君が手にするはずだった黄金について

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評判

君が手にするはずだった黄金についての評価:

3.74/5点 レビュー 43件。 C ランク

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平均点3.74pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全43件 1〜20 1/3ページ
No.43
(5pt)

何回も読んだのだろうか?

改めて読むと、あれって感じた。もう読んだ内容なのだ。それに気がつくのが遅くなったのは、なぜだろうか?でもこれで読み終えて。また次に読む機会があれば楽しみ。
君が手にするはずだった黄金について Amazon書評・レビュー: 君が手にするはずだった黄金についてより
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No.42
(4pt)

二話までは読むのに疲れ、三話以降は面白いけど同工異曲かな

作者自身の高校生から小説家になるまでの、作者にとって印象的なエピソードの連鎖で構成される短編集。
第一話プロローグの高尚な読書遍歴を実名で羅列する村上春樹っぽい自意識過剰な描写に少し鼻白らむ。
第二話の東日本大震災前日の記憶を執拗に掘り起こす話は、論理的記述に読書疲労を感じる。
第三話以降は急に下世話な話となって面白くなるが、いずれも嘘とペテンを生業としているような占い師、金融トレーダー、漫画家が登場する話が続き、ストーリーに惹き込まれるが、少々食傷気味に。
但し占い師のトリックを暴露するくだりやロレックスを巡る話は実に興味深い。
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No.41
(5pt)

エッセイ風小説という軽めのフォーマットでありながら、じっくり読ませる傑作短編集

本作は「小川哲」という実在の小説家のエッセイ作品のようなフォーマットを取っているため、そもそも、前提として、小川哲作品を好きかどうかで本作の評価は変わる印象を受けた。私は小川作品の緻密でロジカルだが大胆な作風が好きなので、本作の「小川哲」の理屈っぽい部分などがスッと入ってきて、あっという間に物語に引き込まれた。
エッセイという軽さを感じるフォーマットであるが、内容はなかなかじっくり読ませるものになっており、これがトータルとしては非常に良いバランスの1冊として仕上がっていた。単純な短編集では味わえない、不思議な感覚を読後に与えてくれる傑作。短編集ではあるが、各話の登場人物や時系列が一部リンクしており、その点も作者の遊び心を感じることができて楽しかった。
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4103553111
No.40
(1pt)

人の根源的な空虚さみたいなものから目が離せず

背景や心情が、あたかも自分であるように感じられ、引き込まれる。人間心理や哲学に馴染みがあると余計に。空虚さとともに、だから何だ?という同士を得たような読了感であった。
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4103553111
No.39
(3pt)

長編で読みたいやつ

長編で更に色々と展開が欲しかった。作品的には★四つかな。
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4103553111
No.38
(5pt)

スゴい作品がかけるなぁ

Youtubeで紹介されていたので読了。読み始めは、小難しいことを言ってるなぁと感じで、自分のことを題材にしているエッセイなのかと思いながら、読み進める。奥が深すぎた。全く的確な感想レビューが言えませんが、読み終えると、凄く面白かった。著者の頭脳の良さが垣間見えました。特に、①小説家の鏡、②君が手にするはずだった黄金について、③偽物が好き。
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No.37
(5pt)

人気があるようなので読んでみました。

陰キャの友達がぶつぶつと面倒なことを酒でも飲みながら言ってくる話を心に余裕のある私がうんうんと優しく聞いてあげてるようなそんな印象。チュウニビョウとまではいかないけど、SNSで見かけて購入したというきっかけがなかったら買っていたかどうかわからない、あんまり楽しくは無い内容で。著者が東大卒で頭脳明晰だろうという前情報があったから、きっと得られるものがあると読み進めたが、2000円近く出したなら他に読むべき本がたくさんあったように思う。急出する外国の作家の名前とかたくさんあってそれで村上春樹臭だったのか。村上春樹も20歳くらいの頃よく読んでいたけど50が近い初老の私はきっと小川氏が想定する読者層からはみ出てるかな。息子がもう少し大きくなって暇だったら読んだらいいと思った。
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4103553111
No.36
(4pt)

考えさせられました

小川哲氏の考え方や語り口に共感しています
東大らしい理屈っぽさを感じます
同時に正直な率直さも感じます

本作も同様だと思いました
しかし、同時に心配になりました
描かれた“問題”の“加害者”は、
本作を読んだら、どう思うのでしょうか?
致命的に傷つくのではないでしょうか?
それほど論理的にストレートに非難していると思いました

考えさせられました
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No.35
(4pt)

村上作品に近い読みやすさと、スポンテニーアティ(自発性)がある小説!

同じ著者による「言語化するための小説思考」を読み、あまりに面白かったので試しに購入してみた短編小説集である。最初に感じたのは「なんとなく村上春樹氏の小説に似ているな」「(村上氏の作品には劣るけれど)よく書けているな」ということだった。

各短編は、小説家である「僕」の一人称で書かれている。主要な村上作品と同じだ。そして、他者と距離を置き、群れから離れて独自の(内向的でありながら明確な規範意識に基づいた)価値観をもつ「僕」の性格が、春樹作品の「僕」に似ている。

「僕」の思弁(哲学を専攻していた作者らしく読んでいて楽しい蘊蓄や、意味の厚みを感じさせる箴言めいた文章)が適切に記述され、抑制された会話によって登場人物の個性や境遇の独特さが浮かび上がってくる。情景描写は少なめで、読者は「僕」に共感しながらスラスラと読み進めることができる。

