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陽の翳る街



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【この小説が収録されている参考書籍】
陽の翳る街 (講談社ノベルス)
陽の翳る街 (講談社文庫)

陽の翳る街の評価: 3.67/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

推理小説研究会「モザイクの会」男女4人が殺人事件を追いかける

『陽の翳る街(昭和57年)』では、推理小説研究会「モザイクの会」の男女4人が素人探偵として殺人事件の犯人を追いかけます。

最初は4人で協力して事件を究明していましたが、しばらくするとお互いに情報を隠すようになります。仲の良い4人組だっただけに、彼らの行動にハラハラさせられます。
この作品は、他の仁木作品のような明るさや爽やかさは少なめです。また、子供や猫は日常描写程度にしか登場しません。
陽の翳る街 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:陽の翳る街 (講談社ノベルス)より
4061810030
No.2:
(4pt)

事件に直面した4人の推理マニアたちは…?

最初は推理を楽しむ一集団だったのですね。
定例会の終わりに殺人事件に出くわしたことから
彼らの行動に変化が訪れます。

被害者は誰から聞いても「殺される理由がわからない」といわれる
ある化粧品会社の家のお手伝いさんの女性。
でも、彼女にはある過去があったのです。

はじめのうちは謎の多かったこの事件も
展開が進んでいくにつれて
痛ましい別の事件が絡んでくることとなります。
そして、やがて欲望も見え隠れしていきます。

面白いのですが、事実を追うのが
終盤はつらくなってしまうかもしれません。
陽の翳る街 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:陽の翳る街 (講談社ノベルス)より
4061810030
No.1:
(3pt)

爽やかだけど暗い

推理小説マニアの男女4人が結成している「モザイクの会」。
この4人が偶然事件に出くわして、素人探偵として調査をはじめる。
こう書くと赤川次郎が書きそうなポップな明るいストーリー展開を想像するけど、そこまでの明るさはないですね。
主人公たちの会話は爽やかなんですけど、「陽のかげる」とあるようにストーリーの根底部分は明るくはないです。
推理小説としては標準的なおもしろさでした。
商店街の割と平凡な生活と、1970年代当時の街並みをきりとったような推理小説です。
陽の翳る街 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:陽の翳る街 (講談社ノベルス)より
4061810030

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