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愛しいチグサ
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愛しいチグサの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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| 『愛しいチグサ』…傑作! 昨日(1/21)の朝、ふと思い立って、島田荘司の新作を検索したら、…僥倖、なんとまさにその日に刊行されたばかりの作品があった。 すぐ本屋へ走り購入。昨夜、一気に読破。 ——やっぱり島田荘司だ。 まだ、こんな傑作を書ける。 作中で言及されるスコットランド民謡「アニーローリー」をスマホで流しながら読み進め、いやはや……泣いた。 2020年に英語で発表された近未来SF恋愛ミステリーの日本語版とのこと。 逆輸入翻訳ゆえか、どこか村上春樹的な空気もあるが、あの“軽さ”とは違う。 島田荘司の密度は、体感で20倍は濃く熱い。 表現の差異はあれど、手塚治虫 『火の鳥 復活編』からの影響は明白だ。 あとがきエッセイがあるのだから、そこへの言及がなくてはならなかったと思う。 それでも、島田荘司の語り口はやはり巧みで、来るべき時代の恋愛の姿を見事に描き切っている。 直木賞ノミネート作『夏、19歳の肖像』や、御手洗潔シリーズ屈指の人気作『異邦の騎士』で描かれた「悲恋」が、ここでも、島田荘司の精神的な“若さ”を伴なって立ち上がる。 チグサは、女神のように美しかった……‼️ だが、それだけでは終わらない。 人間の動きや感情すら支配する電気信号を一種の神になぞらえ、アーリア民族の大移動から世界史を洗い直し、原発、そしてAIへと接続していく大胆さ。 島田作品に顕著な女性論もある(^◇^;) 主人公を中国人に設定したのも、『三体』への目配せだろうか? 相変わらず欲張りで、スケールが大きい。 まさに「ゴッド・オブ・ミステリー」島田荘司である❗️ ……いやはや、マジ感動しちゃった…。 | ||||
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| 島田荘司最新作は、なんと「SF恋愛小説」です。 といっても書き下ろしではなく2020年にロンドンで英訳で出版された小説なので2020年頃に書かれたものらしいです。 ネタバレになるので書きにくいですが6年前はあまり考えられなかった時代の進化を予見しているかの内容に驚きました。 内容は令和版「異邦の騎士」といった感じですかね。 「異邦の騎士」では記憶喪失の青年が孤軍奮闘する話でしたが 「愛しいチグサ」では大事故により身体と脳の一部が機械化された青年が主人公です。 独りぼっちの青年がチグサという女性と出会い恋愛する物語。 物語の閉塞感、孤独感が島田荘司節全開で「異邦の騎士」を彷彿とさせますね。 ラストも感動的で、説明不足な部分もありそれは読者の想像に任せる終わり方。 本編は170ページ程度の中編。 プラス30ページほどの後書きも、島田荘司の小学生時代の話からSF論、占星術殺人事件の秘話など盛りだくさんで面白かったです。 | ||||
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