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有罪、とAIは告げた
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有罪、とAIは告げたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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難しいテーマを難なくスムーズに物語化して見せた中山七里の底力に改めて感服。恒例のどんでん返しも健在。たぶんこれも、1か月程度の執筆期間で仕上げたのでしょう。短期間で書けるのは深い知見と教養、そして文章力が既に備わっているから。長年の読書量と執筆量の賜物。まさに職人芸です! | ||||
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ai今どき、サラリと読める。 | ||||
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AIの判決で話が進むと思っていたら、人の判断で新たな事実から判決が変わるという展開は面白い。 | ||||
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AIは人間より高い処理スピードで過去の判断の再現をするもの。いまよりもっと接する機会が増えるだろうと思うと、どこまで過去の判断を教えられるかがソフトの適用範囲なのだろうなと思いました。人間はすべての過去を知らなくても日々判断しているのに。より多くの過去の判断を読み込んでいるAI の判断がまだまだ信用がおけないと思えることに考えさせられました。 | ||||
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刑事や弁護士の立場から書かれた推理小説は多いが、裁判官の立場からというのは珍しいと思う。政府の都合から裁判所に試験的に導入された中国製AIが、業務を省力化するという触れ込み。女性判事補がAIをマスターしながらも信じきれない。他の裁判官たちがAIを重宝するなか、ある殺人事件の裁判の判決にAIが活用されようとするが、被告の旧友を訪ね歩く刑事とソフトウエア検証会社の女性が、新事実を発見。法律用語が多いが勉強になる。デジタル化にはまだブラッシュアップが必要。アナログでアナクロな捜査や裁判がまだ望ましいのか、とも感じさせる。チラリと書かれる世の中への批判も秀逸。 | ||||
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裁判手続にAIが活用されるのは、それほど遠い話ではないと感じました。一方、その活用の在り方を慎重に考える必要があるとも感じました。 | ||||
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まさか、こんなどんでん返しがあったとは!! | ||||
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①中国から導入されたAI裁判官を巡る騒動。AI裁判官の判決までの思考ほ完璧だ。これを導入すれば間違いなく、裁判官の労力は省ける。しかしそこに落とし穴が待ち受けている。なぜ、そこまで完璧に裁判官の判決を導き出すことが出来るのか? ②日本人裁判官の思考様式、判例や判決までのあらゆるデータを入力している。ということは、日本人の思考パターンをすべて熟知しているということだ。これはある意味思考ロボットであり、AIスパイである。こう考えると恐ろしくなる。AIの頭脳が人間化し、人間を凌駕し、指図することによって人間を支配する。本書はそこに継承を鳴らしているのだ。換言すれば、中国がAIを通じて日本人の精神を支配することになるのだ。著者の新境地を見る思いがした。 最後に、尊属殺人重罰規定(死刑か無期懲役)は違憲判決が下され、一般殺人と同一になってるはずだ。本来平等であるはずの人の命の重さには差がない。情状酌量のと更正の余地がある息子が父親を殺して死刑判決というのはおかしいのではないか? とはいえ本書は考えさせられる。 お勧めの一冊だ。 | ||||
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中山七里さんの作品が好きで色々読んでいますが、彼の作品の中では中の上くらいの面白さでした。AIが人に代わって人を裁くことが無くても、人を裁く裁判官に影響を与えるとしたらどうなるか?興味深い設定でした。AIの仕組みについては概ね本書で書かれているとおりで、AIの教育(モデリング)が展開の鍵になるのは予想通りでした。主人公の高円寺円判事の祖母の高円寺静判事が登場する昔の作品をまた読みたくなりました。 | ||||
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AIより人間の地道な調査が、真実を追える。 | ||||
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AIを裁判官の仕事に利用させるとどうなるのか、という点が描かれていました。ただAIソフトが中国製として登場するのは、やはり胡散臭いですね。最後は、中山作品らしいどんでん返しでした。 | ||||
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