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さかさ星



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さかさ星

さかさ星の評価: 3.81/5点 レビュー 62件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.81pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全62件 21~40 2/4ページ
No.42:
(1pt)

貴志祐介長編作史上、最もわけのわからないクライマックス

30年来の貴志祐介読者です。
黒い家で震撼し、クリムゾンの迷宮で寝食を忘れ、天使の囀りで夜眠れなくなり、青の炎で感涙し、新世界よりで世界の見え方が変わりました。
途中で駄作としか言いようのない作品もありましたが、最近は往年の切れ味を取り戻しつつあるのかな?という思いを抱いて今回の長編を読み始め、1日で読了しました。
読んだ感想なのですが、「もう貴志祐介は終わったな。二度と彼の作品は読まないだろう」というものでした。
従来通り博覧強記っぷりがいかんなく発揮されところどころでゾクッとするような展開、仕掛け、種明かしがあるのですが、いかんせんメインストーリーがわかりません。
福森家の血を根絶やしにするって誰が?どうして?
サイコパス使用人と偽尼が敵と分かりつつなんで放置してんの?
最後ドタバタと何してんの?
なんで目の大きい霊媒師は最後だけ現場にいないの?
つうかどこで怖がればいいの?
登場人物や呪具が多すぎて、ストーリーの結びつきどうなってんの?

最終章は意味が分からないまま、ただ字面だけ追い続けて読み終えました。
いやもう、ほんとひどかったです。
二度と彼の作品は読まないでしょう。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.41:
(5pt)

怖い

色々読んでいて、家の鬼門はどこなのか、など気になってしまいました。家には、曰く因縁のある物はないので、その点は安心しています。

子供たちのことも考えると、ハラハラドキドキでした。
主人公が、段々たくましくなって行くのが、痛快でした。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.40:
(5pt)

さすが貴志さん、おもしろい。3日で読み終わる。

おもしろかった。すごい作品。すぐに2度目を読み始めるだろうし、数年後にもまた読むことになるでしょう。二部作ということなので、続編にも期待。
黒い家を初版で買った者として、20年以上たってもこれほどの作品を書ける貴志さんに感嘆の念を禁じ得ない。

最初は呪物の説明の連続なので(私はそこに魅力を感じ圧倒されたが)、苦手に思う人はいるかも。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.39:
(2pt)

正直、期待外れでした。

600ページ程の大作ですけど、様々な呪物の説明や戦国時代からの先祖の怨念の歴史にページが割かれていて、実際の物語としては盛り上がりに欠ける感があります。
 帯に喧伝されているオカルトやホラーとしての恐さは感じないです。強いて言えば、物語の途中で主人公がストーカーの女に追いかけまわされたところがおもしろかったですね。結局、このストーカー女と市松人形の話は大筋に関係ないですし、惨殺された福森家を恨んでいた犯人もよく分からなかった(理解できなかった)ですね。
 先生の呪物の知識量は圧巻ですし、それを戦国時代からの怨念と結びつけていて面白くなりそうだったんですが、今作に関しては期待外れでした。
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4041151295
No.38:
(4pt)

ばあ

最後だけは怖いよ
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4041151295
No.37:
(3pt)

面白いがとっ散らかっている

久しぶりの長編作品で、貴志先生の作品でよく見られる圧倒的な情報量、畳み掛けるようなピンチ、善悪の反転など非常に楽しませていだきました。
短編で顔を出していたキャラも活躍して、最近の貴志作品オールスターという感じでも楽しめました。

呪物に関して詳細な物語が語られる反面、細かい部分ですが吉良上野介名君論や過去作の『我々はみな、孤独である』ではガダルカナル島での飢餓など、ネットからコピペしてきたような記述が目につきます。
YouTuberの主人公ならまだしも、時代がかった加茂禮子が上級国民やプーチンだと時事ネタを話すのが違和感しかありません。
どうも『雀蜂』以降の貴志先生は書きたいことを咀嚼して貴志色に染めることなく、そのまま書いているように思います。
  
本作では解決していない呪物の話もあるので、特に人形の続編を楽しみにしています。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.36:
(4pt)

貴志祐介版呪術廻戦

ホラーというより
呪術の論理によるミステリー。
呪いに関する圧倒的情報量に関心
キャラ立ちしてるキャラもあり
続編を希望
月震さんを上田麗奈さんでアニメ化希望
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.35:
(1pt)

合わない人には最高に合わない

呪物
あれも呪物
これも呪物
一体これは何を読んでいるのだろうと不安になったが、最後まで呪物だった。
私には全く合わなかった。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.34:
(4pt)

