ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女の評価:

4.10/5点 レビュー 228件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.10pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全41件 1〜20 1/3ページ
No.41
(1pt)

冗長。普通につまらない。事件を解決できたのが偶然すぎる。

まず登場人物をいちいちフルネームで書いているので読みづらい。
ヴァンゲル一族は数が多いのでいいかもしれないが、主人公二人や編集部の頻出人物くらいはミカエル、リスベット。
くらいでいいのではないか。
警察でも解決できなかった事件を主人公に頼む理由が不明すぎる。解決に至る道も偶然ばかり。
これでいいのか?リスベットがあれだけすごいハッカーなのになんでお金に困るのか?
ハッキングで儲ければいいではないか。現に2以降はお金には全く困っていない。
ヴァンゲル一族がなぜ離婚しないのか。途中で軽く謎として投げかけられるが最後までわからないまま。
聖書の文章に基づいて連続殺人するのは「セブン」のパクリ?
つまらなくて読みづらいので読むのにすごく時間がかかりました。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151792511
No.40
(2pt)

英語訳で読んで

一部内容が下品すぎるように思います。それでも第1部は意地になって読み通しました。結果、ベルイマンの国に対する印象がかなり変わりました。実は3巻セットで購入してしまっていたので、これは大失敗でした(このミステリがすごい!系の雑誌はもう信じない)。第2部の半ばで挫折。この著者とは趣味が合わないかな。まぁ、もう書けないからいいんですけど。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151792511
No.39
(2pt)

英語訳で読んで

一部内容が下品すぎるように思います。それでも第1部は意地になって読み通しました。結果、ベルイマンの国に対する印象がかなり変わりました。実は3巻セットで購入してしまっていたので、これは大失敗でした(このミステリがすごい!系の雑誌はもう信じない)。第2部の半ばで挫折。この著者とは趣味が合わないかな。まぁ、もう書けないからいいんですけど。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上より
4152089830
No.38
(2pt)

翻訳が、、、、

基本的にはまぁまぁ面白いお話しだと思うのですが、翻訳が悪いのか、途中まとまりのない文章が続く箇所が何度かあり、それまで頭の中に流れていた画像がそこでプッツリと途切れ、文字の羅列ばかりで、内容が頭に入ってこない所があります。 一応シリーズ全部購入したので、読み切る予定ですが、、、上手くない文章部分は斜め読みしてイメージだけサラリと捉えていく方がよさそうです。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151792511
No.37
(2pt)

翻訳が、、、、

基本的にはまぁまぁ面白いお話しだと思うのですが、翻訳が悪いのか、途中まとまりのない文章が続く箇所が何度かあり、それまで頭の中に流れていた画像がそこでプッツリと途切れ、文字の羅列ばかりで、内容が頭に入ってこない所があります。 一応シリーズ全部購入したので、読み切る予定ですが、、、上手くない文章部分は斜め読みしてイメージだけサラリと捉えていく方がよさそうです。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上より
4152089830
No.36
(2pt)

そんなにいいかな?

上巻は多彩な人物や謎めいた状況など興味を惹かれたし、リスベットパートとミカエルパートの切り替えがうまいなと思ったけど下巻になるとこちらのテンションがどんどん下がる。
大金持ち一族の少女が失踪した40年前の事件の真相というからロマンチックなストーリーかと思ったら想像と違った。
想像と違うのは著者に責任がある訳ではないのでそれで評価を下げたりしないけどなんだかなーという展開になる。
ネタバレになるので細かいことは言わないけど一番気に入らないのは「天才ハッカー」というキャラ。
ウイリアムギブソンの「ニューロマンサー」あたりからだと思うけどフィクションの世界に天才ハッカーだのスーパーハッカーが頻出するようになった。
ハッキングのプロセスも書かずに「天才ハッカーだからどこでも侵入できる」とか「天才ハッカーだから何でも盗める」では「魔法使いだからどんな鍵も開けられる」「超能力者だから人の考えはお見通し」といってるのと変わりない。
リアリズム重視の社会派ミステリーのくせにアプローチはおとぎ話に過ぎない。
だいたい天才ハッカーのくせに使ってるのは特にチューンした様子もない市販のノートPC一台。
そもそも2000年代中ごろのハッカーはmac使わないと思う。
こんなところで著者の「天才ハッカー」=「魔法使い」的な思い込みの安直さが露見する。
リベラル派の経済ジャーナリストだそうだからきっとウィンテル帝国が嫌いなんだろう。

ことの真相が明らかになってからのページがいっぱいあって、これ以上何をいうことがあるのかと思って読むとおそらく続編の伏線だと思うけどどうでもいい編集者をはめる話とか、ミカエルというより著者の経済問題に関する持論とかでうんざりする。
余韻を感じさせてさっさと終わらせてくれ。
チューリッヒのリスベットの行動も不要。
そんなことできるならMacBook一台のためにフェ○チオすることもないだろう。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151792511
No.35
(2pt)

そんなにいいかな?

