■スポンサードリンク
銀河ヒッチハイク・ガイド
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
銀河ヒッチハイク・ガイドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全61件 1~20 1/4ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトルとカバーイラストに惹かれて購読しました。ストーリーは一癖ある登場人物たちがさまざまなトラブルに遭い、それを切り抜けていくというものです。 まだ1巻しか読んでいないのですが、軽妙な語り口で、SF小説としても面白い作品なので、普段こういったジャンルの本を読まない人にもおすすめできます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大好きな映画を、書籍で読む。 久しぶりの衝動はとあるBarで出会った女性との会話からだった。 「原作は読んでないのですが?」 それを言われたら、読まない理由はない 読んだ。 読みにくい類だったか、映画を見ていたおかげで頭の中で映像化でき、大変楽しめた。 UKの文化や言語、皮肉の表現方法をもっと知っていれば、更に楽しめたと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
相当頭のいい人が書いたのだろう。よくもこのようなアイデアが出るもんだ。見てきたような嘘とは、このことだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
イーロン・マスクの人生を変えた一冊!だということで、どんなものだろうかという興味で読んでみた。地球人の主人公が、様々な宇宙人と出会いながら銀河をヒッチハイクするSFである。多種族間コミュニケーションであり、ちぐはぐながら話が通じる相手もいれば、まったく相容れない相手もいる。そうした多種族間コミュニケーションがコミカルでもあり、次々と起きる出来事が奇想天外でもあり、読んでいると楽しく、あっという間に読み終えてしまった。しかし、本書の最後は「軽く腹ごしらえとしゃれこもうぜ。行き先は”宇宙の果てのレストラン”だ」で締めくくられて物語が続くことがほのめかされるので、終わらないのだ。実に5冊からなるシリーズになっている。 めちゃくちゃで絶体絶命なことばかり起きるのに、なぜかラッキーが続いて生き延びていく。助かることが確率的にものすごく低くても0ではないので、死なない。まるで、最新のマルチバース宇宙論のような極端な確率の世界である。 「けたたましいガンク・ミュージック(ゴシック・ロックとパンク・ロックを融合させたロック・ミュージック)が<黄金の心>号の船室に響きわたった。」というくだりがある。まさにそうしたちょっとやばそうな音楽が本書のBGMにぴったり合いそうだ。キリング・ジョークとバウハウスがすぐに思いついた。 さて、イーロン・マスクが本書のどこに影響を受けたのかはよくわからない。つまらない理由で地球がかんたんに消滅してしまうことへの危機感か、星間飛行があたりまえの高度な科学技術か、宇宙人間コミュニケーションや銀河政府といったスケールの大きさか、もっと他の哲学的なモチーフか?そうした要素を含みつつも、コミカルで楽しい本書はおもしろい。私にとっては、人生を左右されることはなさそうだが、いい気分転換になる本であった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なるほど著者は天才だ。 最初の数ページを読んだところで、もう1日が楽しくなった。 「パ二くるな!もっと気楽にいこうゼ!デッカく考えてみようゼ!」と、この本は想像力をかきたててくれる。科学的な描写は曖昧でざっくりだけれど、そんなの問題外に面白い。古い時代の新しい感性。 これを機に、他の古典的SF作品も読み返してみたくなった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み終わり、気づいてしまった。この本に書かれている事は、本当のことかもしれない。うん、きっとそうだと。我々は、毎日毎日不平不満ばかり言っている。なんてくだらない。考えすぎず今この瞬間を楽しむ事にしました。素晴らしい内容に感謝。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なぜ人は生きるのかとか、なぜこの宇宙が生まれたとかそんな面倒な質問を考え続けるどうしようもない脳みそを持って生まれてしまった人。そんな人のためにつくられた処方箋がこの本です。 悩む暇があるならページをめくるといいと思います。そして読み終わったときにはきっと、生命、宇宙、その他もろもろの答えはわかったけど、生命、宇宙、その他もろもろって結局なんだっけとなると思います。なかなか楽しい時間でした。この作品を生み出してくれた作者に感謝します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
