ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女の評価:

4.10/5点 レビュー 228件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.10pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全363件 281〜300 15/19ページ
No.83
(5pt)

夢中になって読んだ

夢中になって読んだ。
ミステリーあり、サスペンスあり、社会性にも富んでいる。
しかも、ひとつの社会的な問題に焦点を当てるというよりも、スウェーデンという国全体を扱っている。
スウェーデンという馴染みのない国について、もっと知りたくなった。

ミステリー小説というよりも、サスペンス性が素晴らしい。
謎を追う興奮がとんでもない。すごくのめり込んだ。
次々に展開していくドラマ性もばっちり。
所々で、思わず声を上げそうになるほどの驚きがあった。

掘り下げていくごとに明らかになる社会悪。
裏では、様々な問題がうごめいている。
ストーリーとも相まって、そのメッセージ性はこれ以上ないほど強烈でした。

最後はやや駆け足な展開で、ミステリーとしてはちょっと拍子抜けだが、
勧善懲悪なストーリーは読んでいて気持ちがいい。
次作も楽しみです。



【以下ネタバレを含む】


ハリエット失踪時の孤島の作り方。
聖書に基づく殺人。これは、「なぜ見立て殺人をするのか」に対する完璧な回答ではないか。
下巻P247「引き継いた」という単独犯でも共犯でもない、新しい犯罪の形。

すごくアイディアに富んだ作家さんだな、と感じました。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151792511
No.82
(5pt)

夢中になって読んだ

夢中になって読んだ。
ミステリーあり、サスペンスあり、社会性にも富んでいる。
しかも、ひとつの社会的な問題に焦点を当てるというよりも、スウェーデンという国全体を扱っている。
スウェーデンという馴染みのない国について、もっと知りたくなった。
ミステリー小説というよりも、サスペンス性が素晴らしい。
謎を追う興奮がとんでもない。すごくのめり込んだ。
次々に展開していくドラマ性もばっちり。
所々で、思わず声を上げそうになるほどの驚きがあった。
掘り下げていくごとに明らかになる社会悪。
裏では、様々な問題がうごめいている。
ストーリーとも相まって、そのメッセージ性はこれ以上ないほど強烈でした。
最後はやや駆け足な展開で、ミステリーとしてはちょっと拍子抜けだが、
勧善懲悪なストーリーは読んでいて気持ちがいい。
次作も楽しみです。
【以下ネタバレを含む】
ハリエット失踪時の孤島の作り方。
聖書に基づく殺人。これは、「なぜ見立て殺人をするのか」に対する完璧な回答ではないか。
下巻P247「引き継いた」という単独犯でも共犯でもない、新しい犯罪の形。
すごくアイディアに富んだ作家さんだな、と感じました。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上より
4152089830
No.81
(3pt)

それほどかな?

評判がよかったため読みました。まあそこそこ面白かったですが、期待ほどではないです。徹夜本というほどでもないですね。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下より
4152089849
No.80
(3pt)

それほどかな?

評判がよかったため読みました。
まあそこそこ面白かったですが、期待ほどではないです。
徹夜本というほどでもないですね。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下より
4152089849
No.79
(4pt)

外国人の友達に薦められて!

とっても面白いから読んでみて!と外国人の友達に薦められました。
外国では相当の人気らしいですね。
登場人物の多さに最初は混乱しますが、慣れます!
物語の構成、進め方はさすがだと思いました。

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151792511
No.78
(5pt)

下巻は途中でやめられない!

上巻はスウェーデン人の読み慣れない名前や、登場人物の多さに多少混乱しましたが、
下巻は途中でやめられないほどの展開で、あっという間に完読。
読後感もスッキリ!
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下より
4152089849
No.77
(4pt)

外国人の友達に薦められて!

