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メドゥサ、鏡をごらん
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メドゥサ、鏡をごらんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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序盤は良かったけど、話を広げるだけ広げて畳めずに叙述トリックもどきで誤魔化す消化不良の終わり方。 展開もくどかった。 時間の無駄。 | ||||
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内容は世にも奇妙的な理不尽なホラー。 引き込ませるような事象は起きるがそれらは特に理由がない。全部意味はない。意味付けもない。 すべてはそういう霊の現象でした、で終わってしまう。ジャンルとしてはリングに近い気もしたが無責任な広げ方はそれとも違う。こんなに無駄に長い文章にする必要も全くない。 5分で読める奇妙な話くらいのネタを長々と書かれた本。 ポリタンクにガソリン保存はやめとけ。 | ||||
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普通に推理小説なのかと思って読んでしまった。 謎が解けることを期待して、途中からはほんの少しでもの救いを求めて、吐き気を我慢して読んだのに救いようのない幻想小説だった。 「どこまで酷い設定にできるか」だけを楽しんでるみたいでやりきれない。 なのにここまでやっておいて、肝心のストーリーはありがちで消化不良って・・・。 結局、浮かばれないキャラを一人世に送り出しただけじゃないか。 読まない方がいいです。 すごく後悔です。 想像の産物とはいえ、小さな女の子をここまで惨く虐める設定は必要ない。 | ||||
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別にホラーでもなければネット上で騒がれるような怖いものでもない。っというよりも全然怖くない(^^;)。それよりも後半部分で「はぁ!?、なんじゃこりゃ(笑)」って思いましたね。これはホラーではなく、文章の構成を考えて作った「トリックもの」、「不条理もの」ですね。要するに現在と過去が変化する不条理な時間軸において文章構成によるトリックものですね。なんだか結果的には古典的なミステリでよく見られる常套手段のようなものです。私自身もその部分において気がつきましたね。ネタばれとして(先にネタばれ的なことを書いて申し訳ございません)、アガサクリスティーの「アクロイド殺し」を読まれた方なら真相はわかるかもしれませんね。また文章の構成のトリックにおいては綾辻行人の「迷路館の殺人」を読まれた方ならわかるかもしれませんね。っといってもジャンルは多少異なるにしても綾辻行人さんの方がストーリーやトリック等において全然上ですけどね。雲泥の差ですね。(^^;)まぁ多少ホラーという点では仕方ないですが。それから後半部分に行くにつれてホラー映画のリングの焼き増しみたいに感じられました。あとこの作品と関係ないことですがリングや呪怨、着信アリは別に怖くないというか子供騙しですね。呪怨とか着信アリは特に失笑ものですね(^^;)。とにかくこの本は「怖くねぇ、何なんだよ!!」って言いたいですね。物語のオチ的に何じゃこりゃって感じで残念な作品でした。ネット上や世間でかなり怖いと評判の作品ですが正直期待ハズレでした。ネット上においてなんで皆さんがそんなに怖がるのかどうかが理解できません。 | ||||
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すっげー、 夢中になって読みました。 これだけの謎を、 どう、 解決するんだろう。 って。 で、 結果・・・解決しませんでした。 合理的な説明は一切なし。 SFホラーでした。 そうじゃないと思って読んだたから、 がっかりでした。 最後の方まで、 まさか、このままじゃない、よね。 と思ってたんだけど、 そのままでした。 ん〜、残念。 つまり、 発送や展開は上手でしたけど、 どうしてそうなったのか、 ということはどうでも良かったんですね。 気を持たせる書き方が、 余計に腹立たしかったかな。 ホラー好きなら、楽しめるかも。 | ||||
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作者が自分で張った伏線や仕掛けを収束させられず空中分解してしまったので、 ありがちで安っぽいホラー描写や人格・時制の混乱、メタフィクションなどの ハッタリをかましながら、必死に誤魔化しているだけの無残な失敗作だと思う。 「メドゥサ」という魅力的なキーワードに作者自身が雁字搦めになっている。 この扱いにくい言葉を作中に何とか捻り出すために用意されたエピソードの 何と嘘臭くて悪趣味で無理矢理なことか。恐怖や悲惨以前に滑稽ですらある。 万が一、あの登場人物が恨みから化けて出るとしたら、それは作中ではなく、 こんなトンデモ話をでっちあげた作者・井上夢人の前にこそであろう。 「王様は裸だ」ではないが、ここで高得点をつけるレビュワーの多くが挙げる 「途中まで真相が分からず最後までぐいぐい引き込まれる」というのは本当か? この程度の見え見えの人格錯綜の仕掛けが見抜けぬほど読者はナイーブなのか? 私は逆に、随所でここまで分かりやすいほのめかしをしてくるのは、最後に 度肝を抜くドンデン返しが用意されているからでは…と勘ぐって読んでいたが、 ほのめかし通りの展開にしかならなかったので、別の意味でびっくりした。 その意味でもファンとは本当にありがたいものだが、生憎と私はこの作者に ほとんど思い入れがないので率直にいう。羊頭狗肉もいいところだった。 ホラーだからミステリとしては三流でもいいなどという免罪符はない。 「合理的な解決を敢えて放棄した」のではなく、もっと単純に 「意余って力足りず解決できなかった」だけのことではないだろうか。 | ||||
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井上夢人の作品としては完全な失敗作。 ラストまで一気呵成に読ませる筆力は相変わらずたいしたもの。途中で退屈することは一切無い。 主人公が体験する異常なる“何か”が、日常に潜む軋みとして現れ、次第に説明不能の恐ろしい状況へと拡大してゆくさまは、実に面白く、この謎を通じて我々をどのようなワンダーランドへと導いてくれるのかと、期待は高まるばかり。 だが、タブー云々の真相が語られるあたりから、雲行きが怪しくなっていく。 井上作品には珍しく、自分で広げた大風呂敷のたたみ方がわからなくなってしまったようで、時制と人称を混乱させるプアな手法に逃げた挙句、自分の作品に取り込まれるミイラ取りへとオチを収斂させてしまった。 超自然なるものを核とすることに異論があるわけではない。それはそれで全く構わないのだが、不合理なるもの説明不能なるものに、超自然ならば超自然なりの整合性をもたらすことこそが、井上夢人に読者が期待することであろう。 そういう意味では、全くの期待はずれの作品である。 ・・面白ければそれでよい?・・ ひょっとして井上夢人を買いかぶっているだけなのか?だとしたら非常に残念だ。 | ||||
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いきなり謎の死から始まり、謎が謎を呼び、序盤から中盤にかけてのおもしろさはハンパじゃないです。グイグイ引き込まれ、読むのをやめられません。しかし後半にかけて?な部分がだんだん多くなり、ラストを読んでしまうとがっかりです・・・結局謎は謎のまま、曖昧な部分が曖昧なまま残りすぎて、なんとも納得できません。ツジツマとかどうでもいいからとにかく怖い小説がいいという人にはオススメです。かなり怖いですよ。 | ||||
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