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さかさ星



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【この小説が収録されている参考書籍】
さかさ星

さかさ星の評価: 3.81/5点 レビュー 62件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.81pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全41件 1~20 1/3ページ
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No.41:
(4pt)

家系図か相関図が欲しい

面白いので長いですが一気に読めます
ただ内容が現実離れしすぎているのと、登場人物がフワッとした感じで出てくるので、誰だっけ?どういう関係だっけ?となりました
黒い家や天使の囀りの心底味わう恐怖感はないですが、先祖のやらかしは大変だなと
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.40:
(5pt)

呪物と呪物が拮抗し、かえってその名家は統率がとれていた

名家、一家惨殺、呪物、霊能力者……。胡散臭すぎるこれらの要素をホラーとして成立させつつ面白い。有給を取るべきだった。隙間時間に読んでしまったことを後悔する。丁寧に読みたかった……。
冒頭、既に何か恐ろしい出来事があった事だけ分かる雰囲気からどんどん物語に引き込まれた。
人名などの固有名詞を全く覚える気がなくても、文章がうますぎて、何に何があったのか、誰が何をしたのか、頭にするすると入ってきた。
最後のアレのインパクトが強くて、読み終わって一週間経ちましたが思い出し怖ッ!してる。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.39:
(4pt)

面白い

面白い
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.38:
(5pt)

怖かったです

悪意を持った生者によって、家の守りが徐々に解かれ、物語直前に悪夢のような惨劇が起こる。そしてそれはまだ終わっておらず、生き残った家族に再び呪いがふりかかる。
真犯人は誰か、そして元凶となった呪物はどれか、この2つの要素を推理してみてください。呪物の方は難しかったですが、読み返せばちゃんとヒントはありました。
呪いの展覧館みたいで、一つ一つのエピソードがどれも不気味で面白かったです。長くてくどいと思われる人もいるでしょうが、個人的にはとても楽しめました。福森家先祖の畜生エピソードがもっと知りたいです。(笑)
2部作であると聞いたので、やばいストーカーは次作に持ち越されたのだと思います。生きてる時でさえ背筋が冷えるくらい怖かったのに、死んで怨霊となったらどうなるんでしょうね。主人公には頑張ってほしいです。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.37:
(4pt)

呪物。

序盤は、そういえば貴志作品に純粋な心霊ものはなかったなあと思いながら読み進めてました。「ISOLA」や「新世界より」は、オカルトっぽいけど理詰めの世界で。
「呪い」となると、一昔前の心霊ホラーを思い起こさせ、また全貌が語られないまま物語の発端となる大量惨殺事件は「新世界より」の悪鬼を彷彿させます。「梅雨物語」「秋雨物語」で因縁や風水、呪いといった要素が描かれており(賀茂禮子を思わせる霊能者も出てくる)、その発展系なのではと思います。

主人公の、頭の回転は速いがやや軽薄な印象を受ける青年、カメラを持ったYouTuberという設定は今時の若者という感じです。「呪物」というワードと共に、若い読者に寄せているんすかね。

読み進めていくうち、結局、理詰め感が濃くなっていきます。やっぱり従来の貴志祐介でした。
心霊もの、特に呪いは、そこに在るのか無いのか掴みどころのない存在、理不尽な狂気に怖さがあるのですが、途中から呪物は類別・数値化されるような扱いになり、「ダーク・ゾーン」のような駆け引きの展開に。
これも若い層を意識してるのかどうかはわかりませんが。

序盤は怖いなあと思いながら読み進め、途中からは(もっと怖くできたよなあ)というのがざっくりした感想。最後はドタバタに紛れて強引に幕を引かれたような印象です。内容的には、作者の博識や研究には圧倒され、作者風味の駆け引きの戦いは馴染みを感じましたが、感情的に来るものはなく、振り返れば実はストーカーのくだりが一番怖かったような気がします。
途中、個人的には大事件が決着したのち、残された市松人形とストーカーの危機が主人公を襲うのではと思ってましたが、なんか消えちゃいましたね。ひょっとしたら賀茂禮子シリーズで続編があるのかな。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.36:
(5pt)

古典的だが、それがよい

過去の恨みが現代に蘇る
古典的なホラーでありがちな設定であるが、それでも十分におもしろい
さまざまな恨みや呪いがうずまき、どれが真に悪意をもたらすものであるのかが不明であるところが作者の工夫であろう。とにかく貴志さんの文章が巧みなので、一気に読ませる。この本を読む直前に読んだ現代ホラーが、小説とも言いがたい形式のうえに小学生の作文のような稚拙な文章、異常事態の発生で怖がらせようとするが、その内容があまりにとっぴょうしもないため失笑せざるをえないものであっただけに、貴志さんの さすが作家という文章に魅了された。とくになにも起きていないのに、ぞわぞわと恐怖を感じさせる静かな描写はすばらしい。昨今は、形式に新規性をもたせた現代ホラーが流行りだが、従来型の形式、古典的なテーマでも、作家の腕が良ければこれだけの作品が書けるという証明でしょう。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.35:
(5pt)

近年のホラー小説で一番!