とっても面白いから読んでみて!と外国人の友達に薦められました。
外国では相当の人気らしいですね。
登場人物の多さに最初は混乱しますが、慣れます!
物語の構成、進め方はさすがだと思いました。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上より
4152089830
No.76
(3pt)

期待しすぎたか

このミスで、面白そうだなと思い原作を読む前に映画を見に行きました。
リスベットがかっこいい!萌える!という評価が多かったのですが・・
う〜ん。
女の私からみてあまり魅力的でなかった。
役柄や設定はすっごい魅力的になりそうなのに。
個人的に顔や雰囲気があまり好きでない。
レオンの時のナタリーポートマンみたいな子がやったらぴったりな気がするんだけど。
ストーリーも映画というより、TVドラマを長くした感じ。日本で言えば2時間枠のワイド劇場みたいなかんじでしょうか。
きっと、映画の配役がいまいちだっただけで、原作はもっと面白いに違いない!
と意気込んで読んだ本作。

確かに、映画よりは面白いのですが、なんだかな〜。
暗い。
原作のタイトルは「女を憎む男たち」らしいけど、まさにそんなかんじ。
女の私には読んでてやっぱり不愉快。
面白くないことは、ないんですよ。そこそこ面白いんですよ。
でも、ここまで絶賛されるほど、面白いんだろうか。

といいながら、第2部もたぶん読みます。リスベットの過去気になるもん。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上より
4152089830
No.75
(3pt)

期待しすぎたか

このミスで、面白そうだなと思い原作を読む前に映画を見に行きました。
リスベットがかっこいい!萌える!という評価が多かったのですが・・
う〜ん。
女の私からみてあまり魅力的でなかった。
役柄や設定はすっごい魅力的になりそうなのに。
個人的に顔や雰囲気があまり好きでない。
レオンの時のナタリーポートマンみたいな子がやったらぴったりな気がするんだけど。
ストーリーも映画というより、TVドラマを長くした感じ。日本で言えば2時間枠のワイド劇場みたいなかんじでしょうか。
きっと、映画の配役がいまいちだっただけで、原作はもっと面白いに違いない!
と意気込んで読んだ本作。

確かに、映画よりは面白いのですが、なんだかな〜。
暗い。
原作のタイトルは「女を憎む男たち」らしいけど、まさにそんなかんじ。
女の私には読んでてやっぱり不愉快。
面白くないことは、ないんですよ。そこそこ面白いんですよ。
でも、ここまで絶賛されるほど、面白いんだろうか。

といいながら、第2部もたぶん読みます。リスベットの過去気になるもん。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151792511
No.74
(4pt)

強烈な個性を持つ

話題性で興味を持ち、読んでみました。アクション要素の多い話かと思っていましたが、読んでいくとそうでもない。タイトルにあるドラゴン・タトゥーの女ことリスベットも最初は登場機会が少なく、メインはミレニアムの発行責任者であるミカエルを中心に進んでいく。
ミカエルは裁判で負け、ミレニアムを去ることになるのだが、そこにヴァンゲル・グループの前会長ヘンリックが接近してくる。彼は特ダネを交換条件に40年前に失踪したハリエットの事件の調査を依頼する。事件を調べるために一族の住む島に移ったミカエルは、一族の人間の栄光と闇を見ていく。地道な調査でゆっくり物語は進んでいき、下巻に入って、リスベットとミカエルが手を組むと調査は一気に真実に向かっていく。
銃をバンバン発砲するようなアクションではなく、ジャーナリストとして地道な捜査で進んでいく。スウェーデンの情勢や犯罪も描かれていて、社会派ドラマのような作品。
最初はゆっくりだが、下巻に入るとスピードアップして読む手が止まらなくなる。個人的にラストは少々不満が残るが、これはこれで最善策なのかもしれない。続編も読んでみたいと思っています。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151792511
No.73
(4pt)

