長く暗い魂のティータイム
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前作が突拍子もないながら、手がかりのしっかりした本格(?)ミステリだったことを考えると、今作はミステリの範疇に入るのかな...という作品です。 今回も手がかりめいたものが投げ出され、それが回収はされるものの、謎解きの体裁すらしていないものが多く... ダーク・ジェントリーの人物造形も、前作のエキセントリックだけど妙な万能感のある天才肌から、クレイグ・ライス描くところの弁護士マローンのような、冴えない男になっていて、切れもなく振り回される側に回っているし。 あと、この作家の本質なのかもしれないけど、話自体が結構暗く虚無感が強い。 それでは面白くないのかというと、これが面白い(笑) 回収の仕方に無理があっても、謎は散りばめられていてるし、神と呼ばれる人たちが嫌なやつなりに愛すべき面も持っていて、その行く末が気になるというのもあります。 各エピソードの重きの置き方にバランスの悪さを感じますが、これはダグラス・アダムズのどの作品にも感じることです。多分、このバランスを改善させると、この作家らしい味も減ってしまうんじゃないだろうか... 人を選ぶかもしれませんが、私は今回も買いでした。というか、この2巻で終わりなのが残念ですね。 | ||||
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