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有罪、とAIは告げた



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【この小説が収録されている参考書籍】
有罪、とAIは告げた

有罪、とAIは告げたの評価: 4.08/5点 レビュー 26件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.08pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全20件 1~20 1/1ページ
No.20:
(5pt)

人間にしかできないことがある。

判決をAIに委ねる。
そんな時代が近づいてきた、今。
このソフトのアルゴリズムは過去の判例と、裁判官個々の倫理観と経験則により作られていると。
だが、道徳と倫理。
それに、正義の概念と寛容さ。
初心、忘るべからず。
効率化を図ったとしても、血の通った判決を求む。
有罪、とAIは告げたAmazon書評・レビュー:有罪、とAIは告げたより
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No.19:
(4pt)

ありえる未来

日頃、無駄にごたついている政治のニュースを見るたびに、政治はもうAIに任せた方が良いのでは?と思っているので、裁判をAIに任せる日がきても違和感を感じないかもしれないと思っている。
ただこの話でAI化を勧めてくるのが某国だということに、何とも言えない心のざらつきを感じながら、先を読み進めることになる。
今回私にとって初めてのオーディブルでの“読書”体験となった。
時々声色を変えながら男性のナレーションが進む。全体に会話が多かったので、ラジオドラマを聴くような思いで聴く(読む?)ことができた。
目や本を持つ手が疲れることもなく、好きな姿勢でストーリーを追うことができる反面、「え?今なんて言った?」と思ってちょっと戻りたくても、操作ができなかったので(個人的な技量だと思う)まあいいか、と聞き流すような形になってしまった。
私には、難しすぎる話はオーディブルは無理かな、と思われたので、この本は初めての体験としてはちょうど良かった気がする。
そんな意味でも、なかなか興味深く楽しめる“本”でありストーリーだった。
有罪、とAIは告げたAmazon書評・レビュー:有罪、とAIは告げたより
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No.18:
(4pt)

司法の中に、人工知能AIが導入されるとどうなるか?

東京高裁に、中国との友好・技術交流のために、中国の人工知能の「AI裁判官」が導入されることになった。そのAIは、法文や判例をデータインプットし、裁判官の判決も実行する。

 法文や判例を集めるだけでなく、判決文まで書くという。判決文は、難解と言われる文章であるが、それをきちんと踏襲するのだ。仕事の効率化、合理化、迅速化は司法の世界まで押し寄せているのだ。エストニアでは、ロボットAI裁判官が7000ユーロまでの少額訴訟にかぎって活躍していると報じられている。

 東京高裁の総括判事の寺脇から、東京地方裁判所の新人裁判官の高円寺円は、「AI裁判官」の法神の有効性を検証するようにと、法神の担当:インストラクターをさせられる。中国から派遣された技術者楊の日本語が流暢だ。北京大学日本語科とアニメで日本語が上達したという。楊の上から目線に辟易しながらも、AI裁判官の使い方を習熟していく。そして、その性能に寺脇は驚くのだ。自分と同じような文体を使い、同じような結論を出すのだった。

 裁判官は、公判、証人尋問、証拠や鑑定書の読み込み、判例の読み込み、そして、判決文の作成と実に忙しい。判決文を作る上での助手的役割をしてくれればいいかもしれないと高円寺円は考えていた。しかし、その性能に高円寺円は驚くのだ。

 判決文はまさに裁判官の考えた通りの判決文を作り出すのだ。そして、総括判事寺脇の息のかかった判事たちに、使わせてみるとその性能に、みんな驚き、導入したいと言ってくるのだ。寺脇は、これを導入することで、自分の評価が上がると考えるのだが。
 高円寺円は、AI裁判官をあまり信じておらず、使わず、相変わらず忙しい日々を送っている。
 それでも、高円寺円は、AI裁判官について、AIの専門家萬代倫香に分析してもらうことを、寺脇に承認させた。バグだとか、何か不具合がないかの検証である。

 定年まじかな檜葉裁判長が、家庭内暴力を振るう父親殺しの18歳の未成年の戸塚久志を担当していた。老人に近い存在なので、尊属殺人に対しては厳しい考え方をしていた。しかし、永山基準が存在する。1. 犯行の罪質。殺人の方法が残虐か、計画的かなど。2. 動機。利己的な動機か、やむを得ない事情があったかなど。3. 犯行態様の残虐性。被害者に与えた苦痛の度合い。4. 結果の重大性。特に殺害された被害者の数。5. 遺族の被害感情。遺族が極刑を望んでいるかなど。6. 社会的影響。社会に与えた衝撃の大きさ。7. 犯人の年齢。成人か未成年かなど。8. 前科。過去に犯罪歴があるか。9. 犯行後の情状。反省の有無、被害弁償の努力など。

 その未成年犯人は、初犯であり、懲役刑が妥当だと思われていた。少年犯罪の場合、日本の刑事裁判は基本的に更生主義を採用している。尊属裁判の厳罰は、1995年の改正により正式に削除されている。檜葉裁判長は、AI裁判官の法神に、診断してもらうことを高円寺円に依頼した。そして、法神は、検察の要求した通りの「死刑」の判決文を書き出した。檜葉裁判長は、納得して、自分の考えた通りだという。

