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(短編集)
可燃物
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可燃物の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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面白かった。 でも、凄く面白かったとは言えません。 日本語変ですが、普通に面白かった。 読む前に「凄く面白い小説」を想定してしまうのは、著者に対する褒め言葉。 次作は期待通り、凄くおもしろい小説をお願いします。 ちなみに印象に残ったのは「崖の下」 犯行の様子が目に浮かび、今後映像化があったらエグいシーンに成るなと・・ | ||||
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ド派手な罪を犯す犯人もいなければ、変人探偵も出てきません。 日常でありそうな、些細な行動から生まれる犯罪が描かれています。 群馬県のとある警部が淡々と推理していく。実際の捜査ってこんな感じなんでしょうか。 推理後に犯人の動機が長々語られるとか、逆上するとか、探偵や刑事が諭すとか、ミステリあるあるはありません。 個人的に好きだったのは「ねむけ」「命の恩」の2つです。 長編ミステリで描かれる伏線や大どんでん返しはないのでそれを望む方にはおすすめできませんが、米澤穂信が警察ミステリ書いたってだけでも嬉しいので、読んでほしいです。 シリーズ化するのでしょうか?もしあるなら次回作も楽しみです。 | ||||
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氷菓からのファンで全ての作品を読んでいます。面白いのもあればつまらないのもあり。でも新作が出れば新書で買っています。 で、これは個人的につまらなかったです。まず葛さんに魅力がない。ならば周りの人間に印象的な人が欲しかった。事件自体はうーん。という。スッキリ!もないし(たぶんこうだろうなと思ったままの展開) 短編刑事物、ドラマ化を狙ったのかなぁなどと思いました。 でもこういういまいちな作品をはさみつつ面白い作品が出るので次回に期待です! | ||||
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硬派な警察小説です。実際にどこまでリアルなのかまでは判断できませんが、地道な捜査の雰囲気は伝わってくる小説だと思います。 しかし、登場人物のキャラクター性がほとんどなく、ドラマチックな展開があるわけでもなく、ひたすら淡々と話が進んでいくので、小説というよりドキュメンタリーのようなものを読んでるような気分になります。 主人公の葛警部は「良い上司と思われていない」らしいですが、単にワーカホリック気味なだけで、別に性格が悪いというわけでもないので、先述したような評価になる理由すらよく分かりません。 肝心の事件の真相についても、捜査が遅々として進まない中、最後の数ページになって葛警部が突然ひらめいて解決というパターンが多く、もどかしさを覚えました。 ものすごくつまらないというわけではないですが、「このミス」などで1位を総なめというのは明らかに過大評価だと思います。 | ||||
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テンポも良く凄く読みやすかった。 あっさりしてるなとはおもったけど、サクサクと読めた。 | ||||
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部下を顎で使うやたら切れ者の主人公の刑事は既視感しかない。 トリックも秀逸といったものはない(自殺か?他殺か?○○○ が分からないはずがない)。表題作の顛末も予想がついた。 ただ『可燃物』といったタイトルはさすがだ!直木賞作家の 箸休め的な作品。シリーズ化は無い気がする。 | ||||
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確かに優秀な警察官だ。加賀恭一郎並の観察眼、洞察力、推理力。ただ、、、人間味がクールすぎる。そう描きたいのだろうが、小説となると、この警察側のもっと人情に迫る優しさが前面に出る方が好きだと言うのは個人的な見解。好みの問題。もちろん本作品にも、奥深い優しさも感じる描写はあるのですが。シリーズ化され熟成した行くキャラであれば良いなと思います。 | ||||
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このミス1位3回獲得の米澤先生の短編警察小説。ちょうど読んでる最中に4度目のこのミス1位が決まりました。が、満願や黒牢城に比べてどうなんだろう?と思ってしまいました。期待値上がり過ぎたのかな?同じ警察小説でも警官の血や隠蔽捜査の方が面白かったように感じます。 とは言え、面白くないことはないんです。最初なんか「へぇ」って感じでしたが、だんだん慣れてくるっていうかタンタンと読み進めていってしまいました。 うーーん、このミス1位って最近首をひねる作品が多くなってきた気がしてなりません。 | ||||
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各ミステリ大賞3冠受賞! 黒牢城面白かったしな って感じで期待値120%で読み始めましたが結果期待外れでした 警察小説の短編集といえば、自分は横山秀夫氏の作品が好きですが面白さでは足元にも及ばす まず主人公の菓子パン、カフェオレ大好きの葛警部が無個性。 冷静沈着な人物なのでしょうがないとしても、発生する事件、その真相もイマイチ それもこれもミステリ大賞3冠って期待値爆上げで読んだのも原因ですね 期待せずに読めば警察小説としては佳作かと思います | ||||
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「警察小説」は、県警・本庁と所轄署の対立、キャリア対ノンキャリア、超縦社会での縦横対決、指紋や監視カメラ、鑑識による科学捜査などが肝要です。 「ミステリ」は極端な密封設定により通信断絶を行い科学捜査を不可能にしてしまう環境のなかでの個性豊かな登場人物たちの葛藤と事件へのかかわりがポイントになります。 その両方を上手にブレンドした連作短編集が本書です。ただし「その凶器は絶対にムリ。」「まさか全員がそうはならないでしょう。」「バラバラ死体にしても鑑識はすぐにあばく。」「放火犯の動機が?」「立てこもり犯人と周辺情報がちょっとアンフェア。」というあらさがしができてしまうことも事実です。 | ||||
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正直、こんなものかという印象。蔦刑事は、実際に居たら凄い人だろうけどミステリーだし。 「氷菓」の続編を読んでるような感じだった。これを、作風が確立してると見るか進歩が無いと捉えるか。 私的には、そんな話題になるほどのものかなあと思った。 | ||||
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