呪物のオンパレード

ユーチューバーの中村亮太は、秋雨降る中、祖母と、霊能者の賀茂禮子と車で親戚である福森家に向かっている。福森家の4人が惨殺されたからだ。福森家は大きな日本家屋に、広い日本庭園がある名家である。賀茂禮子は庭の植生にはじまり、家の中にある骨董品すべてが呪物であると霊視する。しかも、家のリフォームも、呪いを増幅させているらしい…とにかくあれもこれも呪物のオンパレード。オカルト大好きだけど、解説と昔の因縁話でお腹いっぱいになる。途中で現実の人怖話が挿まれる。クライマックスに向けて、1人で呪いに立ち向かう羽目になる主人公。緊張の連続である。ラストになっても放ったらかしの案件もあり、作者は続編書いてくれるのかな?
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.33:
(3pt)

おにわのはずれは、とっくらこ

人の念がこもった物品を広く『呪物』と呼ぶなら、神社のお守りや絵馬、パワーストーンなど良い意味での呪物の力は気休め程度、ところが極めて強い感情が残留思念となり物体に浸透している物品は、その強烈で根深い感情が、しかるべき物に宿ることで数千年以上この世に残留し、そこから発散される呪力が周囲に影響を与えることがあるという。
 本書はそんな『呪物』を用いて人を呪い殺そうとするものが誰で、なぜそのようなことをするのか、それを紐解くことを主題としたエンタメ作品です。 
 貴志祐介の過去のホラー作品だと『黒い家』『天使の囀り』などは非常に面白く読めましたが『悪の教典』などは「読みたかったものとちょっと違うぞ感」があり、本書のキャッチコピー「『黒い家』『悪の教典』に続く暗黒ホラー巨編」との売り文句を見たとき、ちょっと嫌な予感もしたのですが、読後感はどちらかといえば『黒い家』よりは『悪の教典』に近いものでした。
 あくまで個人的感覚ですが、「呪物の論理」に従い、どの呪物にどの呪物をぶつけるか、「呪物VS呪物」のホラーゲームをやっている、そんな感覚です。
 まず本書冒頭、霊能力者賀茂禮子が戦国時代から続く旧家を訪れ、初めて訪れた場所なのに、次から次へと様々なことを言い当て、名品だと聞いて購入してきた一家の名宝が、ことごとく怨念と増悪に満ち満ちた呪物であることが判明していくという場面、昔の怪奇現象特集のテレビ番組でよく見る展開ですが、これがなんと冒頭から200ページ以上にわたって続きます。
 本書は単行本にして600ページと読み応えのある分量ですが、その三分の一を使って、次から次へと現れる呪われた品々が紹介されていきます。
 この呪物の紹介、よくぞここまで揃えたものだと感心してしまうほど。
 しかし、これほど強力な呪いがかかった品々があるにも関わらず、現代まで子孫が絶えず続いていることが逆に不思議です。昭和、大正、明治時代に呪い殺されたり、大きな不幸に襲われていてもおかしくないように思うのですが、令和の現代になってから突如大事件が起こるところに少し違和感を持ってしまいます(もちろんその理由は書かれていますが)。
 まあ、そんなこと気にしてもしなくても、本書は純粋に面白く読めますが、貴志祐介作品に対する期待が高いものですから、ちょっと物足りなさを感じた次第です。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.32:
(2pt)

書店映えはしていましたね

平積みされているのを目にした時の装丁と帯の惹句のインパクトと本の厚み、そして何より名作「黒い家」・「天使の囀り」を生み出した著者の新作ということで即買い。
それぞれの呪物が背景に持つおどろおどろしい逸話を積み重ねて読み手の緊張感を高めて一気に読ませるところは流石と言えますが、主人公の人物造形が薄っぺらなのは譲るとしても、この後どうつながるか期待したエピソードの未回収や、著者の過去作では何度も登場するというが、予備知識の無い人はまったくわからない、キーパーソンである霊能者についての説明の無さ、はじめは少し新しさも感じてしまった物語構成の最後の尻切れ感が、あまりにも不親切で、散見される冗長な文章表現と相まって、著者の傲慢さすら感じる読後感でした。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.31:
(2pt)

これ本当に貴志祐介が書いてる?

序盤で真犯人に目星が付いた。
ホラーの材料だけ沢山出しておいてどれもショボイ。
回りくどいエピソードを付けてくるだけでどれも触り方はほぼ同じ。
あとそもそもシンプルに全く怖くない。

マンネリして飽き飽きだが比嘉琴子シリーズの方がまだ楽しめる。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.30:
(5pt)

恐カッコいい

まあ読んでください。文章だけでここまでできるのか、と驚いてください。想像が一番恐いな。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.29:
(5pt)

久し振りの暗黒巨編

呪物に纏わる数々の悍ましいエピソード。数百年の時を越え受け継がれる怨念の系譜、圧倒的な霊視能力を誇る賀茂禮子の存在感。情報量が半端なく、途中何度も読み返したりメモを取りながら読み進めた。擬態しているのは?
貴志祐介の圧巻の筆力を十分に堪能できる一作であった。「秋雨物語」「梅雨物語」の後に読むのがおすすめかと。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.28:
(5pt)

流行を取り入れた総合エンタメホラー!

