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扉は閉ざされたまま
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扉は閉ざされたままの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 21~24 2/2ページ
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本格ミステリを読まなくなって久しいですが、ページも少なめで、『このミス』でも紹介されていたので、気軽に読んでみました。 幼稚な人物にデタラメな動機というのは予想通りでしたが、今回感じたのはそれ以上の“白々しさ”です。児童殺傷が日常的に起こりうるご時世には、もうこの程度の人たちは珍しくもないし、特別でもないんですよね。かといって、古典でもない。ただの幼稚な人たちを「知的」に摩り替えるのは、そろそろ限界かと思います。 人間的に非常に「狭い」人たちが、勝手に殺したり殺されたりして、好き勝手に議論するだけの話でした。適度に贅肉が削ぎ落とされていて、テンポ良く読めるので、いわゆる「オタク」を満足させるには良い本かもしれません。ただ、これが本格ミステリの代表格で、今年の2位ですと言われてしまうと、あまり本を読む時間のない社会一般の人は、「なんだ、やっぱり本格ミステリというのは大人の読み物ではないな」という認識を新にするのではないでしょうか。 かつては本格ミステリも、『このミス』も大好きだった自分だけに、敢えて辛辣なことを書いてしまいました。中高生ぐらいにはウケるかもしれません。私も当時はこんなのが好きでした。 | ||||
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きちんと書けていて、「本格ファン」には受ける作品かもしれませんが、ひとりよがりの主人公とその幼稚な論理が好きになれませんでした。 | ||||
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登場人物の行動があまりに非常識すぎるのが気になってあまり楽しめなかった。 | ||||
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一部で高評価を得ているようだが、まったく面白く感じられなかった。曖昧なロジックをレトリックでごまかしているような印象を受けた。唯一感心したのはウィスキーの手がかりだけだった。そのほかの手がかりはどうとでも解釈できるように思う。特に、人がどのような行動をとるのが「自然」かということに基づく論理が多すぎるのがよくないと感じた。推理に対する反例となる自然な行動をいくつも思いつけた。この作品が倒叙ものでなかったら、推理に疑問を感じる読者がもっと多くなったかもしれない。犯人像や、犯人vs探偵の心理戦は漫画『デスノート』の安易な模倣としか思えない。犯人の動機も、人を助けるために人を殺すというのはナンセンスとしか思えなかった。しかも犯人は罰せられないかもしれない結末になっているので、どんな理由であれ人を殺すのは罪と思っている自分には不快だった。作者はこの犯人を本当に高潔だと感じているのだろうか?もしそうだとしたら作者の倫理観には賛同できない。最初から最後まで密室が開かれないという試みのほかは見るべきものがない作品だと思った。 | ||||
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