(短編集)
一〇八怪談 濡女
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読み応えたっぷりの一冊。 一話一話が短くちょっと一服する時のお供にピッタリである。 と、ともにつながってる話しも多く ついつい読む頁を進めてしまうのも事実。 個人的に好きなのは 【まるで般若のような】 あまり予断や予測を描かず、起きた事実を淡々と描く作者の書いた最後の一行に 慈愛を感じジンとさせられるものがあった。 何処から読んでも面白い。 そしてたっぷり楽しめる一冊だ。 | ||||
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大変良い状態で届きました。 | ||||
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以前の著書にもあった"鯉"のお話の後日談もあります。 | ||||
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煩悩の数だけ怪談を語る「108怪談シリーズ」の最新作。 このシリーズは川奈氏自身の体験や知識を活かした怪奇譚ではなく、あくまでも“怪談ルポライター”として聞き取り調査とその紹介に徹しているので、川奈氏の愛読者の中でも好みは分かれるかもしれないが、とにかく実録怪談を豊富に収録している所は良いと思う。 さて、本書で扱う内容は、典型的な幽霊の出現、理解不能な不思議な体験、虫の知らせ、心霊写真、事故物件、予知能力、金縛り、呪いの人形等、実に様々だ。 また、例えば男鹿プリンスホテル、米陸軍医療センター跡、相模外科病院等、廃墟となった建物やその跡地は勿論の事、千葉県袖ケ浦市、神奈川県川崎市、日本平、笛吹川…等々、地名が具体的なので実録としての信憑性を高めている事は間違いない。 但し、幾ら地名が明かされているからと言って、決して面白半分で行ってはならない事も本書は教えてくれるから貴重でもある…何故なら“軽いノリ”で行った肝試しで恐ろしい体験をした…否、それどころか命に係るような事件が起こったと言う話も多いので、やはり“あの世”には興味本位で近付くべきでは無い事は明らかだからだ。 尤も、本作品もシリーズを重ねるにつれて、ややネタ切れ…と言う感も拭えなくはない。 何故なら、こうした怪異体験をする方は限られているであろう事から、シリーズを通して同一人物への取材が重複しているし、語り手も最初こそはとっておきの体験談を披露するものの、その後は全てが「小ぶり」になって来るのは必然…依って、回数を重ねるに従って迫力や新鮮味には欠けてしまうのは致し方ないであろう。 だが、その一方で、仮に乏しい題材であっても、それ等を洗練された物語として纏め上げた川奈氏の編集力には一層磨きが掛かったようにも思う…決して戦慄を覚えるような恐怖では無いささやかな体験談でも、それらをバランス良く配置しながら「108怪談」として纏め上げた手腕は鮮やかでもあり、また次作に期待してしまうのは私だけではないだろう。 | ||||
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