冒頭からなんとも言えない違和感や禍々しさを纏っており、読み進める手が止まらなかった。
呪物や旧家の歴史に関する説明が多く、途中で少し疲れてしまったが、一つ一つの重厚なストーリーが影響し合い、それがまた恐怖を掻き立てる。
過去作もたくさん読んでますが、近年のホラー小説の中で一番面白かった!
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.34:
(4pt)

内容が濃くて怖さも凄まじいけど面白かった!

怪談は勿論、特に呪物好きなら必読の面白さです!またそれぞれの呪物の(すごい数です)曰く、歴史もしっかりと書かれており、実際にあるんじゃないかと思ったほど。
呪物や人物も裏になったり表になったりととにかくてんこ盛りで、主人公と共にいい意味で振り回されます笑
著者の本は過去に何冊か読んでいますが、このお歳で(失礼!)新境地を開かれたのでは、と驚きました。
主人公の底辺YouTuber男子もいい感じに軽くてどうかするとドロドロしがちな内容をさらりといい意味で薄めているので読みやすい。
また、怨霊との戦いでYouTuberならではの場面も出てきて面白かった。
ただ星4としたのは最後はやはりそーさせるよね、、と思ったので。
二部作と言うことでとても楽しみです!
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.33:
(5pt)

人の悪意の怖さを改めて思い知らされた

約600ページあるため、この分厚さはなかなかのハードルです。
しかし、読み始めるとその面白さでページを捲る手は止まらなくなり、あっという間に読み終えてしまいます。
なぜここまで重厚な話が書けるんでしょうか。
地方因習・霊能者・呪物といった、オカルトやホラー好きにはたまらない要素が詰め込んであり、かといって適当に怖がらせるだけの作品で終わっていないのが貴志先生のすごいところです。
最近は変わり種のホラーも増えてきている中で、正統派ホラー作品として楽しめると思います。
続編が出るのが今から待ちきれません。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.32:
(5pt)

貴志祐介節のホラー復活、そして全開

ホラー長編は久々ですが傑作ですね。
2日で読了、読み手が止まらなかった。
呪いという負の精神エネルギーの存在を信じるかどうかで恐怖感は変わるかもしれないが、科学的にも量子もつれが証明され、意識も素粒子のエネルギーとして証明されつつある昨今では呪いもオカルトの域は出つつあると思っている。そんな中でこのテーマ。読んでいて恐怖は凄まじかった。
圧倒的な細かい描写と解説、そして挿話が巧みに臨場感を掻き立て、世界観に誘う貴志祐介節は健在というか全開。
新世界よりも天使の囀りも結局難しかったのでこれも厳しそうな気はするが映像化も期待したい。
悪の教典並に重版&部数が上がるか注目です。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.31:
(4pt)

ホラー小説よりも最恐呪物カタログとして読むのが楽しい

ホラー小説として評価するより最恐呪物カタログとして読むのが正しい。個人的には楽しめたが、否定的なレビューを書いた人の気持ちもわかる。
それはSSやSランクの新作を求めたから裏切られた気がするだけで、A~Bランク相当の面白さはあった。『悪の教典』や『青の炎』の作者ってことで期待値上げすぎたんじゃないかな。

とはいえ結構な瑕疵があるのは否めず、不自然な展開や違和感も多い。本作の醍醐味は福森家に犇めく呪物の謂れを紐解いていくところなのだが、メインキャラの霊能者が全て口頭で解説してしまうので怖くない。
乱暴にまとめると「賀茂禮子が全部透視してくれました」。
最強の霊能者っぽい登場をした賀茂禮子(何故か彼女だけフルネーム表記)にした所で、最初から最後まで解説役に徹してるので目立った活躍をするわけではない。終盤は電話でアドバイスするだけだし。霊能者らしいパフォーマンスの点では月震の方が印象的。

ホラー小説ファンはホラーの浴びすぎで大抵ホラー不感症になっているのだが、それを差し引いても恐怖は控え目。どちらかといえば『日本現代怪異辞典』のように、ホラー関連の雑学をたくさん知ることができる一冊。
気になったのは亮太のパーソナリティーが弱いこと。心霊系チャンネル運営中の底辺ユーチューバーって設定が上手く生かしきれず消化不良。
親族の不幸を利用し成り上がる覚悟で撮影に臨んだにせよ、肝心のチャンネル名さえ出てこないので、ユーチューバーとしてのアイデンティティーが薄弱。一応大学は出ているらしいが、何でユーチューバーを目指したのかも謎。例のストーカー女も死亡後に悪霊となって再登場するかと思ったらフェードアウトで肩透かし。

作者が博学で頭が良いのは十分伝わってくるのだが、自称底辺ユーチューバー、推定年齢二十代前半の若者がなんでムカデのマイナー種の名前知ってるの?で、一瞥しただけで判別できるの?
これが心霊関係の雑学なら然程疑問にも思わなかったが、登場人物のキャラ設定に照らし、明らかに知ってて不自然な事までぺらぺらひけらかしてるのは興ざめ。
原則亮太視点で進むから余計に「なんで陶器や能面や庭木の種類そんな詳しいの?」と心の中で突っ込んでしまった。

