実話怪談 恐の家族
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各書き手さんのカラーがよく出ていて、それぞれの文体の違いが楽しく、久しぶりにアンソロジーの醍醐味を味わいました。 内容は心霊と人コワが入り乱れていましたが、それがまた「家族」というテーマを引きたたせていました。切っても切れない「家族」という関係の上に話が成り立つため、これがまた今もどこかの家で続いているのか?と想像させ、一般的な不思議・不条理な恐怖譚と割りきれないものが尾を引きます。 | ||||
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ちょうど 【家族】という名前の小さな組織について 悩んでいる時期に読んだので 余計に深く考えるきっかけになった。 家族だからこそ甘えたり 家族だからこそぞんざいに扱ってもいいと思ったら 家族だからこそ安心して歪む。 どの家だって 多少の歪みを持って活きている。 その歪みの影に潜む恐怖を 様々な切り口で描いているように思った。 その中で一際異彩を放つのが岩井志摩子氏だと私は感じた。 全体的には強烈な怖さはない。 むしろじわじわと滲み出るそれぞれの【家族】という檻の怖さが良い。 | ||||
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心の底からゾッとする話やほっこりする話などたくさん詰まっています! 読み終わったらしばらく余韻に浸ってしまう… | ||||
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怪談ルポライターとして実録怪談集を上梓する一方で、古典知識を活かしながら伝統的な日本の怪談にも取り組んでいる川奈まり子氏が選者となって編集したアンソロジー作品集。 川奈氏曰く、古典怪談にしろ、現代の実録怪談にしろ、家族に纏わる話が非常に多いとの事…「家族間では赤も他人同士より互いに強い感情を抱き易い」為に、そこに渦巻く負の感情が尋常ならぬ怪談を生み出していくのだ。 さて、本書に収録されているのは西浦和也氏、松永瑞香氏、岩井志摩子氏、Dr.マキダシ、そして編者本人の川奈氏、以上5名の作品であるが、怪談分野に明るくない私は何方も存じ上げなかったので、客観的な書評は詳しいレビュアーの方達にお任せするとして、私はあくまでも素人なりの感想だけを書かせて頂こうと思う。 先ず印象としては、家族の怪談というともう少し「ほのぼのとした」ものだと思っていたが(勿論、祖先が守ってくれる、亡くなる時に会いに来てくれるという定番もあるのだが…)、実際にはかなりドロドロとした、或いは戦慄を覚えるような作品が多い。 特に、西浦氏「義実家の墓」は運命と因縁に加えて祖先の重さ…という避けがたい宿命が二重にも三重にも重なる重苦しい作品であるし、松永氏に依るタイの怪奇譚は読んでいるうちに外国を舞台とした作品である事を忘れてしまうくらいに親近感がある。 また、Dr.マキダシの作品は家族云々よりも典型的な「病院の怪談」として存在感があった。 尚、何れの作品も仮にそれが憎しみや嫉妬…或いは歪んだ形であったとしても何処かに“家族の絆”が感じられる作品が多かったのだが、正直言って、岩井氏の作品にはそれが感じられず、少々不快な印象が残ってしまったのは事実である。 勿論、これは私が「家族」に理想を抱いているだけかもしれないが、この作品を読んでしまうと「家族」と言うものがとても不潔に思えてしまうので、本書の意図にはやや反するのではないかと思うし、内容からしても怪談集に収録するのは如何なものであろうか…。 だからこそ最後を川奈氏自身の作品で締め括った事には安堵感がある。 やはり川奈氏には編者としてではなく、御自身の作品で勝負して頂きたいと思う。 | ||||
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タイトルに興味を覚えて購入しましたが、内容は私的には面白くないというか文章が読みづらかったです。 | ||||
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