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さくらのまち
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さくらのまちの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全39件 1~20 1/2ページ
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| いつもは300ページかけて伏線を回収し、起承転結の転を書くような作家さんだったたが、今回は最後のための伏線を300ページかけて書いたような感じがした。その分一人一人の行動に生い立ちからなる性格を考慮した説得力があった。またそれをうまくまとめたなと思った。いつも以上に緻密ですごくよかった。ただ前半部分の面白さがいつもより薄れていたとも思う。今作はサスペンスな要素が濃く、どん底に咲く花といったものではないと感じた。 サクラ妄想そのものを実際に私も患っていた。正直自意識過剰だと今となっては思う。ただその時の自分がなければ今の私もない。その時の自分を肯定された気がして少し嬉しかった。 ブランクが空きテイストも変わったが、三秋縋さんが書く物語の美しさはいまも顕在している事がわかり安心した。 | ||||
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| 「恋する寄生虫」以降の少し違う雰囲気、三秋縋さんの作品の共通要素、推理小説的な要素で書かれている。 特に今作は主役級の登場人物達が、かなり歪んだ感覚の持ち主、いや…脇役も歪んでいる。自我、人間不信が絡み合い、歪みに歪み切っていると言っても過言でないかもしれない。 推理小説的な要素は1回読んでも全ては読み取れないと思う。1回目で大体の話しの流れを覚え、2回、3回目で違う視点で読み通すと面白い。 登場人物の澄香と霞は何がしたかったのか…主人公なりには解決しているものの、3度読んでも行動と理由を考えると少しの疑問が残る。 それを元に考察をすると、実はその行動には別の理由があったのでは?と…考えてしまう。そういう考察をする楽しみ方もできる。 | ||||
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| 過去作(特に恋する寄生虫以前)と比べると、作風が変わっているように思います ただ、共通する部分は未だ多くありますし何より面白いのは変わりません 内容について言えば、読んでいるとなんだか人間不信になっていく気がするので気を付けてください | ||||
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| 見栄やエゴやプライドで本来の人間関係が構築できなくなることもある 「疑心、暗鬼を生ず」 疑心が起こるとありもしない鬼や悪魔の姿が見えるように平穏で幸せなことまでも怖くなる | ||||
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| 孤独を好みながら人恋しさに懊悩する、そんな矛盾に満ちた心情に共感できる人向け。三秋さんの既作が好きな人はハマるはず | ||||
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| 本当に人を好きになったことのある人ならこの話の登場人物の気持ちは良くわかると思う。 | ||||
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| よかった | ||||
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| 良いとしか言いようがない。三秋縋が君の話からこれを出すまでにかけた時間の全てを肯定する。 | ||||
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| 考えすぎがもたらす不幸を掘り下げた作品ですね。 決して気持ちのよい話ではないのに その哀しさにはどこまでも惹きつけられました。 主人公は疑心暗鬼にとらわれた男。 傷つかないために張りめぐらす予防線で がんじがらめになっていた彼が、 自分を変えた過去と向き合い、 こだわりの中核にあった女性の 本当の姿に近づいていきます。 人生を狂わされてしまう彼らのように 猜疑心の暴走で不幸になるくらいなら 騙されたまま幸せでいるほうが絶対にいいですね。 心の罠に落ちないために、 私自身はポジティブ寄りの フラットでありたいと感じましたよ。 (対象年齢は13歳以上かな?) | ||||