20世紀も終わりのころ、30代のアーサー・デントは、イギリス西部地方の農地にある一軒家に3年ほど前から暮らしている。ところがこの地域にバイパス建設が計画され、自宅が取り壊しの対象になる。アーサーはブルドーザーの前に寝転がって取り壊しを阻止しようとするが、友人のフォード・プリーフェクトに諭されて、とりあえず近所のパブへ向かう。そして12分後、地球が消滅。だがアーサーは、実は宇宙人のフォードとともに、この危難を逃れ、地球最後の人間として宇宙でヒッチハイクを始めることになる。フォードが持っていた『銀河ヒッチハイク・ガイド』を手にして……。 ------------------------ もともとはBBCラジオの人気ドラマだったドタバタコメディSFを1979年に小説化した作品です。その作品名は以前から耳にしていましたし、この小説で問われる疑問をGoogleの電卓機能に打ち込むと回答が得られることも知ってはいたものの、本編を読み通したのは初めてです。 宇宙を駆け巡り、未知なる惑星に降り立つ冒険活劇はとにもかくにも奇想天外、奇妙奇天烈、空前絶後です。地球の突然の消滅、アーサーが秋波を送っていた女性との思わぬ再会、迫りくるミサイル攻撃という絶体絶命の危機、いつもいじけてばかりいるロボット、人間臭さをにじませるコンピュータなど、読者の想像力を軽く飛び越える事態の連続に、唖然呆然とするばかりです。 また、皮肉や風刺、ウィットに富んだ文章やセリフ回しが次々と繰り出され、安原和見氏の見事な翻訳手腕に助けられ、この邦訳で幾度もくすくす、にやにやさせられました。 最初のページから「そんなこんなのある木曜日のこと、たまには人に親切にしようよ楽しいよ、と言ったばかりにひとりの男が木に釘付けにされてから二千年近く経ったその日」という記述が出てきて、のっけから苦笑しました。 作者のダグラス・アダムスは生前、生物学者リチャード・ドーキンスとは昵懇であるほどの根っからの無神論者だったと聞いています。上記の一節を読むと、まさに面目躍如という感がします。 さて、Google電卓でも回答が得られる例の「問題」についてですが、この小説の展開を目の当たりにすると、壮大で悩ましい問題設定そのものを軽やかに手放すことができる自由を味わわないでもありません。くよくよ、いじいじと思い惑うのではなく、それを問題ととられることを放棄して明るく笑い飛ばしても構わない、そんな心の安寧を得られる思いがします。 -------------------- *282頁:警官が横たわっている様子を、「励ますようにじっと横たわっている」と訳していますが、「じっとしているのに励ますようだ」という日本語の意味がわかりかねました。 原文を確認したところ次のようになっていました。 「The body lay reassuringly still」 この副詞reassuringlyは確かに「励ますように」という語意が辞書に載っていますが、訳者の安原和見氏はこれをstillを修飾していると勘違いされたようです。しかし副詞には文章全体を修飾する機能を有する場合があり、今回はまさにそれに当たります。この場面では、警官がじっと横臥している状態全体を修飾して、それはreassuringである、つまりたとえ近寄って行っても大丈夫だという意味ですね。 「じっと横たわっていて、危険はなさそうだ」 というほうがわかりやすい気がします。 もっと意訳するなら 「ありがたいことにぴくりとも動かない」 という感じでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画封切りと前後して読んだのか、当時も原作&映画共完成度(というのか)の高さに シリーズ一気読みしたが、年末にふさわしいので再読。 スラップスティックなジョークと展開は文学って何でもできるなあと感心する。 (映画でゼイフォードの二つ頭を実現していたのも凄いが) BBCの脚本なんですよね、最近のNHKのドラマ観てたら相当イカレテル実験的なのもあるし、 じゃんじゃんやってほしい。 カートヴォネガットがのアメリカらしい荒野に突き放すような目線も良いですが イギリス人らしい理想を追いかけるインテリジェンスが垣間見えて、 70年代テイストが味わい深いですなあ。 年始にかけてシリーズ一気読みをまたやろうと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
宇宙を舞台にしたSFに、見事におバカさとナンセンスを融合させた稀代の物語。ゴリゴリに科学の知見を組み込んだハードSFは、読んでいると疲労を覚えることもありますが、こちらを読んでいると、それらとは異なる疲労(軽い眩暈?)を感じるでしょう。 ま、おもしろいからいいけどね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
少し足を踏み入れれば至る所で目耳にするタイトル 日本人としてはどこか藤子F不二雄イズムにも似た(源流が同じなのだろうか)情けなさと素っ頓狂さ 基礎教養として読んでおきたい | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画版は見たことがあったので、原作本も面白いかと思って購入してみました。 「突拍子も無い事が起こるのがSFだ!」という人にとっては、とても面白く読める本だと思います。 私も存分に楽しめました。 また、物語全体の展開が全く読めないし、出てくる知識も物語進行上に必要なものから、 全く必要がないものがおもちゃ箱のように詰め込まれているし、 ジェットコースターのように物語を楽しんでいるとあっという間に読み終わる、という不思議な作品ですね。 シリーズは全5冊あるようですが、続きも機会を見つけて読んでみようかな、と思ったりもしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白いSF小説をお探しならこれです。 小難しい単語ありませんし。 でも読み応えあります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
