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私立探偵マニー・ムーン
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私立探偵マニー・ムーンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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戦争で右足を失った義足の私立探偵が活躍する全7編。 紹介文にあるとおり、タフガイである一方で、鋭い推理力を発揮するところが読みどころ。 突出した出来の作品はない代わりに、どの作品も水準を超える質を保っている。 全体的に、キビキビとした文体でリーダビリティが高く、またアクションと推理という相性が悪そうな要素が違和感なく共存しているところも良い。 作者の力量の高さというか、職人技が楽しめる作品集だと思います。 | ||||
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探偵がものすごくタフ!で楽しいです。 腕っぷしが強いし、うだうだグダグダしない! 作者について「職人」、「職人芸」という文字を目にしたのですが、確かに!! 解説の最後の長い長い著作リストにはびっくりしました。 ミステリには全く詳しくないのですが、エラリー・クインの「摩天楼のクローズドサークル」も、このリチャード・デミングが書いたのですね。 「作風を自在に変えることが出来」た、とあったので、色々なカラーの作品を読んでみたいな、と思います。 | ||||
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片足が義足の探偵が様々な事件に立ち向かうシリーズの作品集。7作収録。 これで読むまで、著者の事は知りませんでしたが、多作でノベライズの仕事や他の作家の代作などで活躍したとの事で、己の不明を恥じます。 作品も主に中編を中心に纏められておりますが、謎解きなどもしっかりとしているので、推理小説としてもよくできている感じでした。一作づつ結構長いので、中篇が多い感じですが、登場人物がまたがるものも多いので、連作集とも読めます。700ページを超える分量ですが、長さを感じさせないで一気に読めました。 また、ハードボイルド派の作風ですが、主人公にハンデキャップがあるという設定は、この後60年代~90年代に主に活躍した、ネオ・ハードボイルドのシリーズなどの先駆的作品として重要かもしれません(特に身体の障害では、マイクル・コリンズのダン・フォーチューンのシリーズに影響を与えたかもしれないです)。 これが評価されて売れたら、また別の作品や同じシリーズの続刊もありうるので、そういう風になる様に期待しております。 今まであまり知られてこなかった作家の才能の一端が垣間見られる作品集。是非ご一読を。 。 | ||||
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どの話も結末が予想外で、読んでいてワクワクしました。 中でも『死人にポケットは要らない』は特に印象的でした。 さまざまなストーリーを一度に楽しめるのも良かったです。おすすめです! | ||||
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