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緋の天空
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緋の天空の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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帝を支え、自らも世の困難に立ち向かう凛とした女性に感銘を受けましたが、字が難しく読みづらい。仮名がふってあればありがたい。 | ||||
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さすが葉室麟さん!楽しく読ませていただきました。 | ||||
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光明皇后を中心に、母三千代、聖武天皇の母宮子など、女性に視点を当てたいい作品でした。 宗教的な面も、現代の感覚で否定するのではなく、その時代の人が感じたであろうと思われる視点で綴られています。 ただ、親子・兄弟関係などの系統がわかりにくかったので、「光明皇后」(瀧浪貞子著、中公新書)に記載されていた系図を参考にしました。 | ||||
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他にも葉室さんの作品はいくつか読んだが他の方もレビューで言われているように人物がぼやけていて面白くなかった。やはり、家系図や相関図が載っていると少しはわかりやすくなったかも。女系天皇推奨の本なのか、政治的なメッセージだったのかしら?と思った。珍しく、全く楽しめなかった。 | ||||
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葉室 麟氏の作品。前作が江戸時代なのに対し今回は平安時代、この時代の感覚の間をどのように作風に写し描き出すのか興味津々で読みました。 また、主人公に女性を持ってきての作品ということも少し興味を抱くました。作者独特の世界観で見事に表現されており非常に面白く読めました。 | ||||
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ただ今回の作品では、主役の光明皇后の活躍が中途半端な感じがして焦点がぼやけている。そこが少し弱いかな。 | ||||
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作品としては面白かったです。ただ、主役の光明皇后の活躍が中途半端で、少し盛り上がりに欠けていたと思います。それと、この時代の登場人物の名前が覚えづらく、簡単な家系図が載っていたら読みやすかったと思います。 | ||||
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葉室麟さんの「秋月記」をとても興味深く読みました。その著者の古代歴史小説ですので、期待感を持って読んだのですが・・・。残念ながら、失敗作だと思います。 古代の歴史なり、人間関係なりの調査や洞察が不足していて、話が面白くなかったです。藤原不比等、県犬養三千代、宮子(聖武天皇の母)、聖武天皇、光明皇后など、どの一人をとっても小説の主人公になりうるドラマと苦悩があったと思われるのに、ほとんど頷かせる物語が書かれていません。 疫病を意図的に流行らせる行為や最後の殺陣のシーンなどは荒唐無稽だと思いました。 | ||||
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この作品 私の読んだ 葉室先生の作品では、 かなり異作でした。 江戸時代の武士の世の作品が主でしたので、 非常に印象がちがって感じ受けられました。 ただ、葉室先生ならではの感覚で、物語が展開していってくれているので、 時代背景がちがうので、その当時の名前、政、暮らしなど、 若干、難ではありましたが、入っていく事は出来ました。 以前、「与楽の飯」という奈良時代、東大寺の廬舎那仏建立にまつわる 物語を読ませていただきましたが、 「与楽の飯」では、廬舎那仏建立に携わる現場での物語で 「緋の天空 」では 、廬舎那仏建立に至るまでの物語。 東大寺の廬舎那仏建立 そんな、背景があったんだ! それほど歴史に詳しくない私にとってはちょっと驚きでした。 それよりも驚いたのが、この時代の家系というかなんというか? それって現在では近親相姦っていっていいのだか? 夫婦そんななの?って感覚? 厄というか血が濃すぎるんじゃ?みたいな 血を血で洗う戦い? この時代 意外とビックリ! 楽しかったです。 でも葉室先生が女性を主に物語を展開させると、 あ~~こんな芯のある女性 って憧れます。 葉室女性って勝手にいってますが、 みんな魅力があります。 | ||||
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奈良時代、聖武天皇を支えた光明子のお話です。 全体として史実を淡々となぞった印象で、出来としては本当に「普通」というのが素直な感想。 主題の一つであろう長屋王の息子膳夫と光明子の微妙な関係もどこか中途半端で、今一つ作品に入りこめませんでした。 著者の作品のファンなので、事前の期待値がちょっと高すぎたのかもしれません。 | ||||
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親子、初恋、夫婦の愛情から描かれた心理ロマン。壮大なスケールでありながらディテールが丁寧に描かれている。秀作。 | ||||
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史実を表面的なぞっただけと感じる作品です。 時代や人物に対する考察も浅く、歴史作家としてクリティカルな視点が作者には欠けているように思えました。この作家の作品はいくつか読みましたが、なぜこの時代を取り上げたのか疑問が残ります。 | ||||
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登場人物の名前の読みの難しいこと。それと相関関係がややこしいこと。いかにこの時代を知らないか思い知らされました・・・。 大化の改新、中大兄皇子や中臣鎌足、蘇我氏等々はなじみがありましたけどネ。大変勉強になったのが実感です。後半の疫病が流行り出してからの展開はさすがに引き込まれました。唐鬼と光明子の直接対決・・・大仏建造などなど。最終の章の物語の続きが最初の章となっている構成も面白いと思いました。さすが葉室さんです! | ||||
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「蜩の記」「冬姫」に続き、3作目の葉室麟作品です。 ネタバレにご注意ください。 藤原不比等(ふひと)と県犬養三千代(あがたのいぬかいのみちよ)の娘、幼名安宿媛(あすかべひめ)、後の光明(こうみょう)皇后の生涯が描かれています。 中大兄皇子(なかのおおえのおうじ 後の天智天皇てんじてんのう)とともに当時、権勢を極め、天皇をさえしのぐ勢いがあった蘇我入鹿(そがのいるか)を討ち、天智天皇の代を開いた藤原鎌足の2男だった不比等。 このあたりの時代のことは、日本史の授業でというよりも、大和和紀の「天の果て地の限り」という漫画で憶えています。 第1章は重苦しかったのですが、第2章から、利発で美しい安宿媛の魅力に引っ張られ、奈良時代にタイムスリップしました。 しかし、安宿媛(あすかべひめ)と、夫となる首皇子(おびとのみこ)。この二人の読み仮名を頭に叩き込むにもかなりの時間を要した私にとっては、兎にも角にも人名がネック。もちろん、相関図片手に読み進めたのですが……はぁー、難しい。 まるで、「ロミオとジュリエット」のように、敵対する家に生まれた藤原不比等を父に持つ安宿媛と、長屋王を父に持ち、首皇子の友として育った膳夫(かしわで)。この二人の悲恋が切なかったです。 光明子と膳夫の生きる道は重なり合ってひとつとなることはなく、どちらかが栄えるとき、もうひとりは亡びる宿命を持たさせてしまう。 それを知りながら、膳夫は、光明子の影となることを選ぶ。 その潔さ、人としての器の大きさ、愛の深さに、涙がこぼれました。 著者葉室麟も、額田王が好きなのでしょうか? この作品でも、夕焼けでうっすらと緋色に染まっていた光明子の横顔を見つめた膳夫に、「茜さす紫野行き漂野行き野守は見ずや君が袖振る」の和歌を詠じさせています。 | ||||
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葉室麟の長編小説「蜩の記」(直木賞受賞)に続いて、本書を読んだことになる。 権謀術数渦巻く権力争い、相次ぐ災害と疫病の奈良時代末期。夫・聖武天皇を支えて、しなやかに生きた光明子を活写した歴史長編である。l 「蜩の記」と比べると筆力は、やや劣る?と思われるが「描かれる世界」に魅了されながら読了できた。 | ||||
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