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(アンソロジー)

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横丁の名探偵 犯人当て小説傑作選



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【この小説が収録されている参考書籍】
横丁の名探偵 犯人当て小説傑作選 (創元推理文庫)

横丁の名探偵 犯人当て小説傑作選の評価: 5.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

総じてレベルの高いアンソロジーです

犯人当てアンソロジーの第2弾。
発表年が1972年~1990年ということで、第1弾と比べ、犯人当て小説として先鋭化され、また洗練されてもいる。
収録作は以下の7編。

「横丁の名探偵」
:謎を解くためにはとある知識が必要で、当時は(今も?)常識の範疇なのかもしれないが、その点でやや不満が残るものの、落語形式の文体が楽しい。

「アリバイ不成立」
:途中まではなかなか読ませるものの、解決に至って拍子抜けの感は否めない。

「埋もれた悪意」
:作者は京大推理小説研究会出身で、そのブランドに恥じない会心の一作。
 隅々まで行き届いた伏線の妙と意表を突くプロットは、犯人当て小説として群を抜いている。
 本作が1977年ごろに書かれたという事実に驚きを禁じ得ない。

「ダイヤル7」
:作者お得意の逆説的なロジックはないものの、その分、地に足のついたロジカルな推理が楽しめる。
 いつもどおりの伏線の巧みさと相まって、堂々たる犯人当て小説の風格がある。

「聖バレンタインデーの殺人」
:ショートショートならではの切れ味鋭いプロットを備えた秀作。

「ひとりじゃ死ねない」
:本作の作者も京大推理小説研究会出身。
「埋もれた悪意」同様にハイレベルな作品で、絶妙なミスディレクションに複数のトリックを組み合わせ、一読忘れがたい印象を残す。
 現在まで著作が一冊きりというのが残念でならない。

「時鐘(とけい)館の殺人」
:弱点はあるものの趣向を凝らした端正な犯人当て小説で、本アンソロジーの掉尾を飾るにふさわしい出来。
 作者の早逝が惜しまれる。

以上、7編。総じてレベルの高いアンソロジーです。
横丁の名探偵 犯人当て小説傑作選 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:横丁の名探偵 犯人当て小説傑作選 (創元推理文庫)より
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