休みの日を丸一日使って読み終えました!

最近巷で流行っている(いた)、呪術漫画に某有名動画サイト等の流行り要素を
既存のホラーに調合させた様な作風となっており、
幅広い読者層を意識しているんだなと痛感しました。

ただ、途中から明らかに空気感の違う新キャラが出てきたり
(ホラー映画で例えるなら貞子vs伽椰子の経蔵と珠緒)、
真犯人が露骨にわかってしまう等、読んでて違和感を感じるところはありました・・・が、
そこら辺からはもう「おら!序盤のミステリータイムや呪物の歴史講座は終わりだ!
これから手に汗握るゴリゴリホラーアドベンチャーの始まりだぜ!」という感じで
話が進んでいきます。こういう流れもひっくるめて「エンタメ性が高い」作品となっております。

個人的には貴志先生の近年の作品で一番オススメ!!
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.27:
(3pt)

読んだ人で意見が分かれるかも

読んでいて過去の人物の名前とか呪物がでてくるのですが、なんかゴチャゴチャしてしまい途中から読み疲れてしまいました。
かなり長文の本ですが、最後の方になって面白くなりかけてきてワクワクしながら読み通したのですが、最後の最後、終わり方が「えっ!」これで終わりなの??という終わり方でした。もしかして続編を出されるのかもしれませんが、それにしても、こんなに分厚い本を読んだわりには、最後が拍子抜けしてしまいました。呪物の事とかいろいろ書かれていますが、結果として、なんだかなーーと思いました。読んでいて疲れました。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.26:
(4pt)

貴志先生版洒落怖集

ページを捲るたびに新しい特級呪物がどんどん出てきて
都度その由来が興味深く説明されて「ほーなるほどなー」というテンポ感は良し。
でもこれって貴志祐介作品というより、よく出来た洒落怖の連作みたいだよなーというのが正直な感想。
謎が生まれたら読者が考える間もなく、賀茂禮子が完璧な過去視ですぐさま答え合わせを
してくれるので、過去長編「新世界より」「天使の囀り」「クリムゾンの迷宮」のような
物語の大きなうねりやスリリングな展開はなく、結構淡々と進んでいきます。

登場人物もあんまりキャラ立ってない。元々そんなキャラ主導で進める作家さんでもないですが
最後まで美沙子と麻衣子ってどっちがどっちだっけ?くらいおぼろげ。
ストーカーはもっと絡んでくると思ったらそんなこともないし、後半全く影響してなかったですね。
主人公のYoutuber設定も、なんとなくチャラいZ世代がカメラ片手に
呪いの家捜査したら現代ホラーっぽくて面白そうだなぁくらいで決めたイメージ。
動画を公開してフォロワーから意見を募ったり、コメントで有力な証言を得たり
アップした動画が呪いの動画化して大騒動になったり、動画見てストーカーが食いついてきたり…etc。
そんなイベントらしいイベントもなく、序盤で動画が上手くアップロード出来なかったきり
以降ほぼYoutuber要素なし。結局、賀茂禮子が全部教えてくれるホラーゲームRTAです。

600ページを一息で読ませる力や、呪術に対する広範な知識は流石貴志先生なんですが…
カミナワ族の「憑依」を読んだ時の背筋が凍るような恐怖体験を今一度期待したいです。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.25:
(3pt)

凝りに凝った怪奇作

まず、この小説自体が迷宮への入り口。読んでいることで読者は冥界に取り込まれるような錯覚を覚える。凝りに凝った仕掛けに前後不覚になる。怖いかというと怖くはない。怪奇そのものをである。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.24:
(5pt)

こんなホラーを待っていた。

他のレビューにもある通り、作者の既刊本を先に読んでいると、物語中盤の、味方がどっちなのかと困惑し、疑心暗鬼に駆られるパートの先行きが分かってしまうのが少し残念だった。
あと、親戚が壮絶な死を遂げ、主人公本人も数々の常軌を逸した怪異を目にしているにも関わらず、終始YouTubeがどうこう言ってるのには違和感があった。
ただ間違いなくホラー史に残る作品であろうことは明白で、構成する要素も、呪物、霊能者、旧家と僕の好みに刺さりまくっていて、それを料理したのが僕の崇拝する貴志先生ということで問答無用で☆5。
今回も素敵な読書体験をどうもありがとうございました。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.23:
(4pt)

呪物祭り

次々に登場する呪物とその説明で前半は置いていかれるかと思った。
固定のキャラを理解しておくために、他の作品を読んでから挑むのをすすめる。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295

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