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リカバリー・カバヒコ



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リカバリー・カバヒコの評価: 4.25/5点 レビュー 59件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全50件 21~40 2/3ページ
No.30:
(5pt)

私の中の本屋大賞2024

青山美智子さんの本は4冊読ませていただいたのですが、どれも良かったです。
特に私個人としては『赤と青のエスキース』が、おすすめをと問われれば迷わずあげさせていただきたいくらい素晴らしく、驚かされました。

今回も『リカバリー・カバヒコ』というタイトルから「ネタバレか」などと甘くみていたところ、私の考えのはるか上を行った内容に、読み終わってまた驚かされました。

青山さんの文章は何でしょう(私ごときが偉そうですが)、一言一句の表現が、細かく言えばその1文字1文字までが、あるべき場所にてらいなく存在し、そしてその事が、まるで自然の中に自分が包み込まれた時のような、そんな穏やかな幸福感を生んでくれる感じがします。

第4話に、整体の先生からすすめられて、生活(自分自身)の意識を変える事を実践した記述がありました。きっと青山さん自身も実践されていることなのかなとも思いました。

今まで知らなかった事や、知っていても気に留めなかった事の中にも、それに込められた素晴らしい事柄や気持ちがたくさんありますよね!

本屋大賞の他の作品もいずれもすごく良かったです!っ私の中ではカバヒコでした。おすすめさせていただきます。
リカバリー・カバヒコ (文芸書・小説)Amazon書評・レビュー:リカバリー・カバヒコ (文芸書・小説)より
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No.29:
(5pt)

自分を見つめ直すことができる本

触れると治したいところが回復するという都市伝説を持つ公園の古びた遊具のカバヒコをテーマとした連作短編集です。

中学入試に出題される可能性があると思って購入しました。

主人公たちは誰にも言えない悩みを抱え、伝説のカバヒコを触ることで自分を見つめ直します。それぞれの話にはキーパーソンになる人物が登場し、その人物と関わることで主人公たちは自分の本当の悩みに気づくことができます。
第1話は高校生、第4話は小学生なので小学校高学年でも共感できることもあり読みやすいかと思います。
リカバリー・カバヒコ (文芸書・小説)Amazon書評・レビュー:リカバリー・カバヒコ (文芸書・小説)より
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No.28:
(5pt)

大好きな青山美智子さんの本

人は皆色々苦しかったり辛かったりしているけれどカバヒコと話をするとなぜが解決してしまう、クリーニング店のおばちゃんがまた良い味を出してます
いつもキレイな状態で届けてくださってありがとうございます
リカバリー・カバヒコ (文芸書・小説)Amazon書評・レビュー:リカバリー・カバヒコ (文芸書・小説)より
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No.27:
(4pt)

読後感のいい作品

カバヒコというカバの姿をしたアニマルライドを中心とした連作短編集。治してもらいたい場所を触ると、悪いところが治るという。

・奏斗の頭

中学まではクラスで4番以下になることはほとんどなかった奏斗(かなと)だが、進学校である高校に進むと、思ったような成績が取れず、劣等生になってしまった。クラスの平均点さえも下回ってしまう。カバヒコに頼んで、成績が急に良くなるかは分からないが、奏斗の心構えは変わっていく。

・紗羽の口

幼稚園に通う娘、みずほの母である紗羽(さわ)。ママ友たちとの関係に気を使い、何とか仲が悪くならないようにしていたが、あるとき、ラインの返事でミスをしてしまい、ママ友から無視されたりするようになってしまう。何とかしなければと思い、近所で聞いたカバヒコの能力に頼った紗羽。そして事態は思わぬ展開を見せ……。すっきりとした短編である。

・ちはるの耳

新沢ちはるはウェディング・プランナーだった。しかし、職場でのストレスから耳管開放症という耳の病気になってしまった。通常は閉じている耳管が開きっぱなしになり、自分の声や呼吸音が頭に反響してしまう。気分も悪く、食欲もない。カバヒコのいる公園で前短編の紗羽と出会い、カバヒコの伝説を聞く。状況が良くなるようにカバヒコに願うちはるだった。彼女はちゃんと「リカバリー」できるだろうか。

・勇哉の足

勇哉は小学校4年生。今度、学校で駅伝をすることになり、足の遅い勇哉は出場したくなかった。そこで嘘をつき、足が痛いからと言ってランナーに選ばれないようにした。しかし、ウソからマコトが飛び出し、本当に足が痛くなってしまう。だが、ある整体師のアドバイスで対処法を教えてもらったことから、自分を見つめ直す勇哉だった。

・和彦の目

サンライズ・クリーニングの一人息子だった和彦。編集者として働いているが、52歳になり、身体のあちこちに衰えを感じる。和彦の母(サンライズ・クリーニングの店主)が、いじめられていた和彦を励まそうとしてカバヒコの伝説を作り出したのだ。その母と同居しようと思うが、気持ちがすれ違う母子。カバヒコのご利益はあるのか。