 しかし、高円寺と刑事の葛城は、その法神の死刑の判決を覆すための証拠などを集めるが。
 要するに情状酌量の余地がないか、未成年が死刑になるということへの恐れなどがあった。そしてついに、中国製のAI裁判官の弱点を見つけるのだった。中国、アジア、日本は、儒教の影響が強く、尊属殺人には厳しいことも反映していた。しかし、どんでん返しの中山七里は、さらにどんでん返をするのだ。

 AIが、感情と心、共感性、創造性があるかという問題がある。山中さんとタモリの番組でAIを扱っていたが、人間しか持っていないという「予測能力」が今のChatGPTの最新版では、かなり改善されている事例が出された。2分間コントシナリオも、AIでできる時代だ。裁判でAIに裁かれるとすれば、人間としては嫌な感じはする。それにしても、中山七里、AI裁判官について物語を作り上げるスピード感がいいね。
有罪、とAIは告げたAmazon書評・レビュー:有罪、とAIは告げたより
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No.17:
(5pt)

発想が面白い

話題のAIを題材に、七里作品得意の「どんでん返し」を網羅した、素晴らしい作品でした。
「よくこんなストーリーが考えつくものだ」と、ますます七里ファンになりました。
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No.16:
(5pt)

裁判官とAI危ない話

本当にありそうなストーリーです。驚かされました。いつもの展開についていくのが大変でした。
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No.15:
(4pt)

このままAIに大きな顔をさせるのか!

AIをどこまで信じるか、また、どこまで信じて良いのか?
ただ効率の為に利用する事の危険に思いを馳せると、気持ちがザワザワします。
だが、AIとの付き合いは避けられない今、どう
賢く利用するか、考えさせられます。
有罪、とAIは告げたAmazon書評・レビュー:有罪、とAIは告げたより
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No.14:
(5pt)

今からのAI時代

これからのAI時代について、考えさせられます。人間ができる考えること、感情、生き残るためにAIにはできない大切なことなど何か。
今だから、読みたくなる本です。
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No.13:
(4pt)

例え国産であっても

amazon商品紹介から以下。

緊急出版! 人工知能は罪を裁けるのか

東京地方裁判所の新人裁判官・高遠寺円は、日々の業務に忙殺されていた。
公判、証人尋問、証拠や鑑定書の読み込み、判例等の抽出、判決文作成と徹夜が続く。
東京高裁総括判事の寺脇に呼び出された円は、ある任務を命じられる。中国から提供された「AI裁判官」を検証するというものだ。
〈法神2〉と名付けられたその筐体に過去の裁判記録を入力する。
果たして、〈法神〉が一瞬で作成した判決文は、裁判官が苦労して書き上げたものと遜色なく、判決もまた、全く同じものだった。
業務の目覚ましい効率化は、全国の裁判官の福音となった。
しかし円は〈法神〉の導入に懐疑的だった。周囲が絶賛すればするほどAI裁判官に対する警戒心が増す。
そんなある日、円は18歳少年が父親を刺殺した事件を担当することになる。
年齢、犯行様態から判断の難しい裁判が予想された。
裁判長の檜葉は、公判前に〈法神〉にシミュレートさせるという。
データを入力し、出力された判決は――「死刑」。
ついに、その審理が始まる。
罪は、数値化できるのか。裁判官の英知と経験はデータ化できるのか。
連載、即緊急出版! 目前に迫るあり得る未来に、人間としての倫理と本質を問う法廷ミステリー。

【編集担当からのおすすめ情報】
日々進化し続ける人工知能。AI裁判官が実務を行うようになったら――という現実の半歩先を行く「IF」をどんでん返しの帝王が描きます。裁判官の倫理と英知、正義とはなにかを考えさせられる、今こそ読んでいただきたい傑作です。

 *

2つのストーリーを追う事になる。
AI裁判官を受け入れた先の未来と、
焦点を当てられた犯罪事件の結末。
これらが絡み合って、実に面白い。
どんでん返しの帝王と呼称されるが、ここの所は想像できた。
はじめに何で中国産なんだろうと思っていたが、最後になるほど、だからかと分かった。
確かに、半歩先を行こうとしているミステリーであります。
例え国産であっても、どうなるのかな……。
人を裁けるのは人だけなのか、難しいテーゼです。
有罪、とAIは告げたAmazon書評・レビュー:有罪、とAIは告げたより
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No.12:
(4pt)

様々な課題を示唆している

殺人事件の推理物という側面と、AIを活用するとどうなるかという社会的な警鐘を鳴らす作品としてよくバランスが取れているなと思いました。

トリックの持っていき方も自然だし、何よりAIが出す答えをどう利用すべきかという事をうまく表しています。

AIが出来る事
うのみにする危険性
学習データの選び方の課題
何より、自国民の生殺与奪を誰にゆだねるのかという点において、とても分かりやすく書かれていました。

現実世界ではこの問題はすでに起きています。
引き金を誰にひかせるか?
金融取引では、AIによる自動売買
敵を認識して自爆するドローン
アニメ「サイコパス」ですら悪人認定しても引き金は捜査官にゆだねているのに、現実は倫理観を無視して進んでいます。
その点において、先に判決が出力されたときに裁判官はどうするのか?
この辺りの緊張感もひりひりと伝わってきました。
有罪、とAIは告げたAmazon書評・レビュー:有罪、とAIは告げたより
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No.11:
(5pt)

