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皆勤の徒
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皆勤の徒の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 21~25 2/2ページ
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一度では理解できないくらい読むのが大変な小説なのになぜこれほど読むのが快感なのか。例えるならハードSFの「黒死館」か。 | ||||
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「……感」に何を入れるか? 不快感? 嘔吐感? 粘液のぬくもり感? | ||||
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最初の短編「皆勤の徒」で、異形の世界に圧倒される。このカリカチュアライズされた近代文明の残滓は何だ。 人間のまねごとをしているこの不思議な生き物は何だ。 「泥海の浮き城」に至っては、昆虫型の生物を中心に探偵もの。難易度が高すぎる。 自閉しかかった文学かと、やや心が折れかけた。 しかし「百々似隊商」で、ほぼこの世界の成り立ちがわかる。 サイバーパンクSFの部類に入る作品だともいえる。 ラストのキーワードはラザニア。 | ||||
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普段は翻訳SFばかり読んでいます。話題になったものは日本のものも読みますが、今まで当たったと思ったものなし。 しかし、この作品はすごいです。読むこと自体が快感になる作品は久しぶりです。 立て続けに5回繰り返し読みました。無人島にでも持っていけそうです。 このシリーズがもっとあればぜひ読みたいですが、謎のバランスから考えるとこの1冊でちょうどいいのでしょうか。 | ||||
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描写は複雑にして怪奇、精細な描写にも関わらずイメージは漠然として捉えどころがない。作者自らの手による挿絵が、想像を助ける唯一の手掛かり。 見知った単語が別の字を当てられ、まったく違う意味として描写される:例えば、「遮断胞人(しゃだんほうじん)」「冥棘(めいし)」「塵脈(じんみゃく)」など。また知った単語もそのままの意味とは限らず、既知の言語に未知の言語を重ね書きされながら多重に重なった世界を読んでいると、行間から混沌とした世界が臓器と共ににゅるりと吐き出されて脳内を埋め尽くす。 帯に「世界水準のSF」とあるが、まったく同意ながら描写があまりに高度な日本語ローカライズの上に成立しているために他言語への翻訳がほとんど不可能ではないかと思われ、そのことが残念でならない。 | ||||
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