■スポンサードリンク
通り魔
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
通り魔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
オチは、なあんだ、みたいなモンだが、こいつは良い。 田中小実昌センセだと、ちゃんと読める。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
訳者は故人ですしあまり悪くは言いたくないのですが、内容はともかく「ひらがなが多すぎます!」小学生でも読めるようにしたのか?ページ数を意識したのか?単なる怠慢なのか?真意はわかりません!小説家の中には意図的にひらがなを使用する人もおられますが(日本人作家)これはちょっと気になりますね。逆に漢字だからこそ伝わる部分もあるので。私的には残念というのが感想です。読了してから又考えます!その後シリーズ第2弾を読み終わり、犯人が最後までわからないのはパターンのようです。冒頭でも述べましたが、相変わらず、ひらがなが多く、カクテルのマティーニをマルティニやお食事をご食事としたり、?という部分が見受けられます!まあ小学生なら私のような偏屈はおらず、純粋に楽しめるでしょうから、老若男女を対象にした娯楽小説として認識します⭐️ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本編が面白いのはもちろん。 田中小実昌のあとがきも興味深い。 買うべし | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
87分署の管轄で通り魔事件が横行し・・・というお話。 メインキャラクターのキャレラは新婚旅行で不在で、他のシリーズキャラクター(マイヤー・マイヤー等)が活躍している作品になっております。この時点でシリーズが長期化する事を予想していたか否かは判りませんが、後で常連になるキャラが存在感があるので、ある程度そういう予測をしていたのかも。 メインの事件は特に革新的な事はしておりませんが、納得できる結末なのでまぁ面白かったです。まだ淡泊な印象ですが。 小実昌さんが、東大を出てテキ屋をしていたという事でやくざ言葉や隠語をよく知っていたそうで、この翻訳でも結構リアルな言葉が出てきて生生しいです。ソープもトルコ風呂となっていたり、時代を感じさせます。 これから充実していくシリーズの過渡期作。お暇ならどうぞ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「警官嫌い」にはかなり劣ると思います。独特の雰囲気がかなり希薄になっています。原因は翻訳者が変わったのが非常に大きいと思います。何故変えたのか。こうなると今回はクリングとクレアの愛の始まりの物語として読んだ方がよいのではないでしょうか。なかなかの恋愛小説です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
序盤、中盤と読み進めていき、さあ犯人逮捕という段階になります。 なんとこの連続暴行犯、毎度の犯行時にあるセリフを言い放つのですが それが自分の「本名」だったことが判明。 なのになぜ、犯行を重ねることができたのか?? 本名がわかってんだからもっと早く逮捕できただろ!!まったく。というか これって推理小説として成り立つのか?? 意表をつくといえばつくんだけど・・・。 著者の作品は日本でも映画化やドラマ化もされているし、 この本は87分署シリーズ初期作品でもある。 個人的にはオススメしかねるのだが、一読はしてみてほしい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
翻訳者の田中小実昌は、今から87年前の1925年4月29日に東京で生まれて12年前の2000年に74歳で亡くなった小説家・エッセイスト、そしてミステリー翻訳家。 この87分署シリーズは49年間で56編が書かれ、警察小説というジャンルを確立して今までに数多くの映像化された作品ですが、本書は大都会の犯罪者を追い詰める警官達の悲哀をくっきりと描いたシリーズ第2作目。 一応彼は直木三十五賞作家なのですが、そんなことなどまったく知らなくても、またはその存在すら全然知らなくとも、早川書房のポケミスや文庫を中心に、本書のエド・マクベインをはじめとして『死体置場は花ざかり』のカーター・ブラウンや『死の第三ラウンド』のウィリアム・アイリッシュ、そして『銃弾の日』のミッキー・スピレインや『猫は夜中に散歩する』のA・A・フェア、それに『血の収穫』のダシール・ハメットや『湖中の女』のレイモンド・チャンドラー、さらに『憂愁の町』のロス・マクドナルドや『霧の壁』のフレドリック・ブラウンなどなど、おそらく100冊近い主にハードボイルドの翻訳本がありますから、その内の一冊でも手に取ったことがある人はきっといらっしゃるはずだと思います。 私は幸か不幸か、リチャード・マシスンの『地球最後の男・・人類SOS』というハヤカワ・ノヴェルズの一冊をSFとして読んだ小4の時が田中小実昌との最初の出会いだったのですが、まさかこれが13年後の2007年にウィル・スミス主演で『アイ・アム・レジェンド』として3度目の映画化がなされるとは夢にも思っていませんでした。 それから、中学生になってポケミスから早川・創元文庫をはじめミステリーの魔境、いや桃源郷に入り込んで、気がつけば彼には随分とその翻訳にお世話になったことを自覚しているとき、同時に映画関連の本も手当たり次第に読むうちに、映画に関するエッセイ『ぼくのシネマ・グラフィティ』や『コミマサ・シネマ・ツアー』にも出会い、両方で田中小実昌という名前を発見して驚き、そして高校生になってから『ポロポロ』や『アメン父』や『イザベラね』などという、今までの小説観を吹き飛ばされるほどの軽いノリ、もしくは身辺雑記・私小説ふうの記述の奥にある深遠な思惟小説と、まさに正面衝突して、また衝撃を受けるのでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
87分署シリーズの第1作。 本邦の刑事映画、刑事TVドラマが幾度もモチーフにした傑作警察小説。 87分署の刑事達は年月と共に変遷があるものの、 シリーズを代表するキャレラ刑事はこの第一作にも登場する。 本編は後の大河警察小説の体裁ではなく、純粋なミステリー小説として書かれいる? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
87分署シリーズの第1作。本邦の刑事映画、刑事TVドラマが幾度もモチーフにした傑作警察小説。87分署の刑事達は年月と共に変遷があるものの、シリーズを代表するキャレラ刑事はこの第一作にも登場する。本編は後の大河警察小説の体裁ではなく、純粋なミステリー小説として書かれいる? | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!