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(短編集)
藍を継ぐ海
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藍を継ぐ海の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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| 地球科学的な自然現象を題材に、それにまつわる人々の人間模様や心情を描いた短編小説集です。 科学的な興味からこの本を読むと、専門用語が多用されていますが、内容的には中学程度で期待外れかもしれません。 物語として読むと、感動的な場面もありますが、主人公の心情や背景が不十分で物足りないとを感じるかもしれません。 作品がほぼ執筆順に配置されているので、科学的な内容を描くことに重点を置いた作品から次第に主人公らの人間的な面に重点を置いた作品へと移行しているように感じました。 小説全体として見ると、どちらかというと科学的な自然現象が不自然に現れて、その説明に専門用語が多用されるために難かしそうな印象を受けますが、作者が提起しようとしている人間的なテーマはとても鋭いと思いました。 | ||||
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| ※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 千二百万年前のマグマの噴出から,数年,数十年を行き来するウミガメの大冒険まで, 地球とそこにあり続ける自然,そして『そんな相手』とともに生き続ける人間の営みを, そして,様々な祈りと願いを描いた,歴史的,学術的な見解も交えた全五編の短編集です. ただ,実質のシリーズ三冊目ともなると,こちらが勝手にハードル上げてしまうのか, それぞれの題材や序盤のやり取りで,話のおおよその流れが見えてしまう編があるなど, 興味深いエピソードを,解りやすく伝えてはくれるものの,少し物足りなく感じることも. とはいえ,星の輝きに比べれば一瞬も,今を懸命に生きようとする人たちは印象的で, 何より,埋もれたままだったかもしれない欠片を,記録し,伝えることの大切さが窺え, 彼らのことも,巡り,流れて,またいつか別の誰かに…と,穏やかな読後感を覚えました. | ||||
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