上巻は多彩な人物や謎めいた状況など興味を惹かれたし、リスベットパートとミカエルパートの切り替えがうまいなと思ったけど下巻になるとこちらのテンションがどんどん下がる。
大金持ち一族の少女が失踪した40年前の事件の真相というからロマンチックなストーリーかと思ったら想像と違った。
想像と違うのは著者に責任がある訳ではないのでそれで評価を下げたりしないけどなんだかなーという展開になる。
ネタバレになるので細かいことは言わないけど一番気に入らないのは「天才ハッカー」というキャラ。
ウイリアムギブソンの「ニューロマンサー」あたりからだと思うけどフィクションの世界に天才ハッカーだのスーパーハッカーが頻出するようになった。
ハッキングのプロセスも書かずに「天才ハッカーだからどこでも侵入できる」とか「天才ハッカーだから何でも盗める」では「魔法使いだからどんな鍵も開けられる」「超能力者だから人の考えはお見通し」といってるのと変わりない。
リアリズム重視の社会派ミステリーのくせにアプローチはおとぎ話に過ぎない。
だいたい天才ハッカーのくせに使ってるのは特にチューンした様子もない市販のノートPC一台。
そもそも2000年代中ごろのハッカーはmac使わないと思う。
こんなところで著者の「天才ハッカー」=「魔法使い」的な思い込みの安直さが露見する。
リベラル派の経済ジャーナリストだそうだからきっとウィンテル帝国が嫌いなんだろう。

ことの真相が明らかになってからのページがいっぱいあって、これ以上何をいうことがあるのかと思って読むとおそらく続編の伏線だと思うけどどうでもいい編集者をはめる話とか、ミカエルというより著者の経済問題に関する持論とかでうんざりする。
余韻を感じさせてさっさと終わらせてくれ。
チューリッヒのリスベットの行動も不要。
そんなことできるならMacBook一台のためにフェ○チオすることもないだろう。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上より
4152089830
No.34
(1pt)

期待はずれ。

見かけ倒しの猿芝居。お金をもらっても読みたく無い。外国での評価がどうであれ、もっと自分の評価を確立せよー評論家よ
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151792511
No.33
(1pt)

期待はずれ。

見かけ倒しの猿芝居。お金をもらっても読みたく無い。外国での評価がどうであれ、もっと自分の評価を確立せよー評論家よ
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上より
4152089830
No.32
(1pt)

わからない・・・・

なぜこの本が評判になったのか、よくわかりません。
私の興味のツボから外れているだけなのかもしれませんが。
キャラクターに魅力がないのか?
スウェーデン経済界の話に関心が持てないからか?
とにかく、途中で挫折。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上より
4152089830
No.31
(1pt)

わからない・・・・

なぜこの本が評判になったのか、よくわかりません。
私の興味のツボから外れているだけなのかもしれませんが。
キャラクターに魅力がないのか?
スウェーデン経済界の話に関心が持てないからか?
とにかく、途中で挫折。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151792511
No.30
(1pt)

ミステリーとして成立していない

読後、落胆がひどくて読書一般への意欲が一時的に失せたほど。これが世界的ベストセラー? 
まず、ミステリーとして成立していない。これが致命的。登場人物に一応説明させていますが、あの方法では不可能です。ネタバレするので詳述できませんが、結婚云々は問題ではなく、それ以前に不可能ということ。その決定的な欠点を敢えて無視しても、がっかりな出来です。おどろおどろしい雰囲気の事件のはずが、後半やけにあっけらかんとした展開となり、コミカルにさえ。明かされた謎が衝撃的ならまだしも、「また、このモチーフなのねん……」と。一族の仰々しい家系図はこけおどしでした、とだけ言っておきましょう。戦前のナチズムへの傾倒というモチーフの使い方も紋切り型(欧米人は、ほんっと、好きね)。ミカエルの訴訟問題と少女失踪事件の謎解きとの分量のバランスの悪さに悩まされるのですが、続編を書いてシリーズ化させたいという作者の欲求に読者がつきあわされただけ、という気がするのは私だけ? ミレニアム2も同時に購入も、未読のままお蔵入り。
世界的ヒットになったのは、サディスティックな描写がてんこ盛りだから、でしょうか、やはり。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上より
4152089830
No.29
(1pt)

