怪談五色 破戒
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怪談五色 破戒の総合評価:
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評価が良いので期待して買いましたが、私には合いませんでした。文学作品みたいでした。 | ||||
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この種の実話怪談を読むたびにいつも、よくもまあこれだけ様々な種類の体験、怖い話のバリエーションがあるものだと驚きます。似たような話があまりないので、余計にこれらは作者の創作ではなくて実際にあった話なのでは、と考えてしまいます。が、自分はまったく見えない、感じない人なので、見えている人とはこんなに世界が違うんだと愕然としてしまいます。 我妻俊樹氏の作品はまさにそれで、見える人と見えない人の差というか違いを対比させたものが多かったです。多くの体験談によれば、見えない人はたとえ祟られていても、それを感じないためほぼ実害がないように描かれていますが、そうなのでしょうか?そして、見えている人はたとえ見えていても、ただ逃げるしか、他に害を防ぐ手立てはないのでしょうか。悪意のある霊のようなものが実在するとしたら、本当に怖いです。 丸山政也氏の作品は、こういう特集にはめずらしく、外国人から聞き取った話や海外で体験した不思議な話が取り上げられていて興味深かったです。どちらかといえば、日本の怖い話の方が湿度が高いというかじめじめと土着的で、外国がらみの方がからっとした感じがします。が、見える人はどこへ行っても見えてしまうもののようです。 今回、特に出色だったのは川奈まり子氏。この方の作品は初めて読みました。元AV女優で官能小説作家だったという経歴のためか、独特のエロスが匂う話ばかりです。また、一般的な実話怪談より一編が長く、ご自分の経験も混じっているのか、どこからが創作なのかわからない不思議な作風で引き込まれます。すべて東京が舞台になっていますが、自分がかつて演じたAV撮影の舞台になった古い民家が登場したり、明治の初めに男を殺めて死刑になった高橋お伝の話が出てきたりと、3話ともこの本を持って”東京魔界巡り”ができそうなおもしろさもあります。これから、この方の本をもっと読んでみたくなりました。 自分の友人には見える人もいるため、なんだか自分が鈍感なような気がしていましたが、読後、もしかして見えないのは幸いなのかもしれないと思ってしまいました・・。 | ||||
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川奈さんの怪談が最高。べったりと張り付いてきて、体温まで感じるようだった。 | ||||
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もっとぞくぞく感がほしかったので・・・ 作者たちの文章力にも違和感が・・・。 | ||||
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実話怪談なんだが、5人の作者によって書かれており、読み比べるとひとりひとり特色があるように感じる。 例えば、最初の渋川紀秀さんという方は起承転結がはっきりとされていて読み易い。 それと比べると我妻俊樹さんは怪現象の因果関係がわからず、話がちゅうぶらりんのまま終わる。(悪い意味ではないですよ。) どちらもおもしろい。 ただ川奈まり子さんという方の作品はどうも気持ちが悪いなあ。 作風がハッキリしていて、女と性を扱った怪談が得意とされているようだ。 個人的には受け付けなかったが、クォリティは高いと思う。 さらさら読めるので、通勤中とかにぜひ。 | ||||
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