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女は帯も謎もとく



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女は帯も謎もとくの評価: 3.00/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

描き出される世界は魅力的

1982年にトクマ・ノベルズとして出たものの復刊。
 新橋芸者の「まり勇」を主人公とした短篇ミステリ5話が収録されている。
 もともと1976-77年に雑誌連載されたもの。戦後直後の初代まり勇と、70年代の二代目まり勇の物語と両方があり、それぞれ世相をよく写しているところがおもしろい。とくに朝鮮戦争を背景とした「さらば、愛しきゲイシャよ」は、あまりにも馬鹿馬鹿しくて楽しい。
 ただ、5話ともミステリとしては物足りない。不備や矛盾が……。
 軽くて色っぽい文章を味わうべき一冊か。
女は帯も謎もとく (トクマノベルズ)Amazon書評・レビュー:女は帯も謎もとく (トクマノベルズ)より
419152447X
No.2:
(3pt)

ミステリ芸者大活躍

東京は築地に生まれ育った、置屋「分梶村」の芸者まり勇は自他ともに認めるミステリ好きで、自称「ミステリ芸者」。 このまり勇姉さんが出会った五つの事件を描いた連作短編集。 五つの事件それぞれに「ユーモア・ミステリ」とか「リドル・ストーリー」などと副題がついていて、それにあった展開を見せる事件が語られていく。 なかでも「奇妙な味」と副題のついた『藤棚のある料理店の謎』は、結末がわかりにくい、文体がですます調で緊張感に欠けるなど欠点はありますが、まさしく「奇妙な味」の傑作です。 主人公まり勇がよく書けているのに対して、全体的にミステリとしては弱いのが残念でした。
女は帯も謎もとく (トクマノベルズ)Amazon書評・レビュー:女は帯も謎もとく (トクマノベルズ)より
419152447X
No.1:
(3pt)

ミステリ芸者大活躍

東京は築地に生まれ育った、置屋「分梶村」の芸者まり勇は自他ともに認めるミステリ好きで、自称「ミステリ芸者」。
このまり勇姉さんが出会った五つの事件を描いた連作短編集。
五つの事件それぞれに「ユーモア・ミステリ」とか「リドル・ストーリー」などと副題がついていて、それにあった展開を見せる事件が語られていく。
なかでも「奇妙な味」と副題のついた『藤棚のある料理店の謎』は、結末がわかりにくい、文体がですます調で緊張感に欠けるなど欠点はありますが、まさしく「奇妙な味」の傑作です。
主人公まり勇がよく書けているのに対して、全体的にミステリとしては弱いのが残念でした。
女は帯も謎もとく (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:女は帯も謎もとく (光文社文庫)より
4334776361

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