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ひきこもり家族
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ひきこもり家族の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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いい人と出会い、本人にいい影響を受ける力があれば、いい人生になることがある。 逆も然り。 私も一人息子がいて、周りに優しい子。だから読み進めるとどうしても持っていかれる… 次にどうなるか知りたくてやめられなくなるのは面白いってことなのだろう。 | ||||
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唯一無二の作家が放つ最新刊。発売日に迷わず手に取れる存在であること自体が、すでに特別な価値を持っています。 今回の作品も、染井作品に通底する「フォーマット」と呼べる安定した語り口を備えつつ、冒頭1ページから読者を強烈に物語へと引き込んでくれました。 本作の魅力は、誰もが些細なきっかけで「闇」に足を踏み入れてしまう、その人間の脆さを描き出している点にあります。登場人物の誰もが悪人ではなく、それぞれの正義感や価値観がぶつかり合い、結果として生まれる歪みが、読む者の内面を鋭くえぐります。 それでいて、ただ暗く沈むだけの読後感ではなく、最後にはすっきりとしたカタルシスが用意されているのも特筆すべき点。過去作と比較すれば、『正義の申し子』に近い読後感を持つ作品だといえるでしょう。 人間の光と影を真正面から描きながらも、最終的には読者の心を解放する——そんな染井文学の真骨頂が今回も堪能できました。 | ||||
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出ました染井為人の新作! この作者の作品は「悪い夏」から全てチェックしていますが、やはり今作も面白かった! 引きこもりという社会問題をテーマにした今作、引きこもりの少年と、引きこもりの息子をもつ母親の二つの視点で物語が進み、その過程でそれぞれの立場によって見方や考え方が変わってくる。 一概にどちらが悪ともいえず、良い意味でキャラクターたちが人間臭い。 これは染井為人さんの作品に登場するキャラクター全てに共通するところだと思います。 そして、クライマックスでは毎度毎度予想外の方向に転んでいく。それがまた読んでいて飽きない。ページを捲る手が止まらなくなる。 今回もそんな読書体験ができました。 自作も期待してお待ちしています。 | ||||
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