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冬に子供が生まれる
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冬に子供が生まれるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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ジャンプ以降からの読者で著者の作品はほぼすべて読んできました。今回久しぶりの新刊ということで楽しみにしていましたが、途中で断念しようかと思うほど登場人物やストーリーに魅力が感じられませんでした。もうYのような作品は期待できないのかと思うとただただ寂しく非常に残念です。 | ||||
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佐藤氏の過去作品の大半を、この半年で読了しました。 いずれも丁寧かつ見事な構成の作品なのですが、氏の作品世界における最大の特徴は「同じ小説は書かない」という事かと思っております。分類不能な作品群ですが、一貫して読者にとって良い意味で想定外な仕掛けが施されております。読み進むにつれ意外なスペースに枝が伸ばされたり、或いは意表を突く個所にぴったり当てはまるパズルのピースが出現します。 …ところが、本作品はどうでしょう? 常に意味不明で思わせぶりな物言いが氾濫しています。おそらく作者もそれに自覚的であるのか、登場人物の口を借りて「何が言いたいの?」という問いかけが何度も出てきます。 いつもの佐藤作品なら、読み進めればすんなり納得のいく展開が待ち受けていますが…本作品には全くそれがありませんでした。主要人物4人は全くと言って良いほど交わらないし、語り部たる湊先生についても存在意義がよくわかりません。本筋と関係のない丁寧な情景描写に苛立つことも度々ありました。過去、佐藤氏の作品を読んでいる最中にそのような経験はしたことがありませんでした。 結局「彼女はお前の子供を産む」という携帯電話へ送信されたメッセージについても、真意と送信者は不明なままです。 当初「なんのこっちゃ?」と首をかしげていた主人公(?)も、何やら突然未亡人と結婚し子供が生まれることになっています。UFOやらジェダイやらが一体この作品で何を説明しているのかも、全くわかりませんでした。 これほど不親切かつ意味不明で、読者に対して不誠実な作品を佐藤氏が書いたということが信じられませんでした。 最悪の事態…例えば、すでに作品を創造する能力が欠失した作家に対し担当編集者が何も意見を言えないまま出版という最終段階に至ってしまった…という顛末でなければ良いと、それだけを切に祈っています。 彼の生み出してくださったこれまでの作品群に敬意を表して星2つにしますが、本来は作品単体で見れば1つ以下です。 | ||||
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過去と現在を倒置したり、ト書き、会話、手紙を上手に組み合わせたり、最初からミナまで説明せずに徐々に露にしたり、描写も上手だったりと類をみない小説家ですよね ただ、「月の満ち欠け」からオカルト色が強くなってきて、今回はそれが全面に。それでも、リアリティを感じさせるところは流石なんだけど、ちょっとオカルト色が強いかな。期待していたのとは違う感じ | ||||
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