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| 普段、小説なんて決して読まないのですが、三秋さんの作品だけは例外で、出版されたものは、ほぼ全部読んでいます。内容は、中高年にも刺さりますよ。中高年だから、刺さると言った方が良いのかも知れません。遠い記憶は、美化されて、重なりますから。 三秋作品は、ものすごく単純化してしまうと、いつも、ビターな逆少女漫画みたいな設定。しかも、今回は、手錠だったが、常に、疑憶やウイルス、人魚伝説、時間を戻す力、寿命の買い取りなどのフィクション要素が重要な環境要因として存在するのに、一方で、ありうるよなという現実味や既視感みたいなものも存在して、自分のことのように引き込まれるところがすごいんだよね。 大きな設定はワンパターンなので、昔の時代劇のように、いつ、繰り返しで劣化してしまうのだろうかという、危惧はあったのだけど、今回も、余韻に浸ることができた素晴らしい作品でした。 | ||||
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| お恥ずかしながら作家さんを存じ上げず、高評価だったので初めて手に取りました。そんな立場からのレビューです。 ファンの方に根強く支持される作風であることがここを見てもわかります。 合う合わないで言えば合わなかった方ですが、文体は心地よく情景が浮かび空気の感じられる描写が味わえました。 あらすじからミステリーを期待したので、序盤の設定の面白さが男女の関係に集約していく感じを失速と捉えてしまいました。ですが察するにここが持ち味なのでハマらなければ他の作品もハマらないかな。 灰色の青春、孤独な男女、一般的には歪んでいるが本人にとっての救済というものがある、そういうテーマなのでしょうか。大人になって感情移入ができるか、刺さるかというと人それぞれな気がしました。 | ||||
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| さっき読み終えました。 どんどん登場人物がいなくなっていく中で今までの作品よりも後ろ向きな出来事が多いと感じ、途中不安にもなっていたのですが最後のほんの数ページでこの作品の核心の部分が見えて読み終えた時にはいつも感じる儚い余韻がありました。 三秋縋さんの他の作品にはないこの人以外あり得ないという絶対的表現をするからこそこういう運命を辿らなければならず、それによってこの儚さが生まれたと考えるとより一層味わい深く感じます。 現代の人々を見て生まれた感情も起因している作品だと思うのでこの時に読むことができて本当によかったと思います。 | ||||
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| 三秋さん信者にはストライクゾーンど真ん中だったと思います! | ||||
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| この作者さんは初めてでしたが、文章の冴えとキレがすごいなと思いました。熱狂的なファンがおられるのも良くわかります。この物語も切ない・切なすぎる・・エンディングはみなさんで色んな余韻に浸れるのかなと思います。ヒロインが主人公にそれほどまでに心惹かれた理由をもう少し説得的な語っていただきたかったとは感じました・ | ||||
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| 6年待った新刊。期待を裏切らない儚くもとれるし美しくもとれる「あぁこの感じ」という余韻の長さ。内容も設定も三秋縋さんだなという素晴らしい内容でした。 | ||||
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| 本書を開いてページをめくって早々に「三秋縋」だなぁと感じた。 6年ぶりの新作で久々の三秋縋作品。 本書が刊行されるまでのこの6年の間に前著作物である『君の話』や「メディアワークス文庫」から出ている他の作品たちを読み返したこともあるが、私が三秋縋の作品に触れるのはおそらく2年ぶりになる(全然6年ぶりじゃなかった……)。 本書は2024年の9月に刊行された。私がその情報を知ったのは、それから2ヶ月後のことである。つまりその程度の熱量ではあるが、今でも三秋縋のファンのつもりではいる。 「さくらのまち」ってどういうことなんだろう? ワクワクと不安を覚えながら本書を開いた。 三秋縋作品に一番ハマっていた時期の自分と今の自分では立場や状況、フィクションに求めるものも変わっていると思う。 けれどもたった10ページ読んだ時点で、 この作品は自分が心のどこかで求めているものを与えてくれる、と予感があった。すぐさま魅了されていたとも言える。 人は変わり続けるものだけれど自分の中にある「好き」はやはりなかなか変わらず、消えないものなのだと思った。 300ページほどの本書を読み終えると、作品に期待していた「予感」はやはり裏切られることがなかった。