(短編集)
八王子怪談
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八王子という限定的な為か少々物足りない感じがしました | ||||
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川奈まり子さんは以前、実話怪談のアンソロジーで読んでおもしろかったという印象がありました。 川奈さんは9歳で八王子に引っ越してきて、以来そこで育ったということです。地元だから調べやすかったとか、土地勘もあったので地理や事情が理解しやすかったのもあったと思いますが、かなり深堀りされていて取材もしっかりしているし、それは何より地元への愛着があったからこそだと思います。 八王子のことはほとんど知らなくて、ただ東京郊外の新興住宅地だと思っていました。知っていたのは多摩ニュータウンの名前と、ユーミンの故郷だということくらい。なので、そんな新しい土地に怪談ってあるのだろうかと思いましたが、これがとんでもない誤解だということがわかりました。当然、江戸時代には武士や百姓もいたでしょうし、実際、何代も住んでいる旧家も多いようです。 土地の謂れや歴史と共に、パワースポット、心霊スポットとそこで起きた怪異、そして現代に起きた宮崎勤の女子連続殺人事件などもからめて、なかなか充実した内容になっています。 特に最後の多摩特有の地形、谷戸(やと)について書かれたものがよかったです。谷戸とは漏斗状の谷で、急斜面の丘が連続して続くその間が谷になっていて、丘陵地にえぐり込んだその溝のような湿地帯をいうそうです。昔はそこを埋め立てて田畑にしていましたが、今は住宅地や暗渠になり、往年の地形はだんだんと消えているそうです。 ここでは1963年にお寺の別院の堂守が惨殺された事件と、1973年には助教授教え子殺人事件が起きていて、ひょっとしたらそれとも関連しているかもしれない怪異が鬼気迫るほどの気味悪さでした。 シリーズの中では飛びぬけて秀作だと思います。おすすめです。 | ||||
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心霊スポットで様々な検証をする番組で本に書かれてある場所の事を知りました。 事件のあった場所について土地や事件、霊との関係を深く掘り下げて検証されていて過去にあった出来事と同じような方が関係するような因縁がある事がわかるのですが切ない出来事の連鎖は起こらないことを願うばかりです。 | ||||
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全体的に読みやすく、どの話も興味深く読ませていただきました。 特に印象的だったのは八王子城跡の話と「谷戸の女」 後者の話では稲川淳二先生の怪談「八王子の首なし地蔵」の背景を知ることができました。 これを読めただけでも、一稲川ファンとして買って良かった。 怪談好きのみならず、稲川ファンにも是非読んでほしい1冊です。 | ||||
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宮崎事件の裏付けが分からない、ここだけは遠慮があるのか、稲川さんの方が真実に近いと思われる | ||||
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