連作短編集なので、前の短編で出てきた主人公が後の短編に次々と姿を見せて、著者が工夫して書いていることを実感する。どの短編も、主人公はカバヒコを通じて新しく歩み出し、少しずつ成長していく。私も昔は悲惨な結末の小説を読むことがあったが、最近は「フィクションなのだから、読後感がいいものを読みたい」という思いが強くなり、そういう小説を選ぶようになった。この本も、その期待を裏切らない内容だった。この著者の別の作品も読んでみたい。
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No.26:
(5pt)

とても良いお話

中学生の娘にも勧めています。
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No.25:
(4pt)

わかってもらえるかなあ

本屋大賞にノミネートされた、都市伝説ともいえるファンタジー。言い伝えのもとをたどっていくと、行き着くのは公園のアニマルライドとクリーニング店。多くの人がこの辺りに言及しているので、私は触れない。私が感動したのは最後の「和彦の目」。和彦が妻の美弥子の手を取って「俺のピントは、そんなところに合わせられてなんかいない」というところ。まさにその通りと言いたい。でも、自分の妻に言ってもわかってもらえるかなあ。
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No.24:
(4pt)

カバだけに

自分に素直になれるような優しい話でした。
リカバリーって良い言葉ですね。
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No.23:
(5pt)

手軽に読めてじんわり

各章が独立しながらも緩やかに連なって物語が展開する。長編を読むには時間がない!忙しい方も隙間時間にお茶を片手にほっと読める。あの日の自分に重ねてしまう共感できる登場人物たち。じんわり心が温かく懐かしくなるような。そんなお話し。
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No.22:
(5pt)

癒やしが連鎖する小さな奇跡の物語

この本を手にしたらまず表紙のカバをじっと見つめて欲しい。全体的に古くなり塗装がハゲてるとこもある。そのせいで目は涙ぐんでるように見える。でも口は笑っている。ぬけたような笑顔だ。

 見つめているうちに悩んでいることを語りかけてしまう。「ねえ、どうしたらいい?」それはカバヒコの魔法。

 公園にあるアニマルライドのカバ。身体の悪いとこをさすると治るという。リカバリーするのだ。行き詰まって苦しくなってどうにもならない時にも。近くのマンションに住む人達が、自分をとりもどし問題を乗り越えていく物語。その都市伝説を作った母との関係を修復するくだりは涙を誘います。
 ねえ、カカバヒコ、いつも近くにいてね。
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No.21:
(5pt)

心温まる

心に沁みる作品。読み終わった時、家の近くにもカバヒコがいたらなぁ…と思わされました。
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No.20:
(5pt)

自分の心の中にいる「カバヒコ」

この本の中のどれかに、だれもが自分を重ねるようなストーリーがあり、感情移入するんだろうなぁ。
私の場合には、最初の短編で描かれている高校生の物語を読んで、当時の自分を思い出しました。
小学校、中学校では優等生だったのが、進学校として有名な高校に入ったとたん、周りはそれぞれの
中学校のトップレベルだった人が集まるため、高1の一学期から早くも落ちこぼれて、成績は全校で
最下位層が定位置になり、そのまま卒業を迎えました。
私は、真面目に勉学や部活に励む同級生のことを、斜に構えてシラケたポーズでみるという ”解決策”
を採ってしまいましたが、主人公はカバヒコを通してもっと前向きなスタンスを手に入れます。

この本はいくつかの短編からできていますが、すべてに共通するのは、それぞれの主人公はカバヒコ
に癒されるのではなくて、自分の中にいる「カバヒコ」を見つけることで、自らリカバリー(回復。
修復)していく過程が描かれていることです。そして忘れてはならないのは、完全に自力というわけ
ではなく、必ず主人公を支えてくれている他者が近くにいることです。

この小説では、人間の弱さや身勝手さが描かれていますが、それをリカバリーする時にみせる人間の
強さが優しいタッチで表現されています。
人生が続く限り、自分の中の「カバヒコ」を何度も何度も見つけていこうと思う本でした。
リカバリー・カバヒコ (文芸書・小説)Amazon書評・レビュー:リカバリー・カバヒコ (文芸書・小説)より
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No.19:
(4pt)

リカバリーしてくれる作品

青山美智子先生の名前は存じ上げてましたが、作品を読むのは初めてでした。
表紙絵からして素敵です。
良くも悪くも共感でき、胸が痛むところもありましたが、同時に物凄く優しい気持ちにさせてくれる作品でした。
リカバリーさせてもらいました。カバだけに…。
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No.18:
(5pt)

素晴らしかった。ホッコリしながらも涙。

なぜこの作者は、多様な立場の人物の感情をここまで鮮やかに描けるのか。
今作は特に自分や身近な人を想像して感情移入が出来た。
リカバリーカバヒコという小さなキッカケから、主人公の考え方・行動がポジティブに変わっていく短編集。
人は些細なことでもキッカケさえあれば変わることが出来る。
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No.17:
(5pt)