さすが中山七里

難しいテーマを難なくスムーズに物語化して見せた中山七里の底力に改めて感服。恒例のどんでん返しも健在。たぶんこれも、1か月程度の執筆期間で仕上げたのでしょう。短期間で書けるのは深い知見と教養、そして文章力が既に備わっているから。長年の読書量と執筆量の賜物。まさに職人芸です!
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No.10:
(5pt)

裁判

ai今どき、サラリと読める。
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No.9:
(4pt)

AI時代の課題と事件の展開

AIの判決で話が進むと思っていたら、人の判断で新たな事実から判決が変わるという展開は面白い。
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No.8:
(5pt)

考えさせられました。

AIは人間より高い処理スピードで過去の判断の再現をするもの。いまよりもっと接する機会が増えるだろうと思うと、どこまで過去の判断を教えられるかがソフトの適用範囲なのだろうなと思いました。人間はすべての過去を知らなくても日々判断しているのに。より多くの過去の判断を読み込んでいるAI の判断がまだまだ信用がおけないと思えることに考えさせられました。
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No.7:
(5pt)

イッキ読みした

刑事や弁護士の立場から書かれた推理小説は多いが、裁判官の立場からというのは珍しいと思う。政府の都合から裁判所に試験的に導入された中国製AIが、業務を省力化するという触れ込み。女性判事補がAIをマスターしながらも信じきれない。他の裁判官たちがAIを重宝するなか、ある殺人事件の裁判の判決にAIが活用されようとするが、被告の旧友を訪ね歩く刑事とソフトウエア検証会社の女性が、新事実を発見。法律用語が多いが勉強になる。デジタル化にはまだブラッシュアップが必要。アナログでアナクロな捜査や裁判がまだ望ましいのか、とも感じさせる。チラリと書かれる世の中への批判も秀逸。
有罪、とAIは告げたAmazon書評・レビュー:有罪、とAIは告げたより
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No.6:
(4pt)

遠い未来の話ではない

裁判手続にAIが活用されるのは、それほど遠い話ではないと感じました。一方、その活用の在り方を慎重に考える必要があるとも感じました。
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No.5:
(5pt)

さすが、どんでん返しの帝王!!

まさか、こんなどんでん返しがあったとは!!
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No.4:
(5pt)

新しいミステリー!

①中国から導入されたAI裁判官を巡る騒動。AI裁判官の判決までの思考ほ完璧だ。これを導入すれば間違いなく、裁判官の労力は省ける。しかしそこに落とし穴が待ち受けている。なぜ、そこまで完璧に裁判官の判決を導き出すことが出来るのか?
②日本人裁判官の思考様式、判例や判決までのあらゆるデータを入力している。ということは、日本人の思考パターンをすべて熟知しているということだ。これはある意味思考ロボットであり、AIスパイである。こう考えると恐ろしくなる。AIの頭脳が人間化し、人間を凌駕し、指図することによって人間を支配する。本書はそこに継承を鳴らしているのだ。換言すれば、中国がAIを通じて日本人の精神を支配することになるのだ。著者の新境地を見る思いがした。
最後に、尊属殺人重罰規定(死刑か無期懲役)は違憲判決が下され、一般殺人と同一になってるはずだ。本来平等であるはずの人の命の重さには差がない。情状酌量のと更正の余地がある息子が父親を殺して死刑判決というのはおかしいのではないか?
とはいえ本書は考えさせられる。
お勧めの一冊だ。
有罪、とAIは告げたAmazon書評・レビュー:有罪、とAIは告げたより
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No.3:
(4pt)

AIは人の判断にどんな影響を与えるだろうか

中山七里さんの作品が好きで色々読んでいますが、彼の作品の中では中の上くらいの面白さでした。AIが人に代わって人を裁くことが無くても、人を裁く裁判官に影響を与えるとしたらどうなるか?興味深い設定でした。AIの仕組みについては概ね本書で書かれているとおりで、AIの教育(モデリング)が展開の鍵になるのは予想通りでした。主人公の高円寺円判事の祖母の高円寺静判事が登場する昔の作品をまた読みたくなりました。
有罪、とAIは告げたAmazon書評・レビュー:有罪、とAIは告げたより
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No.2:
(4pt)

いつもながらのドンデン返し

AIより人間の地道な調査が、真実を追える。
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4093867127
No.1:
(4pt)

AI(人工知能)利用の利点・欠点を考えさせる作品

AIを裁判官の仕事に利用させるとどうなるのか、という点が描かれていました。ただAIソフトが中国製として登場するのは、やはり胡散臭いですね。最後は、中山作品らしいどんでん返しでした。
有罪、とAIは告げたAmazon書評・レビュー:有罪、とAIは告げたより
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