殺人配線図
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単純な事故死だと思われた出来事から、鮮やかかつ意外な真相が導き出される本作。 本作でも、丁寧な推理、巧妙なミスリード、細かい伏線は健在。 そんなテクニックを駆使しながら、最終的にはすべてのピースが収まるべきところに収まるという、本格ミステリならではの快感が味わえるお手本のような作品。 加えて、宝探しの興味もあるサービス精神がうれしい。 しかも、それが本筋とはあまり関係ないと思わせておいて、最終的には真相と深く結びついているあたりは心憎いばかり。 短めの長編ながら、濃密なプロットを備えていて、大いに楽しめました。傑作でしょう。 | ||||
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古本特有の中身の焼けはありましたが全体的に状態が良かったです!しおりも付いており、当時のお酒の広告の写真のもののようです(^ー^)作品もわくわくする内容です。 | ||||
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「林の中の家」と「殺人配置図」の二作品が収録されています。 「林の中の家」は仁木悦子・雄太郎の兄妹シリーズです。 悦子が取った電話。 「お兄さんいらっしゃる? すぐこちらに来て」 その後、悲鳴があり、電話は切れる。 電話の主は、雄太郎の知らない人だという。 しかし、気になり二人が現場に行くと 中年女性が殺されていた。 「殺人配置図」 こちらは仁木兄妹シリーズではありません。 旧友塩入とバッタリ再会した吉村。 資産家塩入家は、 両親が亡くなったため塩入の従妹みどりを 引き取っていた。 そのみどりの周辺で みどりの父(塩入の叔父)の助手が行方不明になったり、 奇怪な事件が続いていると告げられるが、 その矢先殺人事件が…。 昭和ですね。 みどりさん25歳。 今だったら 両親が他界したからといって 伯父さんの家に引き取られたりしません。 なぜか長編なのに二編収録。読むの大変でした。 今は文庫本化されています。文庫本の方が読みやすいです。 昭和を懐かしく思い出させる作品です。 | ||||
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仁木悦子のミステリには、どこかほのぼのとした明るさ温かさが漂っている。殺人などの犯罪を描くミステリ、ほのぼのした明るさも何もないもんだと思う人もいるかもしれませんが、実際そういう印象を受けるのだから仕方ない。犯罪の被害者、時には加害者にまで向けられる優しげな眼差しが作品に温かみを与え、さらにそれが読後感をスッキリとした良いものにしている。本作は解説の著者の言葉によると、趣きをかえてオドロオドロしいものを書こうと意図していたとのこと、古びた洋館での殺人が書かれていて、いかにもな舞台設定なのですが、やっぱりいつもの調子です。意図していた雰囲気が出ていないので、もしかしたら著者にとっては不満の残る作だったかもしれませんが、読む側としてみれば、ヘタに変わったりしておらずに安心して読むことができます。仁木悦子のミステリはいつもの調子で十分におもしろいのですから。最近の、読む前から疲れてしまいそうなほど長大で、しかも重苦しい内容のミステリにお疲れの方いませんか?そんな方は仁木悦子のミステリを一冊どうですか?そんなに長くもなく、重苦しくもない。粒ぞろいの楽しいミステリがそろっていますよ。 | ||||
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仁木悦子のミステリには、どこかほのぼのとした明るさ温かさが漂っている。殺人などの犯罪を描くミステリ、ほのぼのした明るさも何もないもんだと思う人もいるかもしれませんが、実際そういう印象を受けるのだから仕方ない。犯罪の被害者、時には加害者にまで向けられる優しげな眼差しが作品に温かみを与え、さらにそれが読後感をスッキリとした良いものにしている。 本作は解説の著者の言葉によると、趣きをかえてオドロオドロしいものを書こうと意図していたとのこと、古びた洋館での殺人が書かれていて、いかにもな舞台設定なのですが、やっぱりいつもの調子です。意図していた雰囲気が出ていないので、もしかしたら著者にとっては不満の残る作だったかもしれませんが、読む側としてみれば、ヘタに変わったりしておらずに安心して読むことができます。仁木悦子のミステリはいつもの調子で十分におもしろいのですから。 最近の、読む前から疲れてしまいそうなほど長大で、しかも重苦しい内容のミステリにお疲れの方いませんか?そんな方は仁木悦子のミステリを一冊どうですか?そんなに長くもなく、重苦しくもない。粒ぞろいの楽しいミステリがそろっていますよ。 | ||||
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