ミステリーとして成立していない

読後、落胆がひどくて読書一般への意欲が一時的に失せたほど。これが世界的ベストセラー? 
まず、ミステリーとして成立していない。これが致命的。登場人物に一応説明させていますが、あの方法では不可能です。ネタバレするので詳述できませんが、結婚云々は問題ではなく、それ以前に不可能ということ。その決定的な欠点を敢えて無視しても、がっかりな出来です。おどろおどろしい雰囲気の事件のはずが、後半やけにあっけらかんとした展開となり、コミカルにさえ。明かされた謎が衝撃的ならまだしも、「また、このモチーフなのねん……」と。一族の仰々しい家系図はこけおどしでした、とだけ言っておきましょう。戦前のナチズムへの傾倒というモチーフの使い方も紋切り型(欧米人は、ほんっと、好きね)。ミカエルの訴訟問題と少女失踪事件の謎解きとの分量のバランスの悪さに悩まされるのですが、続編を書いてシリーズ化させたいという作者の欲求に読者がつきあわされただけ、という気がするのは私だけ? ミレニアム2も同時に購入も、未読のままお蔵入り。
世界的ヒットになったのは、サディスティックな描写がてんこ盛りだから、でしょうか、やはり。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151792511
No.28
(1pt)

感想

知人にすごく勧められました。
この手の本は、散々読みまくった自分。

それでも、知人の熱意に負け、購入し、読んでみることに。
正直なところ、予想通りの「質」なので、がっかりもしません。

読んだことがあるような人物設定と脚色。
知人がどうしてあのような勢いで私に勧めてきたのか不思議だ。

とにかく。
ある程度、この手の本を読みこんでいらっしゃる方は、十中八九失望するので、この本はお薦めできません。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上より
4152089830
No.27
(1pt)

感想

知人にすごく勧められました。
この手の本は、散々読みまくった自分。

それでも、知人の熱意に負け、購入し、読んでみることに。
正直なところ、予想通りの「質」なので、がっかりもしません。

読んだことがあるような人物設定と脚色。
知人がどうしてあのような勢いで私に勧めてきたのか不思議だ。

とにかく。
ある程度、この手の本を読みこんでいらっしゃる方は、十中八九失望するので、この本はお薦めできません。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151792511
No.26
(2pt)

描写が冗長に感じる

100ページ以上読んでも何もおきない。何もはじまらない。

だらだらと登場人物のことを書きつらねている。
ドラゴンタトゥーの女がいかに優秀かということを約20ページで説明している。
2ページで終わらせてほしい。

簡潔に説明できるのに、無駄に細かいところまで書いている。

独自の比喩があるわけでもなく、ただ物語を説明しているだけ。
電化製品の説明書を読んでいるような気分になった。

映画版も見たのだが、脚本は原作の7割ほどをけずったらしい。
なっとくである。いらない描写がおおすぎる。

ながい文章を読むのがお好きな方にはいいのかもしれない。

だが、推敲に推敲をかさねた洗練された文章が好みの方は絶対にたのしめない。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上より
4152089830
No.25
(2pt)

描写が冗長に感じる

100ページ以上読んでも何もおきない。何もはじまらない。

だらだらと登場人物のことを書きつらねている。
ドラゴンタトゥーの女がいかに優秀かということを約20ページで説明している。
2ページで終わらせてほしい。

簡潔に説明できるのに、無駄に細かいところまで書いている。

独自の比喩があるわけでもなく、ただ物語を説明しているだけ。
電化製品の説明書を読んでいるような気分になった。

映画版も見たのだが、脚本は原作の7割ほどをけずったらしい。
なっとくである。いらない描写がおおすぎる。

ながい文章を読むのがお好きな方にはいいのかもしれない。

だが、推敲に推敲をかさねた洗練された文章が好みの方は絶対にたのしめない。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151792511
No.24
(2pt)

