女は帯も謎もとく
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1982年にトクマ・ノベルズとして出たものの復刊。 新橋芸者の「まり勇」を主人公とした短篇ミステリ5話が収録されている。 もともと1976-77年に雑誌連載されたもの。戦後直後の初代まり勇と、70年代の二代目まり勇の物語と両方があり、それぞれ世相をよく写しているところがおもしろい。とくに朝鮮戦争を背景とした「さらば、愛しきゲイシャよ」は、あまりにも馬鹿馬鹿しくて楽しい。 ただ、5話ともミステリとしては物足りない。不備や矛盾が……。 軽くて色っぽい文章を味わうべき一冊か。 | ||||
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東京は築地に生まれ育った、置屋「分梶村」の芸者まり勇は自他ともに認めるミステリ好きで、自称「ミステリ芸者」。 このまり勇姉さんが出会った五つの事件を描いた連作短編集。 五つの事件それぞれに「ユーモア・ミステリ」とか「リドル・ストーリー」などと副題がついていて、それにあった展開を見せる事件が語られていく。 なかでも「奇妙な味」と副題のついた『藤棚のある料理店の謎』は、結末がわかりにくい、文体がですます調で緊張感に欠けるなど欠点はありますが、まさしく「奇妙な味」の傑作です。 主人公まり勇がよく書けているのに対して、全体的にミステリとしては弱いのが残念でした。 | ||||
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東京は築地に生まれ育った、置屋「分梶村」の芸者まり勇は自他ともに認めるミステリ好きで、自称「ミステリ芸者」。 このまり勇姉さんが出会った五つの事件を描いた連作短編集。 五つの事件それぞれに「ユーモア・ミステリ」とか「リドル・ストーリー」などと副題がついていて、それにあった展開を見せる事件が語られていく。 なかでも「奇妙な味」と副題のついた『藤棚のある料理店の謎』は、結末がわかりにくい、文体がですます調で緊張感に欠けるなど欠点はありますが、まさしく「奇妙な味」の傑作です。 主人公まり勇がよく書けているのに対して、全体的にミステリとしては弱いのが残念でした。 | ||||
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