(短編集)
実話奇譚 呪情
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数多くの実録怪談集を執筆されている川奈まり子氏の作品。 自らの経験や思い出、或いは体験者への取材を基に約60編を収録しているが、何れも僅か数頁の話が中心なので、暇を見つけながら一編ずつ読める気軽さが良い…尤も「気軽」と言うのには語弊があるかもしれないが…。 本書に収められているのは“典型的な”幽霊話は勿論の事、不思議で奇妙な体験談もあり、例えば、偶然にしては恐ろし過ぎる「同姓同名」、会う度に姿形が全く変わってしまう「変幻自在の彼」、巨大な謎の物体の目撃談「大きくてありえない物に遭遇した話」等など、心霊現象とはまた違った不思議さがあるのではなかろうか。 また、実話怪談ではお馴染みの事故物件に纏わる話もあるが、嘗ては告知義務がなかったのであろうか…或いは、義務はあっても抜け道があるとの話も聞いた事があるので引っ越すのが怖くなってしまったりもしたし、更には通信設備業者の方への取材記録は如何にも特殊な業界ならではの怪異体験に臨場感があったように思う。 因みに、現代の実話を求める方達には些か趣旨が違うであろうが、民間伝承の要素が強い「山田浅右衛門」「穴八幡宮縁起と婆狐」「外山屋敷怪談」等は個人的に好みだった。 私は特に怪談話に明るい訳ではなく、偶々知った川奈まり子氏の作品が面白かったのでそのまま読み続けているだけではあるが、今の所、大きな外れはない。 勿論、好き嫌いはあるとは思うが、川奈氏の作品の持ち味は豊富な古典知識を活かし、土地に纏わる暗い歴史をしっかりと調べた上で執筆している所にあるので、全体的に軽々しさが無く、単に怖がらせる事だけを目的としていない事に却って好感が持てるのだ。 今後の作品も楽しみである。 | ||||
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史実を忠実に調べており、巻末の参考資料からもそのことが伺えます。 色々な地域で(主に東京)起きた事件などが冒頭に語られることがあり、自分的には怪談よりそっちのほうが楽しめました。 初めて川奈まり子さんの作品を読ませてもらいましたが、しっとりとした文章がクセになりそうです。 | ||||
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ステイホーム期間でしたので、とても読みごたえがあり新刊が待ち遠しくなりました。 | ||||
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全然怖くない。歴史の本。 怖いとすれば 事実くらい。 びっくり。 | ||||
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女性らしい丹念な書き込みと流れるような文章で一気に読める。 ボリュームもあって満足度は高い。 ぞぞぞっぞーーーって感じの作品が多いので怪談ファンも納得されると思う | ||||
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