強烈な個性を持つ

話題性で興味を持ち、読んでみました。アクション要素の多い話かと思っていましたが、読んでいくとそうでもない。タイトルにあるドラゴン・タトゥーの女ことリスベットも最初は登場機会が少なく、メインはミレニアムの発行責任者であるミカエルを中心に進んでいく。
ミカエルは裁判で負け、ミレニアムを去ることになるのだが、そこにヴァンゲル・グループの前会長ヘンリックが接近してくる。彼は特ダネを交換条件に40年前に失踪したハリエットの事件の調査を依頼する。事件を調べるために一族の住む島に移ったミカエルは、一族の人間の栄光と闇を見ていく。地道な調査でゆっくり物語は進んでいき、下巻に入って、リスベットとミカエルが手を組むと調査は一気に真実に向かっていく。
銃をバンバン発砲するようなアクションではなく、ジャーナリストとして地道な捜査で進んでいく。スウェーデンの情勢や犯罪も描かれていて、社会派ドラマのような作品。
最初はゆっくりだが、下巻に入るとスピードアップして読む手が止まらなくなる。個人的にラストは少々不満が残るが、これはこれで最善策なのかもしれない。続編も読んでみたいと思っています。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上より
4152089830
No.72
(3pt)

このミス

を毎年購入している読者にはうってつけの一冊でしょう。
しかしながらこの本は「ダヴィンチコード」ではない。純粋な謎解きでもない。ミステリーを読むというより、

トラブルに巻き込まれたジャーナリストの活躍劇

と評したい。
登場人物が魅力的だから、面白いか面白くないかといわれれば面白いが

読後に「そうだったのか!」とうならせる種類の本ではない。


ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151792511
No.71
(3pt)

このミス

を毎年購入している読者にはうってつけの一冊でしょう。
しかしながらこの本は「ダヴィンチコード」ではない。純粋な謎解きでもない。ミステリーを読むというより、
トラブルに巻き込まれたジャーナリストの活躍劇
と評したい。
登場人物が魅力的だから、面白いか面白くないかといわれれば面白いが
読後に「そうだったのか!」とうならせる種類の本ではない。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上より
4152089830
No.70
(3pt)

ミステリー

 ミステリーとは書きましたがそれほどミステリックではなく、それほどハードボイルドでもなく、それほど官能小説でもなく。全てが適度に中途半端でそのまま解決に突き進んでいます。面白いんでしょうが二部以降にご期待というところでしょうか。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下より
4152089849
No.69
(4pt)

世評での絶賛ほどの傑作か?とは思うが、スウェーデンが舞台なのは良。

その女性は、予期せぬ形で何気なく登場する。無口で取っつきがたく、短髪で痩せこけたハードロックのミュージシャンと1週間中乱痴気騒ぎを続けたような風体と評される彼女が、今作のタイトルロール。
09年の翻訳ミステリー界を席巻した感がある今シリーズ。あれよあれよと言う間に3部作計6冊が刊行、年末の各種ベストテンでもトップに位置付けされる事が多く、年が明けて、その映画化作品までが登場。
単行本でも、文庫本でも、新書版でもないその形状と質感が、かって超訳と名付けられたS・シェルダンの一連の読み物を思い出させ、触手が伸びなかったのだが、遅まきながら、「ドラゴン・タトゥーの女」とサブタイトルが付いた今作を読み始めた。
で、取りあえず第1部の前編を読み終えて感じた事は、こちらの予想と些か違う展開であったと言う事だ。
予想外だったのは、ユニークなキャラの女性主人公が、一向に本筋に絡んでこない事、そして、どちらかと言えば、スパイアクション風な情報小説との期待に反して、古典的なミステリーであった事。
それでも、読み通せたのは、社会悪を暴こうとして敗地にまみれたもうひとりの主人公であるジャーナリストの気概と反骨ぶりに感情移入出来たのと、彼がスウェーデンの片田舎の小島で起こった40年前の不可解で忌まわしい事件の真実究明に、疑心暗鬼になりながらも次第に奔走する姿に、かって読み明かした探偵小説の趣を感じたからだ。
正直、絶賛の嵐の世評ほどの傑作かな、とは思うが、スウェーデンが舞台のクライムノベルと言うと、マルティン・ペッグシリーズしか思い浮かばない者からすると、今シリーズが、果たしてそれを超える事が出来るのか、購入済みの後編へと読み進めたい。今後の展開への期待を込めて、★4つ。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上より
4152089830
No.68
(4pt)

