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占星術殺人事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
占星術殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 21~28 2/2ページ
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さっき読み終えました。 他の人が言うほど驚きはなかったです。 「犯人はこいつしかあり得ないじゃん」って序盤から分かるので後は答え合わせになりました。 40年解かれてない謎にしては簡単すぎ。 昭和の警察もそれぐらい分かるでしょ〜。 わざわざ現代に設定を置かず、事件当時の解決にするならまだよかった。 | ||||
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とある雑誌で名作と勧められていたので買ったのですが、正直言っていまいちと感じました。良くない意味で、現実感が乏しいです。現実感が乏しくても、それが味になっている作品もありますが、これはそうではありませんでした。キャラも、犯行動機も、すごくいまいちです。読んだのが出版とリアルタイムではないのと、作者と世代が違うせいかもしれません。時代設定が古くても、京極夏彦さんや井上尚登さんみたいに、比較的近い世代の作家さんのものは感情が入り易かったりするので。(30代女性です。)当方読書は好きなのですが、特別トリック好きではないので、余計にそう思うのかもしれません。他の方が言及される、金田一少年の・・・は知りませんでしたが、トリックが暴かれても、ふうん・・・と言う感じでした。最初から最後まで、先が気になって夢中でページをめくる・・・という場所はなく、むしろ面倒くさくて何度も読むのを止めようかと思ったくらいです。私はトリック好きではありませんが、推理小説やサスペンスは好きです。登場人物や世界観に魅力を感じるかどうかで、おもしろいかおもしろくないかを判断するので、推理好きの方とは違う意見になるのかもしれません。特に女性は、????と思ってしまうかも? | ||||
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序盤のただ長いだけでかったるく分かり難い手記に始まり、 中盤以降の文章も推理と関係なく、それならばと景色の美しさやグルメを語るでもなく、 (折角、名古屋や京都に行くのに何度かの食事シーンも「食事を済ませ〜」で終わります) とにかく、無駄な文章ばかりでだれて仕方がない作品でした。 読み終えるとなお、本の厚みおよび主人公二人の旅の7割がたは不要な物だったと分かり、 (むしろ「各種関係者にはアリバイがありました」と一行でまとまる) まとめるのが上手な近年の作家なら100Pほどの短編で書ける内容です。 シンプルにして大胆なトリックのみは評価できますが、 それ以外は文章もまとめる力も弱く、上記のトリックに頼った水増し作品という印象です。 | ||||
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レビューが良かったので読んでみました。 出だしから、なんだこれ??です。 珍しく読む気も失せた小説です。。。 きっと私の理解力のなさが原因なのでしょうが。 とにかくまどろっこしいし、 わかりずらい。 ほとんど流し読みで 何の感動もありませんでした。 損した気分です。 | ||||
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ここ最近推理小説を読み始めた者です。 ミステリ、サスペンス系の映画・ドラマ・ゲームが好きで遂に活字にも手を出そうと思い、評価の高い推理小説を何冊か購入。 その内の一冊でした。 一言で言うと、疲れる。サクサク軽快には読めません。 まず冒頭の手記部分。 本の出だしは今後の購読意欲を左右する大事な部分だと思うのですが、一気に「面倒くさい」「早くメインストーリーに入ってくれないものか…」と思い、途中からは斜め読み…。 明らかに不要な部分が多すぎると思いました。 ただ長いというだけでなく非常に読んでいてストレスの溜まる語り口調でした。 やっとメインに入ったかと思えばこれまた不要な部分が多すぎるという印象。 別の方のレビューでも書かれていましたが、御手洗と石岡の書き分けがハッキリされていないようで、初心者には非常に読みづらく、いちいち「今話していたのは御手洗と石岡のどちらなのだろう」と立ち止まるのが面倒になり、途中からは「もうどちらが話しててもいいや…」という思いになりそのまま強引に読み進めました。 御手洗と石岡の会話も私には無駄な部分が多すぎて苦痛でした。 