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騙し絵の檻



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騙し絵の檻の評価: 3.73/5点 レビュー 11件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.73pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(1pt)

暗い檻。

まずなにより、作中で場面が変わっているのに行続きである、そして過去のシーンへ行くときに1行空白をあけるだけ、という点がめちゃくちゃ不可解。翻訳者の力不足だろうか?そして肝心の物語だが、すごく暗い。十数年、誰かにはめられて無実の罪で刑務所にいた男が主人公なのだから、明るくハッピーにいこうぜ!とは言わないが、地の文も描写も会話も展開も恐ろしく暗く、そしてここが一番大事なことだが、超退屈。なんだか外国のミステリって、ラスト以外はすべて退屈、という本ばかりではないか?(フロスト警部シリーズは除く)ラストの犯人指摘シーンでも、別に驚かないし、感心もしないし、そこまで推理できるのなら序盤と中盤の懊悩はなんなんだよ!という感じ。読み終わって、とても疲れました。この作品が40ページくらいの短編なら、15倍は面白くなったと思う。これがベスト1に輝いた作品というのなら、外国の作品はしばらく読まないでおこう…。
騙し絵の檻 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:騙し絵の檻 (創元推理文庫)より
4488112048
No.2:
(2pt)

いまいち

本格ミステリベスト10にてゼロ年代本格ミステリの一位に選ばれていたので期待して読みましたが、結果はタイトルの通り。

まず本格としてのくくりは、人それぞれですが、本作はかなり緩めです。
殺人の状況も、主人公が監獄に入れられていたことの怒りとか不満とかをダラダラとした筆致で述べる間に、ダラダラと描かれるので、きれいに整えられません。
物語も「'A.現在のメインプロット」「'B.被害者が殺された当日」「'C.逮捕されて尋問されている時」「'D.監獄での出来事」が入れ替わり立ち代わり述べられ、非常に入り乱れています。

そのため殺人状況の設定も甘く、最後に犯人が分かっても、「へー」といった感じで盛り上がりに欠けます。

また主人公がかなり嫌味ったらしく、同じ会社の人間(容疑者)に迫るので、読んでいて愉快ではありませんでした。
尋問する時も「今回は監獄式でビビらせてやるか」とかなんとか独白しており、はっきり言ってかっこよくない。
しかも、相手に反論されると「俺は16年間も監獄にいたんだぞ」とか言って同情を買おうとする。
そんなのいきなり現れて仕事の邪魔される側からすれば知ったこっちゃないって感じでしょう(その一言で容易く折れる容疑者側も人形みたいで作り物めいたキャラクター)。

そして最後は、今までは「俺は正義の復讐をするんだから俺の行動は全て容認されるんだ」式で、色々な人に失礼な尋問を繰り返した挙句、
会社の人間たちの(犯人じゃなく、推理の内容にも関係ない)プライベートな事柄を推理披露の場でドヤ顔で暴露
(主人公がしつこく自宅に押しかけて、捜査のためだと言うから仕方なく、内緒ということで話してくれたことも平気で)した後に、
とってつけたように犯人の名前を言って終わり。
多分主人公が冤罪を食らった(誰も助けなかった)のは、こいつに人望がなかったからじゃね? と思えてしまいました。
騙し絵の檻 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:騙し絵の檻 (創元推理文庫)より
4488112048
No.1:
(2pt)

翻訳者が下手?

なんか期待してたのに、訳し方が下手なのか、あらすじを読んでるみたいに感じたのは、私だけでしょうか? プロットがと言う前に、文章にしらけてしまいました。
騙し絵の檻 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:騙し絵の檻 (創元推理文庫)より
4488112048

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