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(短編集)

月の松山



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【この小説が収録されている参考書籍】
月の松山 (新潮文庫)
月の松山 山本周五郎集 (古典名作文庫)

月の松山の評価: 4.20/5点 レビュー 5件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

醜く生きようとした男の美しい最期

なんと言っても表題作が良いです。
普段人生の期限を意識して生きることはありませんが、
それを知ってしまった男の物語です。
以前に書かれた作品で「四年間」( 雨の山吹 (新潮文庫) 収録)
と云う作品がありますが、これを書き直した作品だと思います。
「四年間」は現代劇で、その結末も現代劇にありがちなものとなっています。
両作品を比べてみるのもおもしろいかと思いますが、山本周五郎は
やはり現代劇ではなく、頭にちょんまげを載せている作品の方が、
圧倒的に良いです。

周五郎作品は昭和20年頃を境におもしろくなるのですが、
この本は、昭和20年以前の作品&現代劇が4割程度収められています。
大好きな山本周五郎ですが、これらの作品はあまりオススメできません。
星を三つとしたのは、そんな理由からです。
月の松山 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:月の松山 (新潮文庫)より
4101134421

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