それに圧倒的な読後感に浸れた。 結末はハッピーエンドというのもバッドエンドというのも違うような、ただ「そうであるべき結末」になっていたのかなぁと思います。虚無感を味わいましたが好きな結末です。 「さくらのまち」良いタイトルだと思う。本書も好きな本になりました。 結末以外のところでいえば、欺きと猜疑にまつわる物語であると思う。 真意や動機はどうであれ、人を欺くことや人に欺かれること、そして他人――それも「自分」の身近にある人間――から自分は欺かれているのではないか?身近にいるその人は「自分」を欺く必要があるから「自分」の身近にいるだけなのではないか?という猜疑心に苛まれること。 そうして起こる悲劇を垣間見る。 だからというわけではないが。人を欺いたことや人に欺かれたこと、 自分なんかと親しくしてくれる人間を――この人は自分に対する好意や興味ではない何か別の理由により、不本意ながら自分と親しい人間のフリをしなくてはいけない状況にあるだけなのではないだろうか?というか、そうなんだろ?と猜疑したこと、そのような事柄から不安を抱えている人がいたらオススメ。 まあ周囲の人間にビビって人付き合いが上手くやれない自信のある人、またそういった過去を持つ人は本書を読んでみてもいいとは思う。共感、没頭できるかも。 悲劇的で、仄暗い雰囲気もあって、倫理観の欠けた登場人物の様相もある。けれどもそれだけじゃなくて読み心地のよいステキな文章で構成されており、SF?近未来的?そういったファンタジーの要素もスパイス程度にはあり、普通に面白いので読み進めやすい本だと私は思う。 それと個人的には三秋縋作品の登場人物は喋っている様相が浮かべやすい。セリフ部分を読んでいると実際の人間が喋っているように、自然とそのキャラクターの声がイメージできる。勝手に聞こえてくる、というと大袈裟で変かもしれないがそういう感じ。 レビューというか無駄に長いクソ個人的な感想文を撒き散らしただけだが、行動力の欠如した私という人間でも感想文を残したくなるような、心に触れる作品だ。 | ||||
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| 話を聞きに行った人たちの物語が続くところはくどくてちょっと退屈だったけど、最後の畳み掛けが凄かった。予想通りの内容で落ち着くのだけど、だからこそ切ない。 | ||||
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| この読後感、余韻、、、三秋さんだなーって感じです。もっといい未来があったかもしれないけれど、そのいい未来だったら、ここまでの作品になっていないし、タイタニックみたいなものか? 僕は、村上春樹さんのノルウェイの森もめっちゃ好きなんで、男性二人、女性一人の三人の危うくいい感じの関係や、姉妹でそういうことになる顛末とか、ガレージとか、クルマとかそういう一つ一つに共通点があって、それもよかったです 最近、映画のルックバックも見たので、その余韻の心地良さと似てるかもしれません、、、 | ||||
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| 著者名を隠して読んでも三秋さんとわかる。それくらい三秋臭がするのはかわらないが、これまでとは作風が異なるように思う。 作品の性質上感想をあまり書けないが、読んでいる途中で覚えた違和感をもっと大切にすれば良かったと後悔しました。 | ||||
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| 私は三秋先生独特の世界観がとても好きです。 それはありそうでないような世界。今回は「心体の状態をシステムが感知し様々な干渉をする」世界、近い未来同じようになる可能性もあります。いえ、社会が人間を監視するという意味では同じかもしれませんが。 そんな現実と非現実の狭間のような世界がある中で何を信じるのか?周囲の人間関係はシステムによるものなのか?相手に向ける(向けられている)感情は本物なのか? そんな中では恋心さえも、相手の「自分を好きになって欲しい」「傍にいたい」という気持ちさえも疑いたくなる。好きな相手がいて、そんな相手も自分のことが好きなんじゃないかという「妄想」をしてしまう。あとひとつの言葉・行動でその妄想を現実にできたかもしれない。人間誰にでも存在する後悔。そんな話。 読了後のこの形容し難い満足感、喪失感、真っ暗な部屋のカーテンの少しの隙間から漏れ出る光というような希望。(下手くそな例えでごめんなさい) 私はそれを感じました。 皆さんはどのように感じるでしょうか。 最後に、私はサクラではありません。信じるかはあなたの心次第です。 | ||||
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