始まりからちょっと変わっていておもしろかったです。 続編もあるようなのでいずれ挑戦したいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズ第一作。シニカルかつ軽妙な語りのSFコメディ。 バイパス工事に遭う自宅の立ち退きにひとり抗議する、地元ラジオ局勤務のアーサー・デント。5、6年前から付き合いのある友人のフォードが、そんなアーサーを強引に連れ出す。酒場に行く間に取り壊された自宅を見て茫然とするアーサーを伴い、フォードは宇宙へと飛び出す。フォードの正体はベテルギウス出身の宇宙人、「銀河ヒッチハイク・ガイド」の地球現地調査員だった。そして彼らが後にした地球は宇宙バイパス工事のため跡形もなく消え去っていた。唐突にたったひとりの地球人になったアーサーの宇宙冒険がはじまる。 終始バカバカしく軽いノリでありながらも、壮大なスケールの謎を含むスペースオペラで、ストーリー以外の部分にも楽しみが多い。途中からアーサーたちに随伴する、超根暗で常に鬱っぽく面倒臭い性格のロボット、マーヴィーのキャラクターが個人的にツボで、彼の登場シーンはとくに楽しかった。後続作品のタイトルにもなっている「さようなら、いままで魚をありがとう」をはじめユニークなフレーズの数々にも惹かれる。世界観で好き嫌いが別れそう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
皮肉が嫌いな人は読まないほうが良いです。 世の中で起きていることの全てを、自分で考え、情報を選別して、判断しようと考える人間にとって、この本のストーリーは痛快で、言い回しの面白さも楽しめます。 「頭の良い人間がバカを言ってる」そんなのが好きな人にはたまらなく面白い本だと思います。 今は2冊目の最果てのレストランを読んでいますが、2冊目に入って、このシリーズの良さがとてもよく分かってきました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
書評を見て興味を持った高校生の長男のために買いました。決して褪せることのない面白さ、親子で大満足でした。若い世代にもどんどん読んで欲しい傑作です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
小熊座の大手出版社が出版している「銀河ヒッチハイク・ガイド」という電子本が存在するという宇宙で、その改訂のために地球へ来ていた現地調査員のフォード、生き残った地球人のアーサー等々の登場人物が生き生きしています。 しかし、前半で早々に地球が消滅し、その後の奇想天外なストーリー展開には驚きです。 地球のねずみが超知性を備えた汎次元生物で、彼らが作ったスパコンが750万年かけて導きだした森羅万象の答えとは?など、興味を引き付けるネタもタップリ盛り込まれています。 軽妙な会話、ジョークも笑える、SFだけどコメディ要素満載の小説です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
"これはまたある本の物語でもある。『銀河ヒッチハイク・ガイド』という本で、地球では出版されたことがなく、その恐ろしい災厄が襲ってくるまで、地球人はひとりとしてその本を見たことも聞いたこともなかった。"1979年発刊の本書はバカSFの金字塔にしてワイドスクリーンバロックSF大傑作。 個人的には、米Huluで"現代的にアップデートして"ドラマ化されることが決定!という記事を2019年に見たことをきっかけに何十年ぶりに再読したのですが。先に結論から言えば、おバカSFと評されるも直接的ではないシニカルなブリティッシュジョーク(鬱病ロボットとか!)溢れる本作【ようやく大人になって面白さがわかってきた】気がしました。 さて、そんな本書は1978年の英BBCラジオで放送されていたラジオドラマを企画、脚本を担当していた著者自ら小説化した結果、ベストセラーにしてロングセラーシリーズ化。いまや、35ヶ国語翻訳、1600万部以上売れたと言われ、映画化もされている有名作品なわけですが。まだ未読な方はぜひ、冒頭からの驚き展開に戸惑わずに理屈抜き、先入観抜きに感じるままに(細かな所はさておき!)読み進めてほしい【難解な用語で壮大なスケール】ワイドスクリーン・SFの魅力がたっぷりと詰まっていて、実に【SFしか描けない世界を堪能できる】と思います。 そして、今回の再読で何故かとても印象に残り、また思わず笑ってしまったのは、表紙にも登場している"まったくありえない確率で宇宙空間に出現したマッコウクジラ"。その思考を著者がご丁寧にも【忠実に再現している】わけですが。なんとも実存的。物語的な役割として【まったく関わりのない在り方】が、何とも本書の特徴をよく表していると感じました。 テンポ良く、スケール大きく展開するSF好きな誰かへ。また【お約束的ではない物語】が好きな誰かにもオススメ。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!