陽の翳る街
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
陽の翳る街の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『陽の翳る街(昭和57年)』では、推理小説研究会「モザイクの会」の男女4人が素人探偵として殺人事件の犯人を追いかけます。 最初は4人で協力して事件を究明していましたが、しばらくするとお互いに情報を隠すようになります。仲の良い4人組だっただけに、彼らの行動にハラハラさせられます。 この作品は、他の仁木作品のような明るさや爽やかさは少なめです。また、子供や猫は日常描写程度にしか登場しません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初は推理を楽しむ一集団だったのですね。 定例会の終わりに殺人事件に出くわしたことから 彼らの行動に変化が訪れます。 被害者は誰から聞いても「殺される理由がわからない」といわれる ある化粧品会社の家のお手伝いさんの女性。 でも、彼女にはある過去があったのです。 はじめのうちは謎の多かったこの事件も 展開が進んでいくにつれて 痛ましい別の事件が絡んでくることとなります。 そして、やがて欲望も見え隠れしていきます。 面白いのですが、事実を追うのが 終盤はつらくなってしまうかもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
推理小説マニアの男女4人が結成している「モザイクの会」。 この4人が偶然事件に出くわして、素人探偵として調査をはじめる。 こう書くと赤川次郎が書きそうなポップな明るいストーリー展開を想像するけど、そこまでの明るさはないですね。 主人公たちの会話は爽やかなんですけど、「陽のかげる」とあるようにストーリーの根底部分は明るくはないです。 推理小説としては標準的なおもしろさでした。 商店街の割と平凡な生活と、1970年代当時の街並みをきりとったような推理小説です。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|