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(短編集)
可燃物
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可燃物の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全71件 61~71 4/4ページ
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どうして腕の片方だけ?明かされてゆく真実、主人公が追求し解明する真実、つらいけれど 私は感動がありました | ||||
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筆者初の警察小説とのこと。そこは流石の米澤先生、他の小説では見られないような警察用語や刑事の動きが活写され新鮮味を感じる。いつもながらに研究熱心なのは頭が下がります。一方でストーリーはこちらも流石の米澤作品。うまく仕掛けられた伏線にしてやられる。同じ刑事が事件解決に導く連作だが、フーダニット、ホワイダニット、ハウダニットとバラエティに富んでいて楽しめる。そしていつもようにそこには人間心理への深い洞察が感じられて、ジンと心に響くのである。今年のミステリーの中で佳作として多くの読者を惹きつけるだろう。 | ||||
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■米澤穂信が本作についてインタビューに答えていていてとても興味深いことを言っている。 「フェアなミステリーというのは読後に『もう少しで自分も分かったのに!』という納得と悔しさが相半ばするもので15%程度の読者は解決に至れるのが良作ではないか」と言っている。 一編目の「崖の下」を何人かの編集者に読んでももらったが、一人だけ『私、分かりました!』と言ってくれた人がいてとても嬉しかったと。 ミステリーを読むとき“誰も予想できない驚愕の真実” なんてのをイメージして登場人物で一番犯人の可能性か低いのが犯人だろうなんていつも思っていた。成る程目から鱗だ。自分も読みながらいろいろ予想をしてみたが惜しいところまですらいかなかった、(笑) 群馬県警捜査一課の葛(かつら)警部が難事件を解決する短篇集だがどれも真相は緻密でよく練られていて関心する。個人的には交通事故の目撃者が4人そろって同じ証言をするのを葛警部が疑う『ねむけ』が気に入った。おそらくシリーズ化されるのだろうのだろうが、シリーズと言えばフリーのライター太刀洗万智の新作が是非読みたい。 それと直木賞作の『黒牢城』のような歴史×ミステリーもいいが、直木賞とったからもうやらないか? (笑) | ||||
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主人公の警部のキャラもこれくらい控え目な方がリアリティあって良い。 犯人よりも犯罪を目撃した一般市民の描写が「いかにも」らしくて思わず笑んでしまう。 そこまで「マジか!」な結末ではないけど、安定の筆力で読み応えは大いに有りました。 続編も期待大! | ||||
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正直、こんなものかという印象。蔦刑事は、実際に居たら凄い人だろうけどミステリーだし。 「氷菓」の続編を読んでるような感じだった。これを、作風が確立してると見るか進歩が無いと捉えるか。 私的には、そんな話題になるほどのものかなあと思った。 | ||||
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期待通り、一味違う警察ミステリになっています。結末はある程度予想できる話もいくつかありましたが、解明に至る心理描写が秀逸でした。小説としての面白さが際立っています。 | ||||
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葛警部へ。 部下に、「やれ」「行け」「報告しろ」 もう少し優しく言ってあげてほしいな。 カフェオレと菓子パンしか食べない、 トイレも行かない、風呂も入らない、 そして、寝ない。 葛警部な推理が冴える短編集です。 米澤さんの短編集は面白いですね。 | ||||
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こうきたか!やられた!の連続でした。 私の推理はすべて完敗・・脱帽しました。 本格ミステリーをご所望のあなたにお薦めいたします。 | ||||
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どの短編もタイトルが秀逸で、意外性もあっておもしろかった。全体的に淡々とした警察小説なのだが、読んでいるうちにその雰囲気がくせになってくる。好みはこの中では異色の『本物か』で、手に汗にぎった。 | ||||
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著者の作品が大好きで全て読ませていただいています。関係者もAmazonレビューは見ていると思って記載しますが、152Pの午前午後が間違っています。没頭して頭を使って読んでいると、こうした誤字は気になってしまいます。 | ||||
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群馬県警の葛警部を主人公にした本格推理の短編集です 収録作は『崖の下』、『ねむけ』、『命の恩』、『可燃物』、『本物か』の5編 どの作品も、推理に必要な手掛かりは解決編の手前までに提出されているので、 謎解き物が好きな人は楽しめると思います 個人的には、『崖の下』の凶器の正体と、『命の恩』の手がかりの提出の仕方に感心しました | ||||
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