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占星術殺人事件



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占星術殺人事件の評価: 4.03/5点 レビュー 211件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.03pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全27件 21~27 2/2ページ
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No.7:
(3pt)

そんなに傑作ですか?

 メイントリックのアイディア自体は巧いと思いますし、それを成立させる為に事件を戦前に設定した点は、よいと思いますが・・・そんなに傑作ですか??
 個人的にはミステリは主に謎に満ちた出来事を解明する事で、解明者である探偵や策謀者である犯人の人間性を浮かび上がらせていくモノだと思っています。犯人が奇抜なトリックで自己保全を目論む・・・トリックが奇抜であればあるほど、それを実行する犯人の人間性が重要になってくる。「なるほど、こういうひとなら、こうした事をするのは、納得できる」と読者に思わせる事が重要でそれこそ、書き手の腕の見せ所ではないでしょうか?そうした観点で言うとこの作品あまりに犯人の印象が薄い。自分には、こうした犯罪を侵す人間にどうも思えてこない・・・・
 もっとも、犯人の印象が薄いのは、二三の例外を除く島田作品全体にいえること。この辺をどう考えるかで評価が別れるでしょう。
占星術殺人事件Amazon書評・レビュー:占星術殺人事件より
4061308203
No.6:
(3pt)

まずトリックありき

事件の概要が明らかになる頃には、犯人やトリックの想像が付いてしまう。
傑作という事で期待していたが、少し簡単すぎるかな。
くどくどとヒントを出したり、二回も読者への挑戦があったりするのは興ざめです。
後半の、京都での展開は冗長ですね。
だけど、旅情はあり、京都に行ってみたくなりました。
探偵役の御手洗潔という人物も、癖のある人物で、人によって好き嫌いが
分かれそうです。
この作品は、まずトリックがあって、それを小説として肉付けしたような作品です。
同じ家に6人の若い女性が住んでいて、しかも全員が同じ血液型で、さらに
バレリーナだった等、都合のいい設定が目立ちます。
死体の切断にもリアリティーがありません。
人形のように、いとも簡単にばらばらにしている感じです。
犯人の動機も、一家を皆殺しにする必然性があったのか疑問です。
ただ、占星術を元にした雰囲気作りは上手いと思いました。
占星術殺人事件Amazon書評・レビュー:占星術殺人事件より
4061308203
No.5:
(3pt)

トリックよりも

トリックというよりも、京都の描写が印象に残った。
まあ悪くないんじゃないでしょうか、こういう作品が受け入れられるというのは。
自分的にはギリギリ本格推理の枠内に入るような作品です。
メイントリックは、マニア以外は受けつけない危険性ありです。
占星術殺人事件Amazon書評・レビュー:占星術殺人事件より
4061308203
No.4:
(3pt)

難解と言う言葉で終わらすのは勿体無い作品ですが…

この作品が如何に多くのミステリィファンに影響を与え続けているのかは分かりました。
綿密に練られたトリック、その解をさりげなく文章に混ぜている構成力、そしてオタクと
言っても過言ではない占星術に関する知識。面白くないわけがありません。
しかし、これはミステリィファンを対象としての話でありライトユーザーには非常に難解
な印象を与えてしまいます。(実際難解だと思いました)
私は東野圭吾先生や森博嗣先生の作品が好きなのですが、島田壮司先生の作品は
難解過ぎました。どちらかと言うと理系の話が好きなので、そういった好みの問題も
あるとは思いますが…
最近、ミステリィーにはまったというライトユーザーの方は心して本書を読んで下さい。
ps.しかし、島田先生の作品は非常に興味を持ってるんですよね…「異邦の騎士」とか、
「奇想、天を動かす」とか面白そうですよね。
占星術殺人事件Amazon書評・レビュー:占星術殺人事件より
4061308203
No.3:
(3pt)

ノーカタルシス

アッ、と驚く結末を期待していたのに。。。
トリックはまぁいいとして犯人の動機が何かもうひとつしっくり
きませんでした。
「昭和初期の当時の状況なら可能だった」的な説明が割りとしつこくあって
ちょっと興ざめ。
占星術ってのもストーリーの核心とはあんまり関係ないような気がしますけどね
占星術殺人事件Amazon書評・レビュー:占星術殺人事件より
4061308203
No.2:
(3pt)

難しかった

島田 荘司 さんの著書を初めて読んだのがこの作品です。時代が古く、冒頭の書き出しもやや、読みづらかったです。私が最近、綾辻さんや、我孫子さん、有栖川さんなどをよく読む為でしょうか?なんか、全体的に難しかったです。肝心の物語は、御手洗さんという探偵が出てくるあたりから面白くなってきます。あとは、残念ですがラストは分かってしまいました。きっと、この作品を参考にして、いや影響を受けて最近の漫画などが製作されているような感じです。少年マガジンの金田一を読んだ人は、分かってしまうと思います。ただ、また島田さんの作品は、続けて読んで行こうとそう、思いました。
占星術殺人事件Amazon書評・レビュー:占星術殺人事件より
4061308203
No.1:
(3pt)

トリックは星5つ

アゾート殺人のトリック自体はすばらしい。ただし一つの小説としてみると、京都行きなど冗長に感じる部分が多い。探偵が少しずつ犯人に迫るさまが描かれるわけではなく、一つのヒントで一気に解決が示されており、途中経過は意味のないものでしかなくなっている。人物描写やエンターテインメント性も不十分に感じたので、私の好みとしては、むしろ事件背景の紹介と解決のみ、論理部分のみの構成だった方が良かった。犯人があれだけ凝った殺人を行った動機にもいまいち共感できず。むしろネタをパクった某マンガの方が、ドライブ感・動機・描写など総合的に面白かったです。
占星術殺人事件Amazon書評・レビュー:占星術殺人事件より
4061308203

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