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汝、星のごとく
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汝、星のごとくの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全282件 261~280 14/15ページ
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美しくて、繊細で、切なくて、息ができなくて。 自分の心の奥底にある傷が久しぶりに疼くのを感じました。 傷つき傷つけ、回り道しながらも、こんなふうにストレートに人を愛したい、愛されたい、心からそう思います。 純粋だった二人の思い出の景色を眺めながら、愛される人に側に付き添われながら、死んでいきたい。 表現が素晴らしく心に響くものが多く、初めて小説なのにマーカーを引きながら読みました。 Kindleなのでマーカー部分だけを呼び出してその表現をじっくりと味わい、また涙しています。 | ||||
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これを名作と言えない人は幸せかもしれない。人生は繰り返す。子は親を見て育つ。 初めて東野圭吾の白夜行を読んだ後の読後感と似ている。 | ||||
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繊細な心理描写によって紡がれる物語です。登場人物と現実で接していないのにあたかもそこにいるかのように感じられて、そして、それぞれの行動に不思議と納得してしまう…。 自分でもびっくりするぐらい、夢中になった数日間でした。 | ||||
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なんとなく読み始めた本だけど、思ったよりとてもよかった。毒親ってなんなんだろうな | ||||
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とにかく素晴らしい‼️ | ||||
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親の都合によって足かせを負い、自由な選択をすることができずに育った暁海と、親の都合には負けずに自分の道を切り開こうとしたが、運が悪く最終的には命を含めた全てを失った櫂の話。 暁海と櫂のどちらが正しいとも言えず、さまざまな困難がたびたび2人を襲っていたが最終的には2人は2人でいることでしかその辛さを克服することはできない。 夕星、海、黄昏など色をイメージした描写が多い反面、LGBTやヤングケアラー、自殺、病気、酒、今の社会が抱えきれない問題が数々登場し、現代らしい(それに寄せた)作品であった。 プロローグとエピローグが同じ内容であるがゆえに、最後を読んだ時に「そういうことか!」と合点がいく仕組みになっていた。 愛と呪いと祈りは似ているという言葉がなんとなく気に入った。 | ||||
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よくこんなに上手に心の機微を言語化できるなぁ。それも、ちょっと回りくどく書き過ぎじゃないとは思わせないギリギリのところで寸止めしている感じ。 プロットのオリジナリティ感もいい。突拍子もない話ではないんだけれども既読感はまったくない。しいて言えば、舞台を「愛媛」にしているところが8月の母に似ているけど、出版が4ヵ月しかかわらないので、どっちがどっちを倣ったとかいうことじゃないんだろうな。 | ||||
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この物語に生きる人達はみな痛々しく愛おしい。そして、心に届くたくさんのことばがある。本の中にたくさんハイライトした。 自分という人生を生きることは、選択を繰り返すということ。それがいつも怖いのだ。 普通や当たり前という虚像に痛めつけられながらも、大人も子供も性別も関係なく、自分の選択を繰り返すほどに、強くなっていく。 | ||||
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本当に感動しました。心から、出逢えて良かった。そんな本です。 | ||||
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美しい描写とリアルな人間関係、疎ましい劣情と焦がれるほどの熱情、すべてが相まって素敵な作品でした。すぐに再読しようと思います。 | ||||
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なんて人生はこんなにもままならないんでしょうか。 最後のエピローグでもう何とも言えない気持ちになってしまった。不意打ちのタイトル回収…。 正しさに押しつぶされつつも必死に生きた登場人物たちの物語でした。 にしてもとっても引きずる読了感…。 読み終わったあとに変な声出してしまうくらいに。 片方が上がると片方が下がってるというか、でも最後はこの時飛び出せて良かったと思うし、良き最後だったと思えるという。 やっぱり凪良先生は凄いな。 読めて良かったです。 | ||||
