(短編集)
実話奇譚 夜葬
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実話奇譚 夜葬の総合評価:
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寝る前に読む習慣があり、最近は短編が多い為、怪談物を読んでいます。実話系は特に好きですね。特筆すべきところは余りありません。 | ||||
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実話な事が執念の取材で明らかにされています。 | ||||
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これはあくまでも個人的な嗜好ではあるが、川奈まり子氏の魅力は実録怪談とは思えない文学性の高さや豊富な古典知識にあると思っていた。 依って、あくまでも第三者への取材報告に徹した本書は、著者の能力が発揮されていないようでもあり些か残念でもあるが、その一方で、生まれ育った環境も人生経験も全く異なる多くの人々から幅広く体験談を集めているという所はヴァラエティ豊かな怪談集として興味深く、こうした作品の方が多くの読者を惹き付けるかもしれないとも思う。 本書に収録されているのは全38話。 勿論、何れも実体験者がいる怪異譚…即ち「現実に起こった怪異」である。 だからこそ…と言うべきなのであろうが、決して“押しの強い”怖さはなく、寧ろ、いつでも誰でも経験し得るような不思議な物語が多いのもその為であろう。 例えば、金縛りは「体が眠っているにも拘らず脳が覚醒した状態」だと科学的に証明されているが、何かが見えたり聞こえたりと言う現象には謎も残っているだけに、不思議な体験をした人は尚更「科学」で片付けられない事を確信してしまうのではなかろうか。 その一方で「虫の知らせ」は古来より多く語られるが「最期に会いに来てくれた」事に対しては恐怖感よりも親しみを覚え、寧ろ「偶然」や「錯覚」では片付けたくはないかもしれない…本書で取り上げているのはそんな「身近な怪異」なのだ。 勿論、呪われた挙句に闇の世界に引き擦り込まれそうになったという恐怖体験もあれば、全く思い当たる事もなく「ただ居合わせてしまっただけ」の不思議な体験談もあるが、何れも「実際に経験した人がいる」という所に重みがある。 創作物語ではなく、あくまでも実録に興味のある方にお勧め出来る一冊だ。 | ||||
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怪談ジャンキーとまではいかないけれど実話怪談本漬け?の中、これは作ってるなぁーとか、ただ大袈裟に怖がらせようとしてるだけとか、信憑性も薄いなぁ(実際に体験したのかも知れないけども) と思ってしまう話が多くて、食傷気味でしたが、川奈さんの本と出会い、ルポ的な取材ものを取り入れて納得するまで調べる、というような怪に真摯に向き合う感じが好ましく、何冊か拝読しています。この夜葬は川奈さんが自ら取材に赴いている話は数話(一話かな?)だったのでちょっと残念でしたが、これはもっと調べられるんじゃ?とか、その後はどうなったの? と、疑問に思うこともなく流れるような文章も相変わらず読み易かったです。 ご自分で現地にまで行って、という方法はこれから大変だとは思いますが、技巧だけに凝ることなく、川奈さんらしい?本を期待したいです。 | ||||
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ステイホーム期間でしたので、とても読みごたえがあり新刊が待ち遠しくなりました。 | ||||
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