楽天旅日記



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初公開日(参考)1960年07月
分類

長編小説

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楽天旅日記 (双葉文庫)

2018年08月07日 楽天旅日記 (双葉文庫)

側室一派の謀略により廃嫡され、幼時より国許で幽閉同然の身となっていた 大吉田藩の正嫡順二郎は美々しくも無力な若君に育つ。だが二十四歳の折、 世継ぎとされていた側室の子がポックリ逝去。急遽、隠密裡に江戸表へ 迎えられることになった順二郎に予期せぬ裏切りや手練の誘惑美女が襲いかかる。 いきなりの世間の荒波に、はたして若君は耐えられるのか!? 文豪・山本周五郎史上もっとも愉快で深い傑作時代小説。(「BOOK」データベースより)




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No.4:
(5pt)

娯楽小説です

読んで痛快の娯楽時代小説です。私は繰り返して読むものではないと思います。
楽天旅日記 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:楽天旅日記 (双葉文庫)より
4575668990
No.3:
(4pt)

愉快な作品

本質的には周五郎作品らしいと思うけど、娯楽的ですっとんきょうな話だから、作者のファンでない人も面白いだろうし映画にするとすごく楽しくていいと思う。
楽天旅日記 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:楽天旅日記 (新潮文庫)より
4101134405
No.2:
(1pt)

つまらない

作者の作品数ある中で最悪の出来栄えと思います。
現実離れのつまらない内容でした。残念です。
結構好きな作家でいままでは面白かったのにと思います。
楽天旅日記 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:楽天旅日記 (双葉文庫)より
4575668990
No.1:
(4pt)

くどくて、一人よがりな悪ふざけの面がありますが・・・

くどくて、一人よがりな悪ふざけの面がありますが、大笑いしたり、痛快だったりして、くどい部分は飛ばしながら一気に読めました。
雑誌の連載もので、政治世相だったりエロだったりと当時の読者に媚びてる面の評価もあり、実にその通りで★3つと言うところですが、読み終わった後、全体を通して何が言いたかったんだろう?と考えた時、もしかして!と言うのは自分なりに掴め、それが★1つ追加になりました。

それはこの物語の主人公の白痴のような世間知らずの若様が、明治維新から国際社会に出た日本をイメージしているのではないか?と言う事と、大悪人の官野と言う人物がリアリストの大久保利通にイメージできるからです。官野と言う姓も官僚の意味でその辺も少し対象を大きくした抽象的皮肉も入り込んではいますが。

連載時本編最後の段で作者の話として、題名の「楽天的な旅日記はここから始まる模様であるらしい」と結んでいるようですが、これも意味深でした。戦後の日本がここから始まるらしいと感じ取れるからです。
色々な記事や小話を切り刻んで重ね合わせ、全体として形が見えてくるコラージュのような作品です。山本作品としては異色のような本筋のような、ちょっと吃ってなかなか本題に入れないそんな小説です(笑
楽天旅日記 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:楽天旅日記 (新潮文庫)より
4101134405



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