■スポンサードリンク
ポピーのためにできること
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ポピーのためにできることの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
代理ミュンヒハウゼン症候群、枯殺、詐欺、正義、家族愛、依存症・・・。イッシーが怖い! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
届いたときの印象はぶ厚い!! そして中を見るとずーっとメールの形式 これは読みにくそうだなぁと思っていたのですが 口コミを見ると皆面白いと言っていたので頑張って読んでみることに メール形式だわ登場人物多いわで初めは人物一覧と照らし合わせながら せっせと読みました。 大体の登場人物が分かってくると はじめ苦に思っていたメール形式も人物の関係が分かりやすくてなかなかいい。 物語が中盤過ぎても事件は起こらないものの 登場人物たちに引き込まれて飽きずに読めました。 分厚いながらもメール形式の会話形式なので難解な部分が全くないために スルスル~と読み終わりました。 凄く面白かった! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
イッシーが恐ろしすぎた いるよね、こういう人 斬新なアイデアのミステリ小説だった メールパートは読み易いけど、チャットの部分はちょっと見づらかったかな | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本は、基本メールやチャットのみで構成されている新感覚のミステリーである。 地の文がないため、非常に読みやすい。 おそらく、この新感覚だけでは普通のミステリーでもいいじゃんという印象を受けるが、この本で特筆すべきは怪物イッシーである。 人によっては、この人物に嫌悪感を抱くと思う。私も最初はその一人だったが、読むにつれ、早くイッシーのパートにならないか楽しみにしながらページをめくっている自分がいた。 謎解き部分に関しては、正直そこまで意外性のあるものではない。 読もうか迷っている方はぜひこの怪物イッシーを体験するために読んでみることをお勧めする。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
(登場)人物が書いたテキストという設定で、それのみで構成されているため、人物の外見や風景の描写はほぼない。読者がイメージできないにもかかわらず人数が異様に多い。ラスト近くになっても、ヘレンて誰でしたっけ?サム?ケル…? 胡散臭いやつら(ほぼ全員)が結局のところその印象通りのやつらでした、では何のひねりも無い。 「地の文では基本的に嘘が無い」お約束があるから読者はそれをよりどころにして推理したり、再読を楽しめる。 いっそのこと、全てのテキストは誰かが一人で書いた妄想の手記のファイルでした〜のほうが読後がすっきりするんじゃないか | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書の形式の斬新さについては既に沢山上がっているから、私が本書を読んでどうしても書いておきたいことをあげておこう。 それは本書に登場するイザベル=イッシーという女性のことである。 彼女は、ヤッホーで始まる長文のメールを誰彼構わず送っているので、それだけを読むと、随分社交的で明るくいつも周りのことに気を配っていて世話好きな女性のように見えるのである。 だが、他の人のメールの内容からから浮かび上がる彼女の評判は、“あのウジウジした娘”とか“ウスノロの役立たず”とか“誰も彼女の言うことなんか聞いていない”などというものだった。 周囲から認められず孤立していた彼女の前にサムが現れ、忽ち彼女はサムに依存するようになる。 サムに送ったメールが一番数が多く、それを読むとサムも彼女と親友づきあいをしていたように読めるのだが、実際はサムはイザベルの付きまといを毛嫌いしていた。 だが自分が調べていることを実行するために彼女の存在を利用したりもしていたのだった。 このイッシーのメールを読んで、その実態との乖離を理解するうちに、次第に湧き上がるイッシーに対する嫌悪感。 そして、いる、いる、こういう人という既視感。 その鬱陶しさ、おぞましさ、妙な図々しさには主役を凌駕する存在感があった。 という訳で、この作品で一番怖かったのは、怪物イッシーだったと言えるかもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
メールや手紙、記事などの構成のみで物語り全てが進行していくというこれまでになかった形式でのミステリー。ものすごくハラハラドキドキするというのではないのだけれども、ページを繰る手が止まらない感じでスルスルと読み進めてしまいました。680ページとかなりのページ数ながらメールの往復がひたすら続き、毎回ヘッダー部分があるので、実質的には500ページくらいのボリュームになるのだと思います。前半は不思議と面白くスルスル読み進めながらも、一体これはなんの事件につながるんだろうか?と狐につままれたような気持ちで読んでいましたが、後半になると一気に謎解きミステリーとなっていきます。個人的には案外前半のミステリーが具体化するまでの方がより面白かった感じです。もちろんミステリーが眼前にハッキリと現れて以降も面白く一気読みしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
邪道であるとわかっていますが、集中力のないときや忙しいときなど、ついつい地の文を飛ばしてしまう私のような人間にうってつけの小説でした。笑 誰が誰に当てたメールか集中するために一気読みがオススメです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
事件の資料である、膨大な関係者のメールのやりとりや新聞記事、供述調書などから推理していくミステリーです。 地の文がないため、読者は関係者のメールなどで語られる断片的な情報をつなぎあわせて「一体何が起こっているか」を推理して読まなければいけません。 …という、読んで理解するのに労力のいるつくりになっているのですが、登場人物達とその人間関係がなかなかに強烈なため、飽きたり疲れたりせず読み進めることができました。 いやー、面白かったです! メールの山から見えてくる出来事、登場人物の性格、精神状態、そして事件の真相。 見事なストーリー展開でした。 ただ、事件に直接関わる訳ではないが読者としては「真相はどうだったのか」と気になるいくつかの事柄が謎のまま残るのがスッキリしないので星4つ評価です。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!