宿借りの星
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中二病な読みにくい造語がずーっと続くが いったい何が面白いのかさっぱり分からん。 あまりにも世界が違うので登場キャラに感情移入もできないため、 何が起こっても「ああそうですか」と、何の感想も湧かない。 | ||||
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「皆勤の徒」では圧倒的世界観に飲み込まれ、独特な単語やその意味を理解する事に腐心しながら読み、ある種の達成感とともに読了し、すっかりファンになりました。その作家が賞を受賞した作品、という事で期待して読みましたが、結論から言うと「皆勤の徒」を超える驚きや読者を唸らせるアイデアは無かったように思います。物語を読み進めやすいようにしたのかもしれませんが、あまりに人間的なストーリー性により、ディズニーのバグズライフのようなほのぼのとしたファンタジーに近い印象になってしまっており、その点が残念でした。 | ||||
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取っつきにくい文章で、はじめは入り込めるか不安だった。 読書中コーヒーを淹れようと立ち上がりかけて、ふと自分が二本足であることに妙な違和を感じてしまった。 いつのまにか小説世界に完全に没入していたらしい。 とんでもなく性能の良いVRに深く入り込んだ後みたいに、しばし身体感覚の違和感に付きまとわれた。 一般に500ページ前後の本が含む情報量は概算で300万ビット足らず。 DVDなどの映像に含まれる情報量の1秒分にも満たない。 にも拘らず、文字列だけで読者を呑み込むような大伽藍を造りあげてしまう力業。そんなことができる書き手は、今この人しかいないんじゃなかろうか。 | ||||
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このボリュームで皆勤の徒をやられたらよう読み切らんよ、皆勤の徒ですら読み切らんかったのにと思ったあなた、ちゃんと読み切れます。安心してください。思考の位相を人類側に寄せてきてる本作、そこまでエキサイチングな展開は無いのですが、読める、読めるぞ!と勢い読み切れます。メリハリに乏しく決して読みやすい文体ではないはずなのにこの体験。おもしろいです。 | ||||
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SF小説を読むのは、時間がかかる。この本も例外ではなかった。 しかし、ページをめくる速度が遅くても、倦むことなく読み終えることができた。 それどころか、読み終わるのが惜しかった。 マガンダラやマナーゾたちとの別れが惜しかった。 用いられる語彙は一見難しいが、それでも辛抱強く読み進めていってほしい。 数々の造語は、字面からの想像によって、ある程度理解できるものだし、 とりわけ、微細な筆致で描かれた挿絵がわれわれの想像力を助けてくれる。 独特な語彙に慣れる頃には、次第に明らかになっていく謎が、読者の知的好奇心をしっかりと捕らえていることだろう。 この他にも、たくさんの魅力がある。 食事の場面では食欲を刺激(あるいは減退)され、グルメ小説かと勘違いしそうになる。 個性豊かな登場キャラクターたちには愛嬌があり、惹かれずにはいられない。 とりわけ、生き物たちの習性、寄生・共生関係、ヒエラルキーを緻密に記述する文章は、もはや異世界生態学だ。 | ||||
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