世評での絶賛ほどの傑作か?とは思うが、スウェーデンが舞台なのは良。

その女性は、予期せぬ形で何気なく登場する。無口で取っつきがたく、短髪で痩せこけたハードロックのミュージシャンと1週間中乱痴気騒ぎを続けたような風体と評される彼女が、今作のタイトルロール。
09年の翻訳ミステリー界を席巻した感がある今シリーズ。あれよあれよと言う間に3部作計6冊が刊行、年末の各種ベストテンでもトップに位置付けされる事が多く、年が明けて、その映画化作品までが登場。
単行本でも、文庫本でも、新書版でもないその形状と質感が、かって超訳と名付けられたS・シェルダンの一連の読み物を思い出させ、触手が伸びなかったのだが、遅まきながら、「ドラゴン・タトゥーの女」とサブタイトルが付いた今作を読み始めた。
で、取りあえず第1部の前編を読み終えて感じた事は、こちらの予想と些か違う展開であったと言う事だ。
予想外だったのは、ユニークなキャラの女性主人公が、一向に本筋に絡んでこない事、そして、どちらかと言えば、スパイアクション風な情報小説との期待に反して、古典的なミステリーであった事。
それでも、読み通せたのは、社会悪を暴こうとして敗地にまみれたもうひとりの主人公であるジャーナリストの気概と反骨ぶりに感情移入出来たのと、彼がスウェーデンの片田舎の小島で起こった40年前の不可解で忌まわしい事件の真実究明に、疑心暗鬼になりながらも次第に奔走する姿に、かって読み明かした探偵小説の趣を感じたからだ。
正直、絶賛の嵐の世評ほどの傑作かな、とは思うが、スウェーデンが舞台のクライムノベルと言うと、マルティン・ペッグシリーズしか思い浮かばない者からすると、今シリーズが、果たしてそれを超える事が出来るのか、購入済みの後編へと読み進めたい。今後の展開への期待を込めて、★4つ。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151792511
No.67
(1pt)

卑怯

本書は読みやすいか否かという問題に関しては、人物関係が入り乱れている割には読みやすい。というのも肝心な主要人物は5〜6人だけなので読み進めればクリアできる。
で何が卑怯かというと、肝心の所が天才ハッカー様のおかげで敵の秘密を知ることが出来る。というスーパーウーマンのご登場で全て片がついてしまうからだ。それは敵の情報はオンラインにつながっているPCに全て入っていたからで、幾らなんでもこんな馬鹿は居ない。いまどき、どの会社でもUSBメモリとかに保存して置くし、オンライン上のPCのハードディスクに極秘情報を保存しておく馬鹿は居ない。その馬鹿が大企業のトップなんだから話にならない。それに情報は分散させるのも当たり前。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下より
4152089849
No.66
(4pt)

特徴的な点をいくつか・・・

世界的なベストセラーになっている本書、
大抵の方は読んで「面白い」と感じるはずですので、
ここでは複合的な要素を持つ本書のうち、
特徴的な何点かについて、記すこととします。

【魅力的な探偵役の登場】
本書の探偵役は2人。
1人はミカエル・ブルムクヴィストという
雑誌「ミレニアム」主宰のジャーナリストで、
彼は40年前の失踪事件を依頼され、調査を開始しますが、
ユニークなのは途中から調査に加わることになる、
「ドラゴン・タトゥーの女」、リスベット・サランデル。
彼女は「映像記憶能力」を持ち、
高等教育を受けていないにも関わらず
天才的な手腕を有する若きハッカー。
精神的に問題があるとして
後見人を付けられている彼女の人物造形が
本書の魅力の一つとなっています。

【実業家一族の悲劇】
本書の主軸となる40年前の失踪事件が起きるのが、
スウェーデンの大実業家、ヴァンゲル一族の住む孤島「へーデビー島」。
作品の冒頭には、この一族の家系図が記されており、
一族の歴史が大きく事件に関わってきます。
事件は、ヴァンゲル一族のある悲劇を描いていきます。