早い話が壮大なる賀茂禮子サーガのプロローグ。ラストはあっけないものの一応ハッピーエンド。しかしこれ一冊で終わったら駄作、とまでは言わないが凡作とこき下ろされても否めない。賀茂禮子VS日震一味の呪術廻戦がシリーズ化されるなら、尻すぼみの幕切れも許容範囲。
なお家政婦の犯行動機についてはしつこいくらい尺を割いて語られてた。アレを読んだ上で「動機がわからない」と言ってる人は単に理解力不足。

最後になったが、本作が気に入った人には山吹静吽『迷い家』をおすすめしたい。量で押すタイプの呪物目録が楽しめる。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.30:
(4pt)

おどろおどろしい呪縛に背筋が寒くなる

●穿山丸や達磨図、幽霊図、河童の木乃伊、市松人形・・・など、数多の呪物に関する曰く因縁、故事来
歴。加えて戦国時代からの怨念の連鎖が絡み合い、ホラー度満点の読み応えだった。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.29:
(5pt)

呪物!

ホラー小説のつもりで読んだのですが、正直怖くはありません。胸糞悪くもないし、不快感もそんなにないので、きっとホラー小説じゃないという感想も出てくると思います。しかし、最後まで絶対に面白がらせるという著者のサービス精神に⭐︎5です。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.28:
(4pt)

中盤までは緊迫感があったが、最後がちょっと消化不良で残念だった

呪物や呪い、過去の複雑に入り組んだ因縁による惨劇に見舞われた福森家。

味方となってくれた呪物に助けられて子どもたちは何を逃れたが、その元凶や仕組んだ犯人たちは分からないまま。惨劇の謎を解きつつ、子どもたちを守るため、過去の因縁や悪意が次々と明らかになっていく。

よくもここまで様々な呪物や呪いにまつわる話を調べ上げ、かつ、それが良い物なのか、悪い物なのか理屈を付けて説明できるなと感心してしまうくらい、細かく呪物の説明がされていた。

親戚筋で本書の主人公の亮太と、霊能力者の賀茂が協力して家や子どもたちを守っていくのだが、犯人たちの魔の手が迫っていて緊迫感があった。

ただ、終盤の犯人たちと主人公の闘いや動機が最後まで描かれておらず、どこか消化不良に終わってしまったのが残念だった。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.27:
(4pt)

純粋なホラー要素が強い。

旧作では生物学や医学など科学に基づいて組み立てられた枠を用いてミステリーを構成し、そこにホラー要素やソシオパス、殺人鬼といったグロの部分を含める形が多かったと思います。

今回は非科学的な部分が多く、かと言って荒唐無稽でもない歴史に基づいた根拠を糧にミステリー、ホラーの要素を組み合わせていく、この作者様の小説では今までにあまり読んだことがない内容でした。

ホラーの部分は小説を読み進めていく中で恐怖の要素が高まり惹き込まれる内容で大変良かったです。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.26:
(5pt)

怖い

色々読んでいて、家の鬼門はどこなのか、など気になってしまいました。家には、曰く因縁のある物はないので、その点は安心しています。

子供たちのことも考えると、ハラハラドキドキでした。
主人公が、段々たくましくなって行くのが、痛快でした。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.25:
(5pt)

さすが貴志さん、おもしろい。3日で読み終わる。

おもしろかった。すごい作品。すぐに2度目を読み始めるだろうし、数年後にもまた読むことになるでしょう。二部作ということなので、続編にも期待。
黒い家を初版で買った者として、20年以上たってもこれほどの作品を書ける貴志さんに感嘆の念を禁じ得ない。

最初は呪物の説明の連続なので(私はそこに魅力を感じ圧倒されたが)、苦手に思う人はいるかも。
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.24:
(4pt)

ばあ

最後だけは怖いよ
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.23:
(4pt)

貴志祐介版呪術廻戦

ホラーというより
呪術の論理によるミステリー。
呪いに関する圧倒的情報量に関心
キャラ立ちしてるキャラもあり
続編を希望
月震さんを上田麗奈さんでアニメ化希望
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295
No.22:
(4pt)

呪物のオンパレード

ユーチューバーの中村亮太は、秋雨降る中、祖母と、霊能者の賀茂禮子と車で親戚である福森家に向かっている。福森家の4人が惨殺されたからだ。福森家は大きな日本家屋に、広い日本庭園がある名家である。賀茂禮子は庭の植生にはじまり、家の中にある骨董品すべてが呪物であると霊視する。しかも、家のリフォームも、呪いを増幅させているらしい…とにかくあれもこれも呪物のオンパレード。オカルト大好きだけど、解説と昔の因縁話でお腹いっぱいになる。途中で現実の人怖話が挿まれる。クライマックスに向けて、1人で呪いに立ち向かう羽目になる主人公。緊張の連続である。ラストになっても放ったらかしの案件もあり、作者は続編書いてくれるのかな?
さかさ星Amazon書評・レビュー:さかさ星より
4041151295

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