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"流浪の月"を読み、凪良ゆうさんの本は欠かさず読むようになりました。どれも読んで良かったと思える作品ばかりでした。 そんな中での今作、胸に響く作品は多々ありますが、実際に涙が出てしまったのは久しぶりでした(東野圭吾さんの"秘密"以来か)。 素晴らしい作品です。まだまだ凪良さんの作品は読み続けたいと思います。期待してます! | ||||
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女性を愛する女性の私は、付き合う事も好きだとも言えず好きな人がだらだらと長く心の中にいる事をどこか恥ずかしいと思っていた。13年付き合っていた彼女が知らない男と子供を作って分かれざるを得なくて、今でもたまに連絡をとっている事を恥ずかしくて情けないと思っていた。でも何に対してそう思っていたんだろう。自分は人と違うと幼稚園の頃に気付いて、生きて来たのに。 やっぱり本に出会う事に意味があるなと心から思った。自分を幸せは自分で決めるんだ。生きてるだけで迷惑かけあっているのに、正しく生きる事をどうしても気にしてしまう。誰に何を言われたら満足するんだろう。そこには答えは無いんだ。自分で捨てたり選んだり、傷付いて傷付けて、泣いたり笑ったり、転んだり立ち上がったりして、過ごしていくんだ。 自由だと言ってもどこかに所属している。すごく納得して、安心した。経済的に自立する事は誰にとっても大切な事で、それもすごく納得した。一人で生きたいなんて全く思って無いから、自分で選んで誰かの関係に所属して、お互いに優しく生きていけたら良いな。 読む前よりも幸せという物が、窮屈でなく適度に緩くてどこかずれてて変でも、それでもお互いが思い合えれば、それを知ってくれている人が数人いれば十分だんだなと思えた。 本当に今このタイミングで読めて良かった。 凪良ゆうさん、ありがとう。良い日曜日になりました。 | ||||
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凪良先生の新刊ということで、読んでみました。 色んな感想があるだろうなーとか好き嫌いが別れるかもなーとは思いますが、自分は好きでした。 個人的には著作では「わたしの美しい庭」の方が好きかな? | ||||
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夕方、西の空にひときわ明るく輝く金星。 宵の明星のことを”夕星(ゆうづつ)”と言うのを初めて知った。 打ち上げられた花火は”夕星”となって。 想いは同じなのに分岐点から遠ざかっていき、心の痛みは増すばかり。 たら、ればが繰り返される日々。 想いが重なる場所で、想いよ、ひとつになれとエールを送りたくなる。 珠玉のラブストーリーがここにある。 | ||||
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主人公の紡ぎ出す刺繍の作品と、この作品の全体のイメージが似ている気がします。繊細でキラキラしている。そして儚いイメージなのに丁寧に紡がれているから芯があるけど、とても複雑な糸の交差。 久しぶりに心から感動した小説でした。 そして自分の人生と重なることも多くて読んでいるうちに物語の中にすっぽり入り込めました。 | ||||
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凪良ゆうさんの作品は、『流浪の月』と本作だけ読みました。 面白いですね。 凪良さんは、愛の形について、たくさん考えておられるのでしょう。 また、書き方もうまく、後半への盛り上がりも良かったです。 すばらしい作家です、読めて幸いです。 流浪の月ほど、本作は打ちのめされませんでしたが、心が現実から離れることができました。 次作も楽しみにしておりますm(__)m | ||||
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主人公の暁美と櫂の恋愛を通して、愛とは、幸せとは何かを深く考えさせられる。 「自分の人生を生きることを他の誰かに許されたいの?」 この言葉は私の胸に深く響いた。 情報化が進み、様々な情報が簡単に手に入る一方で見失いがちな自分の人生、幸せ、愛とは何か。 普段周りの目ばかりが気になる方や、挑戦を躊躇っている方等、多くの人の目に止まればと思う。 | ||||
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親が毒親で苦しい。 毒親を切り捨てられない本人の自己責任。 配偶者に不倫された。 される方もされる方。そんな人を選んだ本人の自己責任。 ー生きづらさを吐き出しにくい世の中です。全て自己責任だからです。 「自己責任」は正論です。 薄情な時代ですが、他人の責任まで持つ余裕がないので仕方ない。 そういうわたしも正論側の人間です。 でもこの物語を読んで考えさせられました。 親を捨てることを選べない、不倫した配偶者への感情を割り切れない。 この弱さたちは「親や配偶者を捨てられない優しさ」でもある。 選べない弱さは、捨てられない優しさ。 はっとしました。 わたしは産まれてから何度も、そういう優しさに助けられてきた。 そういう優しさに生かされてきた。 だからといって全ての人の生きづらさに共感はできません。生きるのに精一杯だから。 だけどせめて、大切な人たちの、身近な人の「自己責任」に寄り添ってあげられる人になりたい。荷物を片側持ってあげられる人でいたい。そう思いました。 凪良さんはいつも、人間らしさを思い出させてくれる。 大好きな小説家です。 | ||||
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