ちょっとがっかり

正直なところ、期待はずれでした。「捜査手法が細かく書き込まれた云々」などのうたい文句を見て本屋で購入したのですが、確かに一見ややマニアックに書き込まれているように思えたものの、唸るほど細かく書き込まれているようにも思えず、期待はずれに終わりました。
その上途中でなんとなく、被害者とされる人物のその後も、そして犯人までもが推測できてしまいました。それにもかかわらず、終盤に入っても動機はまったく見えてこないまま。結局、最終局面を迎えるまで動機らしい動機は浮かんでこず、最後の最後で突然驚愕の事実が明らかになります。個人的には家族間の嫉妬などが動機かなと思い、最終局面でその辺の心理が詳しく明かされるのなら「まあ良いか」と思っていたのですが、違いました。良くも悪くも結末はあまりにも驚愕的で、思わずのけぞることとなりました。このような展開をダイナミックと表現することも可能かもしれませんが、どちらかと言えば唐突過ぎるという感じでどうしても受け入れることができません。こんな風に感じてしまう一番の理由は、犯人および犯人周辺の人物に関する書き込みが足らないためでしょう。これだけ長い小説であるにもかかわらず、彼らの人物象がちっとも見えないままにストーリーは進み、最後の最後でやけにあっさりと犯行の状況や動機が明かされることとなります。結果、読後の感想は「なんじゃそりゃ」という感じになり、拍子抜けの気分で読み終えることになります。
ちなみにこの小説のウリの登場人物、リスベット。彼女に関しては偏った人物像をそれなりに面白いと思ったものの、キャロル・オコンネルのキャシー・マロリーの偏り具合の方が上で、個人的にはマロリーに軍配を上げたい気がします。善悪の基準が曖昧だったり、ハッキングの天才だったりといった設定に関して両者はどことなく似ていますが、リスベットは容疑者の周辺を嗅ぎまわるのみ。彼らと直接対峙することが無いため、結果的に容疑者達の人物像が希薄なままにストーリーも進んでいくことに。
一方マロリーは直接容疑者に接触して追い詰めていく捜査手法をとるため、その過程で容疑者達の人物像も必然的に炙り出されていくことなります。結果、人間模様の面白さがストーリーの中で浮き彫りとなり、小説としてもマロリーシリーズの方が読み応えがあるように思えるのですが、このあたりは個人の好みで評価は分かれるのでしょう。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上より
4152089830
No.23
(2pt)

ちょっとがっかり

正直なところ、期待はずれでした。「捜査手法が細かく書き込まれた云々」などのうたい文句を見て本屋で購入したのですが、確かに一見ややマニアックに書き込まれているように思えたものの、唸るほど細かく書き込まれているようにも思えず、期待はずれに終わりました。
その上途中でなんとなく、被害者とされる人物のその後も、そして犯人までもが推測できてしまいました。それにもかかわらず、終盤に入っても動機はまったく見えてこないまま。結局、最終局面を迎えるまで動機らしい動機は浮かんでこず、最後の最後で突然驚愕の事実が明らかになります。個人的には家族間の嫉妬などが動機かなと思い、最終局面でその辺の心理が詳しく明かされるのなら「まあ良いか」と思っていたのですが、違いました。良くも悪くも結末はあまりにも驚愕的で、思わずのけぞることとなりました。このような展開をダイナミックと表現することも可能かもしれませんが、どちらかと言えば唐突過ぎるという感じでどうしても受け入れることができません。こんな風に感じてしまう一番の理由は、犯人および犯人周辺の人物に関する書き込みが足らないためでしょう。これだけ長い小説であるにもかかわらず、彼らの人物象がちっとも見えないままにストーリーは進み、最後の最後でやけにあっさりと犯行の状況や動機が明かされることとなります。結果、読後の感想は「なんじゃそりゃ」という感じになり、拍子抜けの気分で読み終えることになります。
ちなみにこの小説のウリの登場人物、リスベット。彼女に関しては偏った人物像をそれなりに面白いと思ったものの、キャロル・オコンネルのキャシー・マロリーの偏り具合の方が上で、個人的にはマロリーに軍配を上げたい気がします。善悪の基準が曖昧だったり、ハッキングの天才だったりといった設定に関して両者はどことなく似ていますが、リスベットは容疑者の周辺を嗅ぎまわるのみ。彼らと直接対峙することが無いため、結果的に容疑者達の人物像が希薄なままにストーリーも進んでいくことに。
一方マロリーは直接容疑者に接触して追い詰めていく捜査手法をとるため、その過程で容疑者達の人物像も必然的に炙り出されていくことなります。結果、人間模様の面白さがストーリーの中で浮き彫りとなり、小説としてもマロリーシリーズの方が読み応えがあるように思えるのですが、このあたりは個人の好みで評価は分かれるのでしょう。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151792511
No.22
(2pt)

人工物

作者の考えを色濃く反映した人工物。後からストーリー、キャラクターを肉付けした感じで、この人作家と言うよりジャーナリストなのだと変に納得してしまう。ミステリーにしては謎解きはチープだし、登場人物も一見濃いようでいて、かなり薄味。架空の人物です!感が拭えず、シリーズ物のヒーロー・ヒロインとするには、イマイチ魅力に欠ける。

それでも悪くない出来には仕上がって入ると思う。お題も(提示された時点では)興味をそそられるし、展開もまぁまぁスリリング。お時間があればどうぞ。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上 Amazon書評・レビュー: ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上より
4152089830