電車広告にて

年の瀬にクタクタに疲れた時に電車広告で知りました。カバヒコのイラストに惹かれて、途中下車した駅の本屋ですぐに購入。
今年はこの作品をゆっくりと読み進めながら読みながら年越しました。
疲れた今の自分に語りかけてくる言葉がすぅっと馴染みます。
ちはるの耳が特に好きです。
ちはるのような状況でも、話を聞けるようになれるのか、と迫ってくるものがありました。
そんな時が来たとしても、飴でも舐めながら自分の気持ちだけを聞いてあげようかと思います。
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No.16:
(5pt)

すきなかんじ

治したいところと同じところのカバヒコに触ると治るっていう、すごいわかりやすい内容で、それぞれの登場人物が立ち直っていくかんじ、青山美智子さんらしい、元気をくれるストーリーです。
色々なことが不安になったり、悪い方向に考えてしまったりするのは、想像力が豊かだから。想像力豊かな人は、相手の気持ちや痛みをわかってあげられる人。何かと考えすぎてしまう私にとって、すごく素敵な言葉でした。
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No.15:
(4pt)

「こんな風にしてみたら?」、「こんな考え方もあるよ?」とそっと背中を押してくれるような、そんな語り口のメッセージが詰まっていた

アドヴァンス・ヒルという新しくできたマンションに住む住人たちが、近所の公園のカバのアニマルライドのカバヒコに癒され、リカバリーしていく物語。

誰もが抱える小さな悩みや心の痛みにそっと寄り添う短編集だった。

相変わらず著者の青山さんの言葉選びが秀逸で、「こうした方がいい」とか「こうしなきゃダメ」という感じではなく、「こんな風にしてみたら?」、「こんな考え方もあるよ?」とそっと背中を押してくれるような、そんな語り口のメッセージが詰まっていた。

ただ黙って話を聴いてくれるだけのカバヒコに自分の本心をぶつけることで、その人が自分自身を見つめ直し「ちょっとやってみようか」という気持ちを取り戻していく展開が心地よかった。

以下に、印象に残った言葉を抜粋。

・褒められたくてがんばるって、それも悪いことじゃないんだけどな。それだけを目標にしてると、褒められなかったときにくじけちゃうだろ。ただ褒めてもらえなかったって、それだけのことなのに。誰が何を言ったって、何も言わなくたって、懸命に咲こうとしているその姿には、なんの変わりもないのにさ

・痛いとか治らないんじゃないかとか、足に意識がもっていかれているとまた頭が間違えちゃうからね。不安な気持ちには、立ち向かうより、そらすってことも大事なんだ

・ねえ、お母さん。チャレンジもすごいことだけど、アレンジも素晴らしいんじゃないかしら。ずっと同じじゃなくて、少しずつ手を加えて前よりもっと良いものにするの。
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No.14:
(4pt)

ちょっとだけ良くなる兆し

日常のちょっとしたことから生じる心の崩れが、ゆるやかに、まろやかに整えられるストーリーです。
終始穏やかなストーリー展開ですが、登場人物の心持ちが良くなっていく流れをしっかり実感しながら読み進めることができます。
短編集的なストーリーですが、各章の登場人物が緩やかに関係性を築いているため、ストーリーの1体感が更に読んだ後の幸福感を高めてくれるような気がします。
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No.13:
(5pt)

こんなことあるよね

今年は青山さんの作品にハマり、たくさん読んできました。あぁ、こんなこと自分にもあるよね、というところがたくさんあります。登場人物が微妙に絡まり合いながらストーリーが進んでいくのも面白い。
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No.12:
(5pt)

カバヒコ!サイコー

勇気をもらえる一冊
青山美智子さんの本は心の栄養です。
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No.11:
(4pt)

繋がりを感じて幸せな気持ちになった。

マンションに囲まれたの公園にあるカバヒコ。
私も話を聞いてもらって、リカバリーしてもらいたいなと思った。

足を怪我したふりをした男の子の気持ちがよく分かった。運動苦手な人からすると、みんなに迷惑をかける状態で走ったりするなんて、想像するだけでお腹が痛くなる。でも同じ苦手なはずなのに、やってみないと分からないって言えるのは、なんて強さなんだろうと思った。強いっていうか、自分を信じられている事がすごいなと思った。大人になった今でも私は臆病だなと気付いてしまった。

みんなそれぞれ周りからは想像もできない悩みを抱えていて、自分の良さとか強さとか元々持っている素敵な想いとか、忘れてしまって苦しむ時があったりする。それを思い出させてくれて、結局自分の力で悩みを乗り越えて行くのが素敵で優しい話だなと思った。

そして人との繋がりはとても大切だと思った。何かを頑張れたり、救われたりするのは人からもらった言葉だったりするから。それがたった一言でも、一生大切にして生きたいと思えるものだったりする。

自分の周りにある繋がりを改めてちゃんと感じて、生きて行きたいなと思った。風邪気味で少し弱ってる今の私にちょうど良い感じの力をもらえた。読んで良かった。ありがとう。
リカバリー・カバヒコ (文芸書・小説)Amazon書評・レビュー:リカバリー・カバヒコ (文芸書・小説)より
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