【各部の冒頭の記述が大きなカギ】
4部から構成される本書は、各部の冒頭に、
スウェーデン国内の女性に対する犯罪行為の統計が記されています。
この記述は、作品全体を覆うある事柄に大きく関わっており、
リスベット・サランデルもある性的暴行に関わることになります。

【大規模な不可能犯罪】
40年前の失踪事件は、一族の1人、
ハリエットのヘーデビー島からの消失。
自動車事故で本土との交通が隔絶された状態で起きた事件は、
一種の不可能犯罪の様相。
冒頭にも島の見取り図があり大層思わせぶりですが、
こちらは余り期待しない方がよいかもしれません。
もっともトリックを主体とした小説ではないので、
作品の評価を大きく左右するわけではないと思いますが・・・。

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151792511
No.65
(4pt)

特徴的な点をいくつか・・・

世界的なベストセラーになっている本書、
大抵の方は読んで「面白い」と感じるはずですので、
ここでは複合的な要素を持つ本書のうち、
特徴的な何点かについて、記すこととします。
【魅力的な探偵役の登場】
本書の探偵役は2人。
1人はミカエル・ブルムクヴィストという
雑誌「ミレニアム」主宰のジャーナリストで、
彼は40年前の失踪事件を依頼され、調査を開始しますが、
ユニークなのは途中から調査に加わることになる、
「ドラゴン・タトゥーの女」、リスベット・サランデル。
彼女は「映像記憶能力」を持ち、
高等教育を受けていないにも関わらず
天才的な手腕を有する若きハッカー。
精神的に問題があるとして
後見人を付けられている彼女の人物造形が
本書の魅力の一つとなっています。
【実業家一族の悲劇】
本書の主軸となる40年前の失踪事件が起きるのが、
スウェーデンの大実業家、ヴァンゲル一族の住む孤島「へーデビー島」。
作品の冒頭には、この一族の家系図が記されており、
一族の歴史が大きく事件に関わってきます。
事件は、ヴァンゲル一族のある悲劇を描いていきます。
【各部の冒頭の記述が大きなカギ】
4部から構成される本書は、各部の冒頭に、
スウェーデン国内の女性に対する犯罪行為の統計が記されています。
この記述は、作品全体を覆うある事柄に大きく関わっており、
リスベット・サランデルもある性的暴行に関わることになります。
【大規模な不可能犯罪】
40年前の失踪事件は、一族の1人、
ハリエットのヘーデビー島からの消失。
自動車事故で本土との交通が隔絶された状態で起きた事件は、
一種の不可能犯罪の様相。
冒頭にも島の見取り図があり大層思わせぶりですが、
こちらは余り期待しない方がよいかもしれません。
もっともトリックを主体とした小説ではないので、
作品の評価を大きく左右するわけではないと思いますが・・・。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上より
4152089830
No.64
(5pt)

『1Q84』の「青豆」と似ている!

 予想だにしない謎解きにあ然とし、その後の主人公たちを取り巻く劇的な変化にすがすがしく読み終えた。
 発見だったのは、昨年国内で社会現象となった『1Q84』との共通点である。男女の主人公が交互にエピソードを重ねる物語構造もそうだが、特にリスベットと「青豆」との相似性が顕著だ。女性を虐待する男を絶対に許さず、常識や法に縛られず自分の決めたルールに忠実であるとか、不幸な生育歴から発達障害を負い人付き合いが極度に不得手で、性の衝動に忠実なところも至ってそっくりである。
 加えて北欧を代表する理想の福祉国家のイメージを覆すスウェーデン社会の有りようを知ることが出来る。性におおらかな国民性の印象があるが女性蔑視も根強く、ナチとの歴史的な関わり、ロシアや東ヨーロッパと政府、大企業の癒着など、知られざる素顔もそこかしこに垣間見られ、ジャーナリスト出身の作者らしい社会的メッセージも感じる。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 下より
4152089849