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僧の怪談
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僧の怪談の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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怖い話というよりも不思議な話が多かったが、怖かったのは「ノヴさん」のエピソード。これはとにかく怖かった。 お寺というところには救いを求める存在が寄ってくるのかもしれない。 | ||||
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さすが僧侶の立ち位置からの 怪異談は一味違うと思った。 仏道を志す者と 不本意ながらも僧侶にならざる得なかった者とそれぞれのドラマがあるが みなどこか一本筋が通っているように感じた。 僧侶のご家族の怪異談もこれまた良かった。 怖いだけが怪談ではない。 久しぶりに読んで涙するような話もあり とても好きな一冊になった。 | ||||
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面白かった | ||||
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怪談ルポライターの川奈まり子氏が本作で挑むのは「僧侶」の怪談話である。 尤も、これは御自身も認めているように川奈氏は仏教や宗教を学んだ訳では無いとの事…依って、詳しくは専門の方達に任せて本書では取材に徹しているが、それが却ってルポライターとしての本領発揮と言う結果になったのであろう…僧侶御自身、御家族の方、檀家の方など、何れも僧…と言うよりも寧ろ、お寺全体、仏教全体に纏わる話を客観的に披露してくれているので、川奈氏の新たな一面を見せてくれたように思う。 さて、結論から言えば、それほど怖いと言う印象は無かったが、それもやはり人々の信仰心を題材としているからなのかもしれない。 例えば、天部の仏像が消失すると押さえ付けていた邪鬼が暴れ出す(「火を呼ぶ邪鬼」「松源寺の天邪鬼」)と言う逸話には大いに納得したし、或いは「お性根抜き」に纏わる話は「そんな事もあるだろうな…」と妙に感心してしまったりもした…また「観音堂の仏像」は思わず背筋を伸ばしてしまう展開であるし、更には、祐天上人や弘法大師、親鸞聖人に纏わる話もあるので、脈々と受け継がれて来た仏教説話の趣もある。 勿論、単純に恐ろしい話もあるが、それでも何処かに「教え」が隠されているので、改めて「死後の魂の行方」について考えさせてくれるのだ。 因みに、ネパールの仏教寺院での体験談も含まれているのも興味深く、国に依って…或いは、人に依って「同じ仏教」と言えども既に形が違うように、怪異に対する考え方も違うのだろうか…と考えてみたりもしたのは思い掛けない発見でもあった。 背筋が凍るような実録怪談と言う訳では無く、だからと言って特別に有難い説法がある訳でもないのだが、不可思議な体験談に満たされている。 本書は川奈氏の単著としては39冊目…怪談集としては25冊目になると言うが、今後も新たな題材に挑んで頂きたいと思う。 | ||||
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最近、川奈まり子先生のYouTubeを拝聴させていただいてます。もちろん、怪談本もたくさん読ませていだいてます。Amazonでポチっとした『僧の怪談』が先週末届いていたので、『あっ、こんなの頼んでたかな?』と思いながら早速読み始めたら、『愛になる』で落涙してしまいました。そっか、愛になるんだねぇ、なんか納得。何回も読み直しました。川奈先生、これからも沢山取材して、こんなお話も、本の形でお知らせ下さると嬉しいです。 | ||||
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