2000年代以降、若者にとって村上春樹作品は切実なものではなくなりつつある。SNS時代、承認欲求が問題である現代の若者であれば、小川哲作品の方が身近で読みやすいだろう。還暦のハルキストの私も楽しく読むことができたのは、文章の流れに自発性(スポンテニーアティ)が感じられ、ぎこちなさやわざとらしさが無いからだろう。

しかしそれでも、(多くの現代日本人作家の作品同様)物足りなさが残る。再読しよう、じっくり読解してみたい、文章を再度味わってみたい、とは思えない。なぜなのだろう。それは、本作でも取り上げられていたポールオースターやサリンジャー、カポーティやカズオイシグロの作品ような、やや緻密ともいえる「書き込み」が足りないせいだと思われる。描写のくどさや偏りに、その作品の世界観、肝のようなものが宿っているとすれば、現代の日本人作家の作品には肝が欠けているといえるかもしれない。

ただし、緻密な書き込みや偏向した描写に溢れた小説は、現代日本では行き場所がなく、注目されず、売れない。海外の作品(古典を含む)を読むことでしか「別の世界に深く沈んでいく」ような読書体験は得られないのかも知れない。
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No.34
(3pt)

新品とは言えません

帯にヨレがありました。中古でしょうか?気になりました。
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4103553111
No.33
(5pt)

急に引き込まれ最後は笑いました。

初めは作者の過去の思い出話?と思いながら読み進めていったんだけど途中からえ?そんな展開!?っと驚かされてどんどん読むスピードも早まりあっという間に物語の世界に引き込まれていきました。

そしてラストの話でまさかの笑いが出てきました。そんな事件からそんな事を深く考える?え?そことそこ繋がるの?
やっぱり頭いいと言うか。作者が何かを考える時にもし頭の中に人が何人かいて、脳内会議をしているのだとしたらぜひ参加したいと思いました。

初めてこの方の小説を読みましたが他の作品も読んでみたいと思いました。
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4103553111
No.32
(3pt)

若年、中年向け。。か

短編集、表題の短編以外も面白く読めた。著者の感覚がピンとこなかった。若い人のほうが読後感は感じることが多いのかと。若い人に人気がある本らしい。ラジオで紹介されたので購入。つまらなくはないが少し期待外れだった。
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4103553111
No.31
(4pt)

小説家についての話

短編集。「小説家の鏡」が一番気に入りました。
主人公に相談に来た友人の妻の恵梨香。仕事を辞めて、小説家になりたいと思っている。人間は、自分の聞きたいこと、見たいことを、聞いたり、見たりしたいと思う。答えは最初から自分の中にあって、それを正解だと言ってもらいたい存在。恵梨香もそう。占い師や小説家は、人々の鏡。全編を通して、小説家であるということについての自省も主題の一つかな。
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No.30
(5pt)

たくさんのギャツビー

側だけの人についての話。ウソをつき続ける
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No.29
(2pt)

肩透かし

承認欲求の話、なのか…?
そんな感じがしない、全体的に諦めてる感がただよう話が並んでて、これが本屋大賞の候補ってことにびっくりした。
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4103553111
No.28
(5pt)

この世は虚構である、嘘である、妄想である

主人公は著者と同名の「小川」。小説家でもある彼の視点で語られる連作短編集。どの作品も虚構や虚飾、嘘、妄想がエッセンスとして入っている。もちろん楽しむべきはその虚構世界であるが、著者と主人公が似た境遇であるため、フィクションとノンフィクションの間で頭を揺さぶられる。その混乱の極みが「受賞エッセイ」である。「プロローグ」で自分は何者なのかを問い、最後の「受賞エッセイ」でも自分について考えるという構成だと思うが、間にある短編も自分への問いのようになっていたような気がする。
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4103553111
No.27
(4pt)

小川哲さんの3冊目でした

初めて読んだのは想像見聞録「Voyage」内のフューチャーな織姫彦星「ちょっとした奇跡」。続いて、「嘘と正典」へ。そして当書は著者が主人公となり、「黄金」になりうる怪しげなヒトとコトに遭遇する実話?或いは小説?
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4103553111
No.26
(1pt)

無題

主人公が思いっきり自己防衛しながら攻撃的なことを書いてる気がして読後、あまりいい気持ちがしなかった。トレーダーの知人の悩み相談にいっさい興味がないと答えてるけど、その前に知人のツイッターなどを他の知人と検索して調べてるし、二人で悪口も言ってるのにも違和感を感じました。ロレックスの偽物とかって男性には地雷なんだろうな、とも。
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4103553111
No.25
(5pt)

めっちゃ面白かった!

章が進むにつれて、点と点が繋がる心地があり、ひとつひとつの章も面白かったです。
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4103553111
No.24
(3pt)

たまたま小説家なんだね

『プロローグ』から始まった。

小川君は就職のエントリーシートが書けない。
彼女の美梨さんが「小川さんの趣味(の小説)を活かせばいいのではないでしょうか」との提案から
彼は小説を...自分のために文章を書いた。

彼は「エントリーシートを書くことに失敗して、小説家になった」
彼の編集者は「小説を書くことに失敗して新潮社に入社した」
彼らが逆の立場になっていた可能性もあった。
小川君は言う。
「日々局所的に進化し、大局的に退化して生きている」
これを進化や退化というのかなぁ...

まぁ彼は、たまたま小説家なんだね。
君が手にするはずだった黄金について Amazon書評・レビュー: 君が手にするはずだった黄金についてより
4103553111