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実話怪談 恐の家族
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実話怪談 恐の家族の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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各書き手さんのカラーがよく出ていて、それぞれの文体の違いが楽しく、久しぶりにアンソロジーの醍醐味を味わいました。 内容は心霊と人コワが入り乱れていましたが、それがまた「家族」というテーマを引きたたせていました。切っても切れない「家族」という関係の上に話が成り立つため、これがまた今もどこかの家で続いているのか?と想像させ、一般的な不思議・不条理な恐怖譚と割りきれないものが尾を引きます。 | ||||
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ちょうど 【家族】という名前の小さな組織について 悩んでいる時期に読んだので 余計に深く考えるきっかけになった。 家族だからこそ甘えたり 家族だからこそぞんざいに扱ってもいいと思ったら 家族だからこそ安心して歪む。 どの家だって 多少の歪みを持って活きている。 その歪みの影に潜む恐怖を 様々な切り口で描いているように思った。 その中で一際異彩を放つのが岩井志摩子氏だと私は感じた。 全体的には強烈な怖さはない。 むしろじわじわと滲み出るそれぞれの【家族】という檻の怖さが良い。 | ||||
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心の底からゾッとする話やほっこりする話などたくさん詰まっています! 読み終わったらしばらく余韻に浸ってしまう… | ||||
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怪談ルポライターとして実録怪談集を上梓する一方で、古典知識を活かしながら伝統的な日本の怪談にも取り組んでいる川奈まり子氏が選者となって編集したアンソロジー作品集。 川奈氏曰く、古典怪談にしろ、現代の実録怪談にしろ、家族に纏わる話が非常に多いとの事…「家族間では赤も他人同士より互いに強い感情を抱き易い」為に、そこに渦巻く負の感情が尋常ならぬ怪談を生み出していくのだ。 さて、本書に収録されているのは西浦和也氏、松永瑞香氏、岩井志摩子氏、Dr.マキダシ、そして編者本人の川奈氏、以上5名の作品であるが、怪談分野に明るくない私は何方も存じ上げなかったので、客観的な書評は詳しいレビュアーの方達にお任せするとして、私はあくまでも素人なりの感想だけを書かせて頂こうと思う。 先ず印象としては、家族の怪談というともう少し「ほのぼのとした」ものだと思っていたが(勿論、祖先が守ってくれる、亡くなる時に会いに来てくれるという定番もあるのだが…)、実際にはかなりドロドロとした、或いは戦慄を覚えるような作品が多い。 特に、西浦氏「義実家の墓」は運命と因縁に加えて祖先の重さ…という避けがたい宿命が二重にも三重にも重なる重苦しい作品であるし、松永氏に依るタイの怪奇譚は読んでいるうちに外国を舞台とした作品である事を忘れてしまうくらいに親近感がある。 また、Dr.マキダシの作品は家族云々よりも典型的な「病院の怪談」として存在感があった。 尚、何れの作品も仮にそれが憎しみや嫉妬…或いは歪んだ形であったとしても何処かに“家族の絆”が感じられる作品が多かったのだが、正直言って、岩井氏の作品にはそれが感じられず、少々不快な印象が残ってしまったのは事実である。 勿論、これは私が「家族」に理想を抱いているだけかもしれないが、この作品を読んでしまうと「家族」と言うものがとても不潔に思えてしまうので、本書の意図にはやや反するのではないかと思うし、内容からしても怪談集に収録するのは如何なものであろうか…。 だからこそ最後を川奈氏自身の作品で締め括った事には安堵感がある。 やはり川奈氏には編者としてではなく、御自身の作品で勝負して頂きたいと思う。 | ||||
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タイトルに興味を覚えて購入しましたが、内容は私的には面白くないというか文章が読みづらかったです。 | ||||
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単著『家怪』を出したばかりの川奈まり子さんが編者となり、自作の他に西浦和也、松永瑞香、岩井志麻子、Dr.マキダシの家族に因む怪談を集めた実話怪談集。川奈さん、西浦和也さんの作品は改めて言うまでもなく充実している。松永瑞香さんはタンザニアで現地の呪術師に弟子入りしたという異色の人、Dr.マキダシさんも精神科医兼ラッパーという人で、作品はやや小ぶりながら興味深く読めた。これだけなら星四つは堅いところだ。ああしかし、アタオコロイノナよ! 岩井志麻子の「焦熱極楽家族」が、例によって怪談とは真っ赤な偽り、読者をひたすら不愉快にするだけの汚らわしい代物で、せっかくの力作に泥水(というか屎尿)をぶちまけた。怪談界にも人間関係のしがらみがあって、川奈さんも岩井さんに仁義を切らざるを得なかったのか、編集者の強い意向か…などいろいろ推測はしてみたが…とにもかくにも出版社は、怪談の領域に二度と再び岩井志麻子の五文字を持ち込まないでほしい。 あと、西浦和也さんの『義実家の墓』、「ヨシザネ家」という固有名詞かと思って読み始めたが、いつまで経ってもヨシザネさんが登場しない。やっと分かったのは「義理の実家」という意味らしいということ。こんな言葉、今回初めて目にした。どうもネットの世界で使われ始めているらしいが、「実家」という言葉自体が「婚家」との対なのだから、「義理の実家」はやはり変でしょう? | ||||
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川奈まり子と西浦和也を客寄せにした。特に、岩井の話は酷い。怪談?こじつけだろ、みたいな。ダラダラ長い不幸な女の話、それも外国。辻褄の合わない所を怪談とはヒドイ。竹書房も考えて欲しいものだ。 | ||||
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一族の墓の話の最後にあんな気持ちの悪い写真を掲載して、不意打ちのように見せるのはどういうつもりなのでしょうか。神経を疑います。 | ||||
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読んでても頭に入ってこない、そして読まないで飛ばしていく、川奈さんの文章を読んで少しホッとする。しかし人間関係を読み解くのは疲れる。つまらない文章だと尚更だ。解決策はあるんですが殆ど誰も使わない、文章にこだわって書いてると思うが、それ程の文章には出逢えてない。 | ||||
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