風の多彩さの証明になるのかもしれないと思いました。数年経って読んだら、また感想が変わるかもしれません。 | ||||
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第三章までは、物語に引き込まれ一気に読み進みました。 ところが、第四章で意味がわからなくなりました。 私に理解力が無いのが問題ですが・・・。 しかしながら、再読することは無さそうです。 もし恩田陸を知らない人がいたら、他の作品を薦めたいと思います。 | ||||
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同タイトルの本をめぐる4つの物語の連作短編集と最初は思ったのですが …… 。 第一章は非常に面白かったのですが、段々と意味不明になり、結局、その本が何だったのか、 よく分かりませんでした。 調べたところ、別作品とリンクしていて、それらを読むと、スッキリする部分もあるようなのですが、 1冊の本として、これは如何なものかと、些か疑問に思います。 第一章のスタイルで物語が進んでくれたなら、もっと高評価できたかもしれなく、 大変残念ですね。 | ||||
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綺麗なタイトルに惹かれて買った一冊です。 四章構成になっていて、いきなり第一章から苦戦でした。 恩田陸さんの作品をはじめて読んだので、こういうものかもしれませんが、 一つ一つのセリフが長すぎてちょっと疲れました。内容は面白いんですけど。 第二章と第三章はとても面白くて一気に読めたんですが、第四章で完全に挫折しました。 私の理解力が足りないため、前の段落と後ろの段落に出てくる人物がごろごろ変わり、 読んでるうちに話がつながらなくなり混乱してしまいました。 ほかの方のレビューのように、いつかまた読みたくなるかしら。 | ||||
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においだけで、ご馳走は食べさせてもらえなかったような気分。こんな文学てあるの だろうか。タイトルに釣られて「麦の海に沈む果実」と2冊揃えで買った。「麦」を 先に読み、後でこの本を読んだのだが、「麦」よりはこの方が良い。四話の短編として そこそこまとまっているし、女性らしい繊細な情景描写も生きている。しかし、紙幅が 饒舌とペダントリーで満ち満ちていて読みづらかった。昔に読んだ、小栗虫太郎という 人の「黒死館殺人事件」というすごいペダントリーさに閉口した小説を思い出した。 なお、四話のなかでは、第三話が一番ミステリーらしい。第四話で理瀬の物語が「麦」の 先取りで出てくるのはどうだろうか。 新機軸かもしれないけれど、こんなタイトルだけで中身はまるで違う真面目な読者を 嵌めるような小説は好きでない。 | ||||
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美しいタイトルに惹かれて買いました。読者をひっぱってゆく文章力・演出力のある作家で、そこそこ読ませるんですが、なんというかオチがイマイチですね。ミステリというのはやはり伏線が複雑であればあるほど、素晴らしい大オチを期待して読みすすむんですが、それがなかったので消化不良気味でした。他の作品にもこの「三月は深き紅の淵を」という本がちらりと出ていたりするんで、ひょっとしたら何かの超大作の一部なんでしょうか? | ||||
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恩田陸の大ファンの私だが、正直この本は何が面白いのかサッパリわからなかった。『三月は深き紅の淵を』という幻の本をめぐるさまざまな話が4章に分かれて入っているのだが、それぞれの章に関連性が薄く、しかもそれぞれの章が中途半端すぎて何が言いたいのかわからなかった。おそらくいいたいことを詰め込みすぎたのだろう。第一章は『三月は~』を大きな屋敷から探し出す話。4人の老人と主人公の若者との腹の探り合い。この章が一番恩田陸らしくて面白かったと思う。第二章は二人の女性編集者が『三月~』の作者を探しに出雲へ旅をする話。所謂オチがありきたりで、予想がついてしまった。第三章は異母姉妹の事故死の真相を暴くミステリー。一番ちゃんとした小説っぽい章。しかし、オチがきれいに丸く収まりすぎて(?)、物足りなさを感じた。またこの章では恩田陸らしさがあまり感じられなかった。第四章は恩田陸自身の一人称で書かれた、『三月~』を書くときの話。『麦の海に沈む果実』へつながる描写が多数あり、その部分に興味をそそられるが、『麦の海~』を読んだ後に読むと、未完成に感じ、あまり面白みを感じなかった。以上ひたすら文句を述べてきたが、これはおそらく私に合わなかっただけだろうと思われる。非常に複雑な構造の神秘的な作品であることは確かなので、時間に余裕のある方なら、一度読んでみてもいいかもしれない。 | ||||
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薦められて読んだけど、やっぱりハズレでした。いわゆる「正統派」の読書をしている(著者の死後も人々に読まれつづけているしっかりとした作品もたくさん読む)ような人には、この小説は粗が目立って、きっと読んでも面白く感じられないと思います、たぶん。プラスのレビューが多い中で、こういうレビューは失礼かもしれないけど、いちおう私のような感想をもった人もいたということでご容赦を。あくまで好き嫌いの問題でしょうけど。 | ||||
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