二人のキャラもあまり好きではありません。(特に石岡) 中盤以降は真相に関係なさそうな部分のみ読み飛ばすというコツを覚えてきたので序盤に比べてサクサク読めましたがかなり読み飛ばしたように思います…。(京都のあたりとか) マイナス意見ばかり述べましたが、竹越文次郎の登場と同氏の苦悩は読んでいて引き込まれるものがありました。 六体の死体のトリックも、ああなるほど!何故こんな簡単な事に気付かなかったのか…と目を見張る部分がありました。 しかし犯人や動機は安易に予想できるものだと思いました。 40年間真相が解き明かされなかった理由も時代背景が大いに関係している事からも、かなり都合よくまとめられているという印象を拭わずにはいられません。 ・プロローグが長い方が期待を煽られるという方。 ・御手洗と石岡のああでもないこうでもないという会話のやりとりが好きな方。 ・謎解き部分からの脱線が苦痛ではない方。 はなんら問題なく楽しめる作品だと思いますが、 私のように ・長いプロローグに耐えられない、中盤の間延びも同様。 ・無駄が嫌いで簡潔にまとめて欲しいタイプ。できれば早く謎解きに入りたい。 ・登場人物の言動などから犯人を推理するのが好き。 という方にはオススメできません。 | ||||
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【ネタばれがあるため、以下を読まれる方は必ず本作を読了のうえ、お進みください】 メイントリックについてのみ書きます。犯人がバラバラ遺体を並び替え埋めた(他人を使って)理由は二つ。【1】、自分が犯人であることを隠すため(マイナス一)【2】、真相を見破った人と結ばれるため。以上のことを基本とします。まず、犯人は何故、【アソート手記を残したのか?】その理由は、自分の父に嫌疑をかけるためとするなら、そもそも【1】を理由とした場合、極めて不自然です。まず父は殺害されていたため、誰も父がアソートを作成したとは思わない。むしろ犯人が意図的に置いたことは誰の目にも明らかです。さらに、殺人とは(あくまで基本ですが)遺体が発見されてから、警察による捜査の鋭いメスが入ります。(もちろん失踪でも警察は動きますが、比になりません)であるので、他人を使って遺体そのものを完全に焼却(または消滅させる)するか、または地中深く埋めてしまって、犯行の痕跡を抹消する。これが【1】の理由のために、犯人が取りうるあたりまえの行動です。従ってわざわざ手記を公然にすることは絶対にありえない。となると理由【2】がそのメインの動機となります。しかし、精神的にかなりまともな犯人が、この【2】だけの理由であんな大それたことをしでかすのか?という大いなる謎が残ります。つまりトリック主体の小説を書く場合、トリックが派手すぎると、よほどの必然性を考慮しなくてはなりません。素晴らしいアイディアなのに、筆者は自らのトリックに溺れるあまり、そこまで深く考えていなかったのではないでしょうか。 | ||||
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幾つかの難点のある本だと思う。まず、本格を読み慣れている者にとっては、論理的であるが故に犯人は容易にわかってしまう。犯人がわかると、中盤のワトソン石崎のお喋りはかなり苦痛で、つまらない。京都へは行かず、元警察官の手記から、ゆり椅子の上の種明かしに移った方がよほどすっきりしたと思う。誰がワトソン役の長々とした京都の風景描写や余計な活躍譚を期待しているだろうか。あまりにも無意味な饒舌が過ぎる。また動機が甘すぎる。本格推理といわれるジャンルの致命的な欠点であるが、どんなに巧く取り繕うとしても無理がある。量を半分に削り、もう少し説得力のある動機を与えたら、もっといいものになるのに。冗漫な長さは読んでいて苦痛を生む。無駄のない、アガサクリスティや松本清張の初期の作品をもっと見習うべきだろう。 | ||||
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学生の頃にはじめて読んだとき、これ以上の傑作はない、と思った。一方、母は「つまらない」の一言。何でさ、とその時は思った。しかし、その後数回読み直してみて、母の意見も理解できた。初めて読んだときはメイントリックの凄さにただただ圧倒されてばかりいたが、メイントリック以外の部分に目を向けると鼻に付く場面が多すぎ。特にメインキャラの御手洗は読み返すたびに嫌いになっていく(改訂されるたびに御手洗の嫌味な性格が強調されているようだ)。面白いと思った本を再読すると、一層面白いと感じる場合と、なぜ面白いと感じたのかと自分の判断力を疑いたくなる場合がある